La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

田舎のカーニバル

2024年02月15日 | ユカタン諸々

 のどかな景色。

さて、こののどかな村にもカーニバルがやってくる。カーニバルは、わたしの知る限り、メキシコ南部で2月に行われる。ユカタン州では、学校も休みになる。メリダのは賑やかったんだが、最近、郊外の大きなイベント会場(毎年物産展が行われる村)に移動して、プログレソの人気の方が高くなってきた。海辺だし近いし、そりゃそうだろう。当のプログレソも大張り切り。

うちの村でも、こないだ祭りがあったばかりなのにきっちりやる(この記事の最後に今年のカーニバルキング&クイーン)。それどころか、リオみたいなパレードだけじゃなくて、この辺のカーニバルにはいろいろおかしな行事がある。

 シュトレ

隣のオシュクツカブ村の YouTube より。とにかく何でもありの無礼講で(もともとメキシコには日頃から無礼講っぽいところがあるが、さらに)、特に男性陣が女性の民族服イピルを着て繰り出すのが特徴らしい。

  こんなん。

 老若男女、踊りも適当。

 フアニート。

これはうちの村なんだが、カーニバルの最後の日、フアニートという「子ども」をこうしてピックアップに乗せて村中を走り回る。例によって大音量の音楽付きで、他の車も付いて回る。フアニートが誰なのかも分からないし、カーニバルとどういう関係があるのか、まったく謎。みんな浮かれてて会話にならないので、来年までに調べることにする。

 

 現場飯。

モレ。これが出てきたとき、当然ニホンジンは「カレーだ!カレーだ!」と叫んでしまうが、もちろんわかってますよ。メキシコ料理としてもうすでに結構知られているんではなかろうか(説明、面倒臭い)。ちなみに肉は七面鳥。日本人は白飯を喜んで食べると知った現場の面々、「ほれ、白い米だぞ」と言いながら、柔らかいおにぎりみたいな塊をモレの中に投入。ご飯の量が少ないのでシチューの中を米粒が泳ぐ…みたいになり、なおかつトルティーヤを手渡されて「ほら、米だぞ、食べろ」と。あー、カレー食べたい。

 近所の購買所にて。

柑橘類は、ご近所さんがくれるかその辺の道端で失敬するかなんだが、そうすると数も種類もコントロールできない。いつも何かあるがコレがないとか、あんなにあったのに食べたい時にない…なんてことが発生する。どうしてもグレープフルーツが食べたかったので、近所の購買所に行ってみた。

ほんの少し前に出荷したところだったが、半端モノというか残りが少しあるというので買ってきた。いらないいらないと言われたが、いつも乞食みたいだなんて感じてたので払うと言い張ったら、こんなに大量で10ペソ(90円くらい、あーペソ高だぁ)だった。美味しいです!



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