【2/9, 10の作業】 ブロック塀、二階の壁ブロック
引き続き、ブロックを積む。
道路側は、足場を組む。
完成。
隣家に戻り損ねた鶏。
塀の向こうから仲間の鳴き声が聞こえてくるが、どうしていいか分からずウロウロしていた。
奥から、型枠。
道路側も。
一番道路寄りの柱は、道路に面して石塀を作るときにその補助柱としてコンクリを打つ。
コンクリ始動。
2人体制になる。
ベテランもコンクリを運ぶ。
若い衆も1人を除いて働き者だが、ベテラン勢同士の「痒い所に手が届く」的なサポートがすごい。かつ、若い衆にやれと声をかけるのでなく、自ら黙々と動くことのほうが多い。背中を見せて育てているのか、年齢をものともしない体力・経験からくる要領の良さが生む余裕の差なのか。
完成。
親方は、イグアナが入らないようにてっぺんをモルタルで蓋すると言っていたが、おそらくしないで終わってしまうと思う。外壁なんで、仕上げをしないなら細かいところはどうでもいい。が、柱同様、突き出た鉄筋は切ってもらう。
翌日、型枠をきれいにする若い衆。
主に、トンカチでこびりついたコンクリを剥がす作業。このチームは道具が自前なので、こういうのはきちっとする。
残りのブロックの搬入。
これで躯体分のブロックはすべて搬入された。
二階の壁のブロック積み。
引き込み柱。
先日、コンクリをうったやつが完成していた。二階の屋根ができた時点で、電気公社に新規利用の申し込みに行く。
さて、塀を作るために掘り出した地面からどさっとゴミが出たので、これからまたしてもゴミ拾いをしなければならない。が、とりあえず追加で投げ入れられたり、拾っている姿をじいーっと観察されたりせずに済むので、精神的にラクになった。じいーっと観察しているのは洗濯中の嫁なんだが、本当に煩わしかった。隣の汚らしい生活が目に入らなくなったのも救い。
こうしてゴミゴミ書いてると、とんでもなく悪い土地を買ったように思えるかもしれませんが、とにかくジャングルで中の方はアクセスそのものが無理だったし、メキシコで長年空き地となるとゴミはあって当然なので、別に我々が特別不幸なわけではありません。ただ、仲良くなったとはいえ、現場の面々も隣家と同じマヤ人(若い衆の1人は何と親戚)なんで、現場で隣の悪口を言ってストレス発散をするのは気が引ける。現場の彼らからしたら、「彼らと同じような生活を批判されている」ような気になるかもしれない。なぜ我々がそんなにゴミが嫌うのか通じない…ということもある。
マヤ人の名誉のために書いとくと、土足文化とはいえ、もちろんすべての家でゴミが散乱しているわけではない。親方の家なんかきれい。ただ、メリダ人曰くの「教育レベルの低さ」によるものか何だか知らないが、汚い家はものすごく汚い。ゴミの脇でご飯を作っていて、庭の隅にゴミが山積みになっていて、家の前の道にまでゴミが散乱している。今思えば、ヒルベルトたちも「仲違いしているわけではないが…(好んで付き合ってはいない)」と微妙な説明をしていた。そういうタイプの家の隣だったのは不幸だった。