こないだ、うちのエントラーダ(隣村へ続く幹線道路からビーチに向かって伸びる小道)が幹線道路にぶつかるところで、変なもの発見。
海側でなく幹線道路の南側に建つ家の前。1年くらい前から売りに出ていたが「ラグーン側は売れないね〜」などと話していたところ、ある日売家のビニール看板が外れ、その後壁のペンキを塗り替えたようだった。どういう人間が買ったかは不明。よほどの近所じゃない限り普通はわかんないが、ガイジンだとなんとなくわかるときもある。
で、突然の仏像。世界中に、東洋的なものに傾倒した変なヨーロッパ人ってのがいて、ときどき遭遇する。どちらかというと仏教は小乗仏教にかぶれていて、涅槃像を家に飾ってあったりする。仏教以外では Reiki と呼ばれる民間療法?にはまっていたりする。ki でわかるように、だいたいニホンのもの(気w)だと思い込んでるが、いつも「ぜーんぜん、聞いたこともない」と言ってやることにしている。
それはともかく、引退外人や村人のあいだでも噂になった。
パッと考えられるのは、①そういう変な外人、②勘違いあるいはわざと…なアジアンレストラン、そして ③例の団体さんである。FBに学会か?と書いたら、下手な自動翻訳しか読めないメキシコ人から「アカデミーが何だって?」と質問が来た。
搬入された日にたまたま買い物に出て知ったんだが、それから2週間くらい。まだ家の前に鎮座している。お楽しみにw。
卵が孵って巣立った後、同じ鳥だか知らないが、また来た。梯子が使えないのは不便なので、相棒がその近くに巣箱を設置。気にいるかどうか、わからないけど。
2年前に「白地の壁、屋根部分のペンキだけ赤」をサイケな紫に塗り替えたが、人が増えてきて窓に新しいプロテクションをつけた。格子じゃなくて縦の棒だけだけど、窓につけると雰囲気はただの鉄格子になるのが一般的で、メリダの借家にもついていた。というか、ほとんどの家はつけている。それを多少おしゃれなタイプにするとき、養生しないもんだから壁に白いペンキがつき、いっそ全部…となったんだと思う。
紫もビックリしたが、赤のインパクトも相当なものである。ただ、簡易コロニアル風のホテルなんかでは結構見る色なので、違和感はあまりない。
エネケン(サイザル麻の材料)を取った後のサボテンの土台部分で、それを使って広義のテキーラを作っていた頃の写真だそうです。うちの村の名前にもなっているこの大部のリュウゼツランはメキシコ中にあるようで、少しずつ違う。
ユカタン州で取れるのがサイザル麻になり、ハリスコ州のテキーラ村で取れるのがテキーラになる。が、同じ系統の植物なので同じことができる。つまり、酒になる。うちでもトライした。
やはり、というかちゃんと作るとできるんだ…というか、シサル村(サイザル麻の名前の由来になった村)では蒸留した酒をまだ作っているらしい。ネットで調べると売り物が見つかるが、売られているのは見たことがない。きっと本場のテキーラの方が美味しいと思うが、見つけたら買ってみよう。