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Like a 合混

2017-07-15 18:00:00 | インポート

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OF「ねえねえKさんって血液型は何型?」

 

K「そうやねえ、何型やと思う。」

 

OF「う~ん、何型かしらA? 違うの、じゃあOかしら?」

 

K「いや、どちらもハズレですわ。」

 

血液型や星座なんかを話題に酒の席で盛り上がるのは何十年ぶりだろうか。

 

日本人の場合アバウトにA型4割、O型3割、B型2割にAB型1割とされており、

当てるなら確率的には上記の順序で答えれば間違いないだろうと言われていた。

 

但し唐突にその質問が来たりした場合やその相手が当たらないだろうとか、

当てさせないような意図が見えた時にはその逆から答えることもあったかなあ。

 

因みにその比率も多少の前後はあっても日本では大きくは変わっていないが、

欧州やオセアニアではOはAに勝るとも劣らずで中南米になると逆転するし、

アメリカの場合は本人を除けば主治医以外親でも知らないという場合もあり

どこの国でも通じるとは思えないので念の為。

 

 

占いの類は女性が好きな話題の一つであり

大袈裟な運命論みたいなものではなく、

単に自分の好不調とか相性、身に付けるファッションの色みたいに

その日一日自分が楽しく過ごせるようにするにはどうすべきかとか、

食事なら何を食べようかなんてサゼッションしてくれるツールなだけだろうね。

 

そういう対象の人達に専ら力を注いでいた若い頃は当時オレンジ色の装丁だった

旺文社の学習参考書みたいに勉強(?)したものだった。

いや、単に「傾向と対策」というだけなんやけど。

 

 

奥多摩でのオフ会の宴会場に定刻30分前に入ったのには3つ理由があった。

 

1つ目は唯一の宿泊喫煙者の俺は幹事の厚意で一人部屋。

宿に入ってすぐに一風呂浴びるとすることがない。

 

2つ目は他の多くのガズ友と違って他の仲間全員に渡す土産の用意はなく、

酒のツマミの足しにと持参したカルビーのお菓子を小分けして、

各席に散らせておこうと思ったのである。

宴会場はその準備の真っ最中で何人ものスタッフも忙しそうに

行き来していた。

 

焼酎好きな俺だが通常は多い芋が苦手でこれも自前の麦を2本並べておく。

客室に入る前に頂戴したPさんからの土産の冷酒も早速有効活用しよう。

中に瓶を入れたペールに氷を詰めてもらって準備完了。

 

そして最後の3つ目は人生の師の一人である森信三先生の言葉によれば

社会人、大人としてのこれ常識。

 

結婚式の披露宴や会社の催しみたいにあらかじめ席次が決まっている場合を

別にして宴席の位置は基本的に自由なものなのだ。

要は簡単に言えば早いもの勝ちということ。

 

それは「無礼講」とされた会社の宴会でも同様で、

明らかに決まっているだろう上座の席でも極端に言えば座っても良いという話なのだ。

では実際そうならないのが多い理由は何故か。

新入社員や目下の部下達が事前に早く下座に着座しているからに他ならない。

失敗するのは若者の特権、知らずに定刻や遅刻する者がいれば

恥をかくことで覚えていけば良いことなのだ。

相手が大の大人ならそれも判ってすることなので敢えて何か言うべきこともない。

 

またこれは宴席だけでなく例えば子供の参観日に

教室の後ろに陣取る場合も同様で教室から溢れるくらいに盛況なら遠慮なく

子供と子供の机の間に食い込んでも良いそうな。

 

当然俺は居心地の良い入口に一番近いテーブル席の端を確保する。

この場所なら直接相対するのは上座隣と向かいだけになるしね。

 

また館内禁煙ではなかったのもあり広い部屋で外の渓流を眺めながら

エアコンの効いた部屋で悠然とやる一服もまた格別なのであった

 

横長にくっつけて並べられたテーブルは4卓、席は1卓に3脚。

1テーブルに3人が1対2で座るように千鳥型に配置されていた。

 

 

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そうこうするうちに俺の前に座ったのが次にやって来たO夫妻。

世話役でもあるOさんのこと他の席次に気遣うも当然だが

先の森先生の説に渋々従っていただき座ってもらった。

いや、後から来るWさんが気に入らなけりゃ、

どうせ適当に配置替えしまっせに納得いただいたからかも知れない。

 

初めてお目にかかったOさんの奥さん、ご主人同様スリムで魅力的な女性でした。

同世代とおぼしき(気が弱いので年齢は不詳)ながら以前Oさんが記事にしていた

30数年前の三菱コルディアターボでドライブを楽しんでいた頃と

二人とも体型も変わっていないのではないだろうか。

 

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おそらく当時はかなりモテモテのアクティブギャルであったろうと思えば、

Oさんもかなりの競争倍率に勝ち残った勇者である。

 

夫人がギター、Oさんがエレキベースを弾くと聞けば

K「音楽好きに悪い人はいないです。きっと奥さんも良い人に違いないでしょう。」

台詞に気を良くしてくれたのか話も段々と盛り上がっていったのです。

 

いつの日かこうして皆が集まる時には本コミュのバタヤン、

いやクロードチアリのSさん共々演奏会でもしてもらいたいね。

O「でもベースの僕のアンプが引っ越したドサクサに紛れて捨てられちゃいまして・・・」

ではOさんにはアンプなしで演奏してもらいましょ。

 

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O夫人とはそんな楽しい雰囲気の中、冒頭の会話に続いていったのでした。

 

俺の血液型がBだと返答すれば奥方もまたBという奇遇な話。

これがまた意気投合するきっかけになるのも有難い。

 

たまたま俺の隣に座ることになったHさんに聞けば彼の奥さんもB。

日本人2割の確率はここから段々大きく外れていくことになる。

 

Hさんとはカムリコミュ当初からネット上では親しくしていただきながら

今回が初対面。

 

あちらもそれなりにギャップがあったようだが、それはこちらも同じこと。

容姿は何度も掲載の写真で見かけているので驚きどころか

懐かしささえ覚えるくらいだったんだけどね。

 

無論人生の先輩として尊敬もしているが

一家言お持ちの怖い頑固者というイメージだった。

これは他の皆さんの同意を得られるのではないだろうか。

 

ところが・・・である!

 

 

ふと気がつけば今回もまた長くなってしまいました。

苦情が出る前に一旦筆を置く事にしましょう。

 

※掲載写真は毎度のことながらOさんの記事より拝借でおます。

※文中アルファベット表記の人物については各自適当に当てはめるように。

※尚、これもよくあることだが登場人物や内容は実在のことをヒントに

 当方が妄想、脚色したもので事実ではないかも知れない。

 そんなこと無いぞと言われても関知出来ないので最初にお断りしておく。

 

(記憶が薄れつつあるのが心配だが覚えていれば続くか・・・?)