ユカタンでしか見かけない野菜といえば、有名どころではチャヤという栄養豊富な葉っぱなんだが、他にもそうらしいと最近知ったものがある。ほとんど旅行に行かないし、ここんとこ(というか来てからずっと)ユカタンのことだけでも新たに知る情報がてんこ盛りなので、他の地域の食べ物をよく知らないため。メキシコの…と思ってたらユカタンだけというものが結構ある。ちなみにチャヤ はうちでも植えたんだが、塩気のせいか死んだ。引っ越し先にはあちこちに生えてるので、毎日ちぎってきて使えるようになる。
白いキュウリ (c) Reina María Dzib koh
メルカドにもスーパーにもいつもあるので、メキシコのキュウリには2種類あるんだと思っていた。もうひと種類は緑なんだが、日本のよりずいぶん大きくて、皮は固くてつるつる。キュウリで緑色を足す和食って意外と多いんですよね。だから切り方を工夫して使うけど、はっきり言って美味しくない。
で、白いキュウリ。ビジュアルは逆にいただけないが皮が柔らかくて普通に食べられる分、緑のより味が濃い気がする。ここの人たちは結構色んな料理にのせる。
一番上の写真のはすごく大きいが、店に並んでるのは緑の(ここの)キュウリと同じく長さ25〜30センチくらい。今ちょっと調べたけどユカタンだけってこともなさそうなんだが、メキシコ中部に住む人は見たことないらしい。ユカタン人が面倒なことをするわけないんで、限られた地質でしか育たないのかもしれない。不明。
ポルカンというスナックに入れる。他の料理にも使うらしい。この豆は11月から年末にかけてしか出回らないと聞いていたが、今年は早くて今月中旬に「できたよー」という人がもういた。生産高が少ないせいだと思うが、乾燥豆にしないため流通にほとんど乗らない。ユカタンでもメルカドだけ、スーパーには並ばない。
マヤ語でイブという白いんげんの一種が、スペイン語式に複数形になってイベス。実は食べたことがない。こんな海沿いではお目にかからないので、引っ越した後もまだ出回ってますように(来シーズンからはバッチリ)。
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彼女たちはアマソナスというソフトボールチームの面々で、このイピルという民族服に裸足というスタイルで有名になった。最近、アリゾナの大リーグ?に呼ばれて、始球式と地元のソフトボールチーム?との試合に出た。この身長で子どもじゃないんですよ。大人も男性もだいたいこのくらい。
カウンターの上に仕切りがあって小窓がついているタイプの受付なんだが、見てください、ドアノブと同じ高さなんですよ。窓がないただのカウンターなら問題ないが、治安が悪い国だと、客が中に入れないように鉄格子越しに買い物をする店もある。日本の古いタバコ屋の窓に鉄格子がかかってるイメージ。ここは治安はそう悪くないが、ガスを買いに行くところの会計カウンターにはついている。屈まないと顔も見えないし、なにしろ声が聞きにくい。
我々(相棒180センチ弱、わたし160くらい)程度でも、ユカタンでは目立つ目立つ(痩せてるしw)。一般的に犯罪防止では目立っちゃいかんと言われているが、こればっかりはどうしようもない。