…と言いつつ、すでに日本では新年。毎年31日の昼過ぎから感じる、日本での「オメデトー!」感とこちらでの「まだだよ」感の温度差。
…というのは嘘で、倶楽部でバタバタしているうちにススキの収穫をすっかり忘れ、気がついたら芝生が伸びきったときの変な草しか残っていなかった。注連縄が貧弱なのはまあいいが、オレンジ色の柑橘類を買うのも忘れていた。
その辺のモノでごまかしたわりには、かわいくなった。来年からこれにしよう。三角のものは、ナチョスとかいろんな料理で食べる、トスターダ。タコスの皮、つまりトルティーヤを切って揚げたもの。
相棒が地面を掘ってピットを作った。
これまでメーカーの保証の問題もあって正規ディーラーで点検を受けてたが、もう4万キロくらい乗ったんで、これからは細かいことは出てこないだろうということで、高い金払って持ってくのはやめた。あと、こないだの点検でゴムが劣化しつつあったワイパーがそのままだったんで、正規といっても特別丁寧なわけじゃないから。そもそも動けばいいというお土地柄なんで、車検もない。
何かというと、ここでは雪見大福みたいな求肥?が mochi として人気で倶楽部でもリクエストが多い。が、餅粉がない。そう説明したんだが、熱烈な mochi ファンが、ここの米粉を差し入れてくれた。
が、ここの米粉は粒が荒く、そもそも長粒米が原材料なので、使い物にならない。実は前にもいろいろ試してみたんだが、今回差し入れという事態になり、以前は理屈で考えて却下した方法も試してみることにした。
結果は、やはりダメ。もういつもの米を炊いてついた方が簡単じゃなかろうか。水に浸しておいたらイーストみたいな匂いがしてきたので、一旦やめて袋に書いてあるようにパンを作ってみた。やっぱり粒の問題が残るんだが、何かコツでもあるのか?
パンに用はないし、インテグラといって玄米を砕いたものらしいので、年が開けたら糠床にしてみる。で、パンらしきものを作っているうちに食べたくなったので、どら焼きを作った。こちらは小麦粉(中力粉しか売ってない)で。
が、ここの蜂蜜を使ったら、味が強くて蜂蜜味のどら焼きになってしまった。今、食用サボテンの活用の幅を広げるために蜂蜜に漬けてエキスを抽出してるので、次回はそのちょっと苦い蜂蜜を使ってみる。
というわけで、今年もあと数時間。そしてもう明けてる日本には悪いが、よいお年を。