去年の3月から続いた相棒の闘病に、先日ドクターが完治宣言を出した。入院もしたし、ホントに大変だった。よかった。
もっと長くかかる病気もあるし難病なんかはえらい大変だろうが、東京にいる間だったらもっと楽だっただろうと思う、看護する側の話だけど。
それはともかく、この機会に高額医療保険に加入した。来たときには、保険代も安くないので制度や医療現場を知っから入ることにして、いざとなったら自腹を覚悟…と決めていた。まあ、5年以上経ったし、治療経験によって諸事情がわかってきたし、年齢も年齢ってことで。
高額医療保険という名のとおり、高額なものしかカバーされなくて、免責額の設定も結構高い(もちろんある程度の幅はあってチョイス可能)。あと、最初わからなかったのが、免責が二段階に分かれている点で、疾病ごとにいくらまでという免責額と、その額を超えた後の何割は免責…という具合に分かれている。
高いけどジム代もカバーとかとにかく自腹の額を減らしたいという客が少ないのか、保険者・被保険者の両サイドに少し聞いてみたんだが、誰に聞いても似たようなカバーにしている。
と同時に、この国は基本的には全住民が公的保険に加入しているという前提で、我々が入っている国民健康保険でも、補償の範囲は意外と広い。州の広報なんかで「どこそこの公立病院に新しい何とかが入った!」とか読んでいたから、「高額医療保険に入っていれば高額な私立病院に行ける」という観念は、言葉では理解しても当初はあまりピンとこなかった。国の健康保険制度に生命保険で保険外をカバー…という日本のシステムと、考え方というか客側の心構えが少し違う。コストの面はわかりやすいんだが、清潔さとか待ち時間とか。地元の代理店を選んだ結果、客の多くがガイジンだそうで、出身国によって疑問点がいろいろ違うと言っていた。
我々がテメエらの経済事情を考えて選んだのは、「上限なし」「疾病ごと4万ペソ(20万円ちょい)の免責」「それを超えた分の1割免責」、特約で「事故はフルカバー」「年2回の歯石取り付き歯医者フルカバー」。50代の爺婆二人で保険料は年間4万ペソ弱(だんだん上がる)。ま、保険なんで、使わなかったら”5万円の歯石取り、車の保険に入ってない人も多いらしいんで、もらわれ事故でも安心”って感じですな。
テラスに置いてある梯子のてっぺん。小さい鳩みたいな鳥で、周りに木が減ったからか、やたらといる。卵は長さ3センチくらいだったが、気がついたときには10センチくらいの雛に孵っていた。梯子が使えなくて不便。
おそらくウェルカム関係だと思う。そういうことよりインフラを…と思わなくもないけど、観光客(だけ)増える分には村が潤っていいかも。
ユカタン半島ではこの時期結構出回るんだが、これも他州の人はあまり知らないようだった。さくらんぼみたいに大きいタネがあって果肉はライチみたいな感じ。味はなんとも形容しがたい。一口食べて美味い!って感じではないけど、意外とハマる。
水がすごく透き通ってきて、波がない時間帯だと、背が立つか立たないかくらいのところで足の指先が見える。サルガッソの時期は終わった。
「必要なだけお取りください」と書かれてコンドームが置いてあった。この人形に持たせるセンスがなんとも。
片方だけに花びらがついていて面白い。gullfeed という名でフロリダ原産とか。例によって地面に這って伸びる。
家の建設中にマヤさんが拾って置いてくれた3つのうち、1つは埋めた場所が悪かったのか5年近くたっても大きくならない(手前)。村の子から芽が出たのを買ったやつ(奥)はすくすく伸びているので、将来の景観を考えて優良児を移植した(右の穴のところに植えてあった)。