車好きオヤジのブログ

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行きは良い良い帰りは・・・?

2013-06-23 23:12:00 | インポート

久々にカムリコミュニティらしくいこう。

 

長距離出張もあり10ヶ月で約30,000キロ走ってきたがこの車の基本性能にはとても満足している。

とにかくよく走り、静かで快適で燃費が良いと言う事なしである。

 

硬さと表現するよりは路面からの突き上げと振動が慣れて来ると気に障るが、

リジカラ、レカロ、ボディダンパーのお陰でフラットな乗り心地となった。

 

重複省略のため詳しくは割愛するが特にボディダンパーの効果は絶大で

車に与えられた衝撃を上手く拡散して治めてしまうのには驚きしかないが、

人の悲しい性、果てなき欲望なのか慣れなのか不思議と感動は薄れつつある。

不快な振動がないのが既に当たり前になってしまってる訳だ。

 

となるとまた新たな気づきが出てくるのである。

綺麗に舗装された高速道路を100キロで巡航しているだけなのに。

 

天気も良く交通量も少ないとくれば単調な以外に何の問題もなさそうなものだが、

これまた不思議と路面の状況がよく感じられるのだ。

足の裏から伝わって来る微妙な振動はアスファルトの粒まで判るような気がする。

 

断っておくがこれは今迄のように問題になる不具合的な意味ではない。

単に素足で砂浜を歩いた時に室内とは違う感触がするというのに似ている。

他に問題を感じていたから気がつかなかっただけだろうが、

アクセルから伝わる微振動は結構俺にとっては悪くないバイブレーションだ。

厳密には路面には直接接しているタイヤが情報の伝達役1番目なのは説明不要だろう。

 

またおそらくタイヤからであろう振動音もはっきりと認知出来るようになってきた。

良くも悪くも標準のBSTURANZAが基準になるが、

「ゴーォォ、ザ~ァァ、シャ~ァァ」みたいに結構ノイジーなのだ。

 

繰り返すがこの音さえも不快ではなく今まで気づかなかった事が

はっきりと認知出来るようになったというだけである。

 

決して無音がベストという意味ではないが今の状態でタイヤが影響を与える比重が高いのは間違いなく、

音や振動等の乗り心地、グリップ、加えて燃費(転がり抵抗)や耐摩耗性なんかの

条件を加味して買い替えの際には色々なタイヤを候補に選んでみたいと思う。

一流メーカー品ならおそらく何を選ぼうとそれなりの効果が得られるだろう。

さあて次は何を付けるとするか・・・。

それくらい既に快適カーライフは完成の域に近づいているのじゃないかなと密かにほくそ笑んでしまう。

ここまでくると完全に自己満足ナルシストの世界を自覚しつつも

タイヤみたいな消耗品にも楽しみを見出せるのもこの車のお陰だよな。

 

ここで突然ちょっぴりプレイバック。

あの割烹の女将のその後について触れておくとしようか。

 

昨年酒の席での身の上話なんだが女将はガンを患い、

一応外科的な治療で落ち着いたとか確か言っていたように思う。

最悪は亡くなっていたり、そうでなくても再発による入院なんてのは十分あり得る事であった。

まずはカウンターに座り女将の娘に刺身の盛り合わせと焼酎の水割りを注文。

娘と言うには誤解を招く様な俺と変わらぬ歳のオネエさん、(一般的にはおばちゃんとも言う)に聞けば、

なんと観光兼、地元の歌や踊りを披露する為にハワイに行ったと言うではないか。

 

やはりパワフルな女将やわ。

娘には冥土の土産に行って来ると吐いた台詞も

これから何回も使うのだろうと思うとなんだかニヤリとなる。

歳に似合わぬスマホを駆使して頻繁にライン(写真)してくるので

店が忙しい時には困るなんて愚痴も娘から出るくらいだ。

心配して損した気にもなったがやはり知り合いには元気でいてほしいものだ。

 

カウンターには客は俺一人だけの状況設定はおばちゃん(女将の娘)に相手は変われども

酒と会話が進むにつれ段々と展開は彼女の身の上話に移ってきた。

何故かいつものワンパターンなのは俺が自分の話をあまりしないのもあるだろう。

俺なりには聞き上手と解釈しているのであるが・・・。

 

生まれ育ちの話から始まり子供の頃は客商売の店のせいで

一緒に晩御飯を食べられなかったり遊びにも連れて行ってくれない

両親を恨んだ事もあったらしいが大人になって事情が判るにつれ感謝するようになったそうな。

それでも学校を卒業後は普通の会社に勤めていたのに両親の健康面の不安と

子供の頃から育ったこの店が無くなってしまうのが残念で、

結局結婚したご主人と店に戻って跡を継いだらしい。

 

現在のここの店の大将(つまりおばちゃんの旦那)は奥の厨房から出てくることはなかったが

会わなくても大将もそこそこの年齢だろうと推察出来る。

となればそろそろ次の後継についても考えたとしても不思議ではない。

 

おばちゃんの子供は3人すべて男だと言う。

長男は既に畑違いの介護士として働いており二男、三男はまだ大学生で地方に行っているらしいが

それぞれ後継ぎになる気はないらしく専門的な学科に進んでいるようだった。

どこの家庭でも子供は子供の考えや生活がある、親の希望通りにはならないのは当たり前のことなのだ。

 

この話題もおばちゃんの二男と俺の息子が同じ大学だと判った時点で転換せざるを得なかった。

関西と九州の人間がそことは違う地方の大学に子供を行かせてるのも何か奇遇なものだ。

同じ学校で沢山いる生徒同士が知り合いである可能性は低いが案外と世間は狭いのは経験済みである。

第一敢えてそれ以上触れる必要は今の俺には全くない。

 

深い意味はなくただ単に何回来たとしても毎回一見の客でいたいだけなのだ。

裏も返したことだし女将によろしくと伝言して店を後にする。

 

さあいよいよ九州での仕事もすべて無事終えて帰る日となった。

イラチな俺は出来ればノンストップで明るいうちに帰りたい気持ちなのだが、

今回ばかりは途中であるミッション二つを自分に課していたのである。

どうせ何時に帰る約束も義務もないのんびりとした復路なのだ。

 

一つは折角の長距離運転でエコ運転に徹し連続巡航距離1000キロ超を目指す事。

出来るだけパワーモードを使用しない範囲のアクセルワークを心掛けるつもりだ。

往路では残念ながら950キロが精一杯のところだったのである。

ここからは自宅まで約700キロ、道程はまだまだ長い。

安全運転を誓いながらゆっくりとアクセルを踏み込む。

時折降る小雨もワイパーを使うまでもなく快適走行には全く問題はない。

 

小ネタ話になるがワイパーのゴムは皆どうしてるだろうか。

案外余程の事がない限りそうそう替えたりしないのじゃないか?

 

距離や年月の経過、つまりそれだけ長く使うと消耗するのは知っていると思うが、

実際に年間寒暖差のある日本では案外と傷む物なのだ。

北海道や東北地方の方なら雨だけでなく雪にも使用する頻度は高いだろう。

俺自身も昔はデザイン的な物に凝った時期もあったのだがここ数年はディーラーでの純生か

近所のGSでの既製品に替えるだけだった。

130623_111339.jpg 

昨年のゲリラ豪雨で雨天時の視認性の重要性を再認識したのもあって、

2ヶ月ほど前にボディダンパーを交換したオート○ックスで買い換えたのだ。

当然ゴムだけである、ブレードつきは手軽に交換出来る以外に利点はないし、

ブレード自体は錆びたり傷ついたりもなく交換する必要もないのはお判りかと思う。

 

ワイパー売り場ではNWBPIAAの二社が幅をきかせて偉そうに目立つ。

昔愛用していたボッシュは隅の方に追いやられてしまってるじゃないか。

不憫に思い買ってやろうと調べてみたら適合商品がないのだ。

輸入車は結構な種類がラインナップされているというのに

国産車に対しては既に先の大手に凌駕されてしまったようであった。

 

結局PIAAの超撥水タイプというのを選ぶこととなった。

相乗効果も期待しガ○コも一緒に購入。

いや流石である、効果は一目瞭然ノーマルとは雲泥の違いである。

撥水タイプの塗布剤はかなり昔に使ったことがあったが当時は効果が薄れてくるにつれ、

ワイパーの突っ張ったようなビビりが気になって使うのを止めたのだった。

この製品はゴム自体に撥水剤が浸透されている為、以前の様な妙な突っ張りも今のところは全くなしである。

 

今回のロングツーリングでは幸い大雨には遭わなかったが小雨や虫がぶつかったりと

何度も使用するがスッキリバッチリである。

高速では少々の雨でもワイパーを使う事なく水粒は面白いように跳ね上がっていく。

リアの窓にも効果絶大でサッサッと雨粒は流れ落ちていくのであった。

まさに技術も日進月歩、隔世の感があるのに驚きを隠せない。

 

いつもの如く長いと批判される前に今日はここいらで筆を置くとするかな。

 

その前にsettaiさんの要望に応える訳でもないのだが、さてここで問題だ。

帰りに際し課したもう一つのミッションとは何だっただろうか?

 

正答先着1名様には何か適当な物を進呈したいと思う。

簡単な答えなのでヒントは難しいが旧ガズ友なら案外簡単かもとだけ言っておこう。

ではでは。