美しく成長した年頃のバレリー(アマンダ・サイフリッド)は、
両親によって村一番の裕福な一族の跡取りヘンリー(マックス・アイアンズ)との
婚約が決められたことを知らされる。
だが、彼女には幼馴染みで木こりのピーター(シャイロー・フェルナンデス)という、
将来を誓い合った恋人がいた。
2人はすべてを投げ捨てて駆け落ちを決意するが、
血のように真っ赤な満月の夜、すべてが一瞬にして変わってしまう。
バレリーの姉が何者かに殺されたのだ。
この村では長年に渡って、動物の生け贄を捧げることで平和を保っていたが、
“それ”は協定を破ったのだ。怒りに震え、復讐に燃える村人たちは、
魔物ハンターとして名を馳せるソロモン神父(ゲイリー・オールドマン)を村に招く。
だが、やって来たソロモンは、村人たちに思いもよらぬ事実を告げる。
犯人=“それ”は満月の夜だけ狼に変わる人狼だというのだ。
“それ”は正体を隠したまま村に紛れているというソロモンの言葉によって、疑心暗鬼を募らせる村人たち。
次々に犠牲者が増えるなか、パニックに陥ってゆく。
そして13年に一度の赤い惑星と月が並ぶ夜。血のように赤い月の下でついに“それ”は姿を現す。
そして、“それ”はバレリーに話しかける。“俺はお前をよく知っている。一緒に来い”。
一体“それ”は何者なのか?手がかりはダークブラウンの瞳だけ。
愛するピーターなのか?婚約者のヘンリーか?それとも……?
“それ”の目的がバレリーを連れ去ることだと知ったソロモン神父は、
彼女を囮にして広場に拘束する。危機が迫る中、ついに“それ”の正体が暴かれるが……。
(goo映画より)
すいません
赤いずきんのアマンダ・サイフリッドはカワイイな~ って印象しか残ってないですw
赤ずきんちゃんのその後って言われても、ふ~ん、そうなんだぁ。
人狼が誰か!?ってとこは疑って見れば、みんな怪しいって感じで面白かったけど、
そこだけかな。
ヘンリーもピーターそれほどステキに見えなかったしw
ゲイリー・オールドマンが出てきて、偉大なソロモン神父って、
ええっ、そうなのかぁ?と思いつつ観てたら、
しょうがないとはいえ、なかなか鬼畜的な振る舞い!
どこまでエスカレートするかなと思ってたけど、意外にあっさり殺られちゃったしw
こうなると『クロエ』も観たいかも。
娼婦のアマンダは妖艶かな。
本日メディアファクトリーから超創刊だという月刊コミックジーン。
少年マンガ好きの女子のための少年誌というコンセプトらしい。
女の子が少年マンガ(ジャンプやらサンデーやら)を教室で回してるって話は、
お姉の中学時代もそうだったから、
自分が気が付いてからも既に7年経ってるんですよね~。
で、ここにきて専門誌かい。
巻頭カラー作品は『まり†ほり』の遠藤海成の『黒犬O'clock』。
創刊号特別ふろくも『まり†ほり 御星の森放送部』ドラマCD(杉田智和×岡本信彦)と
祇堂鞠也と小野田暁(表紙画ね)が裏表のクリアファイル。
本誌の最後には『まり†ほり』のスピン・オフ4ページ。
う~ん、遠藤祭りか!?
綴じ込みふろくはスペシャル画集『GENE SUMMIT』。
カズアキ、高山しのぶ、okama、tio8、倉花千夏、由良、中村龍徳、ヤスダスズヒトの
8人がそれぞれ見開き1ページずつ。
巻頭カラー記事は『星を追う子ども』新海誠監督インタビューというラインナップですな。
『星を追う子ども』アナザー・ストーリーとして『~アガルタの少年』という
地下世界のシュン&シン兄弟話をひだかあさひ画で新連載ですね。
劇場版のジブリ似画よりこっちの画の方が新海カラーに合ってるような気が…w
この雑誌に掲載されている先生たちは、おばさんには殆ど馴染みがない。
でも、今風の画ってのがこんなのなんだろうというのは分かる( ̄ー ̄)
文化祭行くと女子中高生がみんな、こんなようなマンガ描いてるもんね。
自分が描くと「母の画は古い!!」と娘に一刀両断である。
(しょうがないじゃん、萩尾望都、竹宮恵子で育ったんでからバリバリ少女マンガやで~)
下の娘が喰らいついたのはドラマCD、クリアファイル、
原作:Tennenouji×漫画:渦八 『ラッキードック1 BLAST』( ̄。 ̄)ホーォ。
さてさて、中身はどんなもんか。ゆっくり読んでみましょ。
まあ、レース付けただけですけどw
ジャンスカと合わせるとこうなります。
豪華になったかな?
衿は後ろ側から1.5cmと袖口に使った4.5cmの綿レースを重ね、
縫い目隠しに上から1cmのレースを付けました。
表衿と裏衿で挟むことができないので、裏はこうなってます。
袖はカフス部分も含め18cmほど切り落とし、
共地が無いのでお父さんのワイシャツの生地を拝借。
(着てたワイシャツ切ったんじゃなくて、余ってる生地ねw)
地に斜めの織目が入ってます。
繋ぎ目には1.5cmの梯子レースを付けて、中に6mmのサテンのリボンを通しました。
袖口は4.5cm綿レースの3段重ねです。
さて、うちの娘はこれをどこに着て行くのでしょう…。
バレエの好きな方たちの間で話題になっている7月のNHK BSプレミアム
震災の影響でいろんな海外からの公演が中止や延期になり、
ここんとこNHK-BSでもバレエの放送が無かったんですが、
7月は大盤振る舞いのラインナップできましたね~
NHK-BSプレミアム プレミアムシアター
7月2日(土) pm11:30~am3:30
◇モンペリエ・ダンス・フェスティバル ダンスの30年
◇アンジェラン・プレルジョカージュ振付 パリ・オペラ座バレエ公演 「シッダールタ」
7月9日(土) pm11:30~am3:40
◇パリ・オペラ座バレエ公演 バレエ「ドガの小さな踊り子」
◇パリ・オペラ座バレエ公演 「ランデヴー」
◇ピナ・バウシュ振付 パリ・オペラ座バレエ公演 「オルフェウスとエウリディケ」
7月16日(土) pm11:30~am3:30
◇ベジャール・バレエ・ローザンヌ公演 「アリア」
◇ベジャール・バレエ・ローザンヌ公演 「80分間世界一周」
◇モンテカルロ・バレエ公演 バレエ「ダフニスとクロエ」&「シェエラザード」
7月23日(土) pm11:30~am4:00
◇ジョン・ノイマイヤー振付 サンフランシスコ・バレエ公演「人魚姫」
◇ジョン・ノイマイヤー振付パリ・オペラ座バレエ公演バレエ「椿姫」
7月30日(土) pm11:30~am3:30
◇アメリカン・バレエ・シアター 日本公演2011から バレエ「ドン・キホーテ」
◇サンクトペテルブルク白夜祭2008から
ゲルギエフ指揮 バレエ「火の鳥」「結婚」「春の祭典」
楽しみなのは2日のパリ・オペ「シッダールタ」、9日のパリ・オペ「ドガの小さな踊り子」
23日ジョン・ノイマイヤーの「人魚姫」と「椿姫」
30日ABTの「ドン・キ」は23日にダニール・シムキンで公演する舞台を
1週間後にTVで放送するんですね~。
2009年にシムキンの「ドン・キ」見た時は少年にしか見えなかったって感想書いてましたw
さて、今回はどうかな?
7月のABT公演は行くか迷ってて、チケット取ってないんですよ。
イーサン来ないし、シムキンはこれで見られるから、
あとはホールバーグを観に行くか!?迷うな~。
上野にある国立西洋美術館で
開催されている『レンブラント 光の探究/闇の誘惑』に行ってきました。
震災の影響で開催初日から一週間臨時休館だったのですが、
無事に始まり、6月12日(日)が最終日です。
今日は朝から雨が降っていたので、昼過ぎ雨が上がった頃から
会場が混んできました。
闇と光の魔術師レンブラントは大きな作品である《夜警》などが有名です。
今回の展示は版画がたくさんあると聞いて行きましたが、
一つ一つの作品がビックリするほど小さい!!
ハガキ大ならまだいい方で、5cm角くらいの大きさに細か~いエッチング…
顔を寄せないと何を描いているのかわからない物もありました。
シバシバしている眼で見るのは大変でした
面白かったのは一つの原版から別種の紙に刷った同じ作品を比べて展示していたことです。
アムステルダム国立美術館や大英博物館、
ルーブル美術館、ボストン美術館などでそれぞれ持っている作品、
本来なら並べて観賞することができないものを並べているのです。
ただもう少し近づけて展示して欲しかったです。
隣同士に並んでいるのですが、間をたっぷり取っているため、
見比べるのがちょっと大変でした。
見どころはやはり、最後にズラ~っと並んだ
《3本の十字架》と《エッケ・ホモ(民衆に晒されるキリスト)》かな。
西洋紙、和紙、オートミール紙などいろんな紙に刷ってあるドライポイント作品。
大きさも40~45cmくらいありますから見やすかったですw
和紙はインクの吸いこみがいいらしく、西洋紙より全体に黒いというか、
闇が濃い仕上がりになってます。
西洋紙やオートミール紙は白っぽい分、細かい描写もきれいに見る事ができました。
当時は和紙刷り作版画が高級品だったのかもしれませんが、
今見るとスミベタでつぶれてませんか?って印象で、
オートミール紙などに刷った作品の方が好きでした。
数は少なかったですが油絵作品は、さすがの質感表現で圧倒されますね。
1969年。理想に燃えながら新聞社で週刊誌記者として働く沢田雅巳(妻夫木聡)は、
激動する“今”と葛藤しながら、日々活動家たちを追いかけていた。
それから2年、取材を続ける沢田は、先輩記者・中平武弘(古舘寛治)とともに
梅山(松山ケンイチ)と名乗る男からの接触を受ける。
「銃を奪取し武器を揃えて、われわれは4月に行動を起こす」
沢田は、その男に疑念を抱きながらも、不思議な親近感を覚え、魅かれていく。
やがて、「駐屯地で自衛官殺害」のニュースが沢田のもとに届いた……。
(goo映画より)
なんということでしょう。画面には自分が覚えている大人の世界がそこにありました。
舞台となっている1970年前後、自分は10歳でした。
東北に住む小学生にとって、大学紛争はTVの中のニュースでしかありませんでしたが、
驚くほどのリアルなディテールにクラクラしました。
70年前後というのは、その時自分がいくつだったかによって、
ずいぶんと印象の違う時代のような気がします。
子供だった自分のリアルは学校でアポロ11号の中継にはしゃぎ、
『8時だよ!全員集合』を見せてくれない親にブーブー言い、
夏休みに大阪万博に行ったか行ってないかで騒ぎ、和田アキ子の「笑って許して」を歌い、
尾崎紀世彦の「また逢う日まで」のEPレコードをお小遣いで買い、
『スター誕生』を毎週楽しみにしていた、です。
未来は明るく、成績はパッとしなくても呑気に学校に通ってたのです。
でも大人が見ているニュースには火炎瓶を投げる学生や棍棒を振り回す機動隊、
誰かが腹を切ったとかあさま山荘での鉄球を打ち込む映像が流れていて
子供の目にもすべて映っていたのです。
その頃の事件は高校生になってから連合赤軍関連の本で読み、
そういうことだったのかと何の温度も感じずに一応頭に入れといたといったところです。
映画の中にある灰皿、テーブル、ハイライト、
喫茶店も映画館も大人がいる所は煙草の煙でモクモク。
登場人物たちの服装やらいろんなモノが、子供の目が捉えていた時代を映していました。
安田講堂事件の傍観者だった者と間に合わなかった者、
共に渦中にはいなかった焦燥感、宮沢賢治やCCRと同じモノが好きという
ビミョーなシンパシーで繋がっていった二人。
あの時代だからこそなのでしょう。
はじめから胡散の臭いプンプンの松山ケンイチ、
どこまでも原作者の川本氏に近づいていったように感じられた妻夫木聡。
他のキャストの方々も素晴らしかったと思いました。
スラム出身のデヴィッド(マット・デイモン)は上院議員候補として選挙に出馬していたが、
過去のスキャンダルにより落選。敗北宣言を控えたデヴィッドだが、
エリース(エミリー・ブラント)という女性と偶然出会った事から予定とは違うスピーチをし、
結果それが功を奏す。
会見を無事に切り抜けたデヴィッドは全米一のベンチャー企業に役員として迎えられ、
次回上院選の有力候補として再浮上する。
だが、そんな彼の行動を逐一モニターする謎の集団があった。
社会の裏で超人的な能力を駆使して、人間の運命を操作する運命調整局のエージェントたちだった。
その1人、ハリー(アンソニー・マッキー)は、出勤するデヴィッドがバスを乗り過ごすように操作を試みるが、
手違いから失敗。バスに乗り込んだデヴィッドは車内でエリースと再会し、
彼女の携帯番号が書かれたメモを手に入れる。
出社したデヴィッドは、調整局から派遣された干渉班が社員の意識改変を実施する現場に遭遇し、
捕えられてしまう。エリースとは2度と会わないようデヴィッドに忠告したエージェントたちは、
携帯番号のメモを燃やす。さらに、調整局の背後にはすべての運命を司る“チェアマン”の存在が……。
それから3年。デヴィッドはエリースと偶然再会。
それを知って2人を引き離そうと様々な策を講じる調整局。
繰り返し再会する彼らに疑問を持ったリチャードソン(ジョン・スラッテリー)は、2人を調査。
過去に2度も結ばれる運命にあった2人が、
その運命に引きずられて互いに呼び合っていたことが明らかになる。
一方、デヴィッドの元には調整局が派遣した
“ハンマー”の異名を持つトンプソン(テレンス・スタンプ)が現れ、
彼が政治家になった理由は真のリーダーとして人類を統率させるためだったと説明。
さらに、これ以上エリースと接触すると、彼女のダンサーとしての夢も消えると告げる。
選択を迫られたデヴィッド。果たして彼はどのような決断を下すのか……?
(goo映画より)
これ“サスペンス・アクション”売りはダメでしょ。
主役がマット・ディモン、監督が『ボーン』シリーズの脚本をやったジョージ・ノルフィとくれば
過大な期待をしちゃってもしょうがない感がありますよ。
原作がフィリップ・K・ディックだしね。
でもこれはSF小作品。
日本では新潮文庫『悪夢機械』に収録されている短編『調整班』の映画化。
(これ、今は絶版なんですか?)
なんか評判が今一つだなぁ。ダメダメ作品になっちゃったのかな?と思いつつ観てきましたが、
なんの、なかなか面白かったです。
調整局員たちのスタイルといい、彼らが完璧な存在ではなく、結構ヘボだったり、
調整するための“運命の書”が大きめの手帳だったり(iPadじゃないね~w)
調整局員たちが働いてる図書館のような部屋とか、
勢いのあった50年代アメリカSFが好きなら、うれしくなる要素がいっぱいありました。
最後は“議長”の一言で決着ついちゃうのは
あらら~今までの逃走劇はどう落とし前つけるんじゃ!って感じでしたが、
本編が始まる前に散々見せられた、これでもかのSFX満載の“宇宙人侵略!!”のような予告篇より
よっぽど好みの映画でした。