La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

ヤシの実ジュース

2017年02月20日 | 設備/外構/庭

<最近の作業>

① 庭(というか外構)
② 洗濯場の外


チェレムには似たような白い犬がたくさんいる。毎日散歩に来るときは、だいたい3〜5匹くらいのグループになっている。それら全部を(みんな似てるんで)、ナタリーと呼んでいる。


以前、借家で育てていたパパイヤとマンゴーとアボカドを地植えしたら、翌朝には若芽が齧られていた。我々は最初、犬の仕業だと思った。Lさんの奥さんは蟻だと言い、植物に詳しいLさんの奥さんのお母さんはイグアナだと言った。

新居祝いにお隣さんがくれたバナナを植えたら、しばらくのあいだはしょんぼりしていたが、1週間くらい経って根がついて元気になり、新しい葉っぱが出てきたところをまたやられた。


 齧られる前のバナナ(3日ほど前)。

 今朝。

 ナタリー(のうちの一匹)。

慌ててブロックで囲み、本日見てみたところ、被害はなかったが周囲に犬の足跡がたくさんついていた。やっぱりナタリーの仕業だった。

 

 洗濯場の外、完成。

この丸いのは、工事中に混ぜたモルタルがバケツの底で固まってしまったもの。その辺に転がっていたのをかわいいから取っておいた。ここはビーチから帰ってきたときの外シャワーになるので、ちょうどいい。

 

 ヤシの実。

冬が終わって、賃貸用のビーチハウスの庭掃除や自分の別荘の大掃除に来たりする人が増えてきた。お向かいさんも昨日久しぶりに来て、床を水で洗ったり天井のスス払いをしたり電灯を付け替えたりしていた。お向かいさんちには大きなヤシの木があり、ずいぶん収穫したらしく、5個もくれた。デカイ、重い。

マチェーテだと危ないし大変なので、電動ドリルで穴を開けて、ジュースを飲む。ここでは、ヤシの実ジュース(jugo de coco)とは果実ごとミキサーにかけて甘くした乳白色の飲み物のことで、実の中の汁をそのまま飲むのはヤシの実の水(agua de coco)という。氷を入れるとさっぱりしていて美味しい。

ちなみにナタデココっちゅうのは nata de coco というスペイン語で、ナタとは乳に張った膜のことで、ヤシの実の内部にできるゼリー状のもののことをいう。知ってました、奥さん? あたしゃ知らんかった。


木泥棒

2017年02月13日 | 設備/外構/庭

<最近の作業>

① 庭(というか、外構)



先週、母が帰国。お客さんじゃないので常に接待しているわけでもなく、我々はちょっとした作業をした日もあったが、やっぱり二人だけになるといろいろ捗る。今日まで、庭関係を中心にがっつりと。最近は暑い。



 近所でシュロを見つけたので玄関脇に植えた。

 小道からのアプローチにも植えた。

 庭にも植えた。

近隣の「住んでなさそうな土地」からペチってきたもの。うちの敷地にあるのは海のブドウと豆系とサボテンばかりなので、ちょっと他人様の土地に分け入って面白そうな木があると「移住」させる。2枚目の写真の左側の木は、グアバかもしれない木。

木泥棒ともいう。隣(パーティーに来たお隣さんじゃないほうの隣)は、10年以上放ってあって持ち主も来たことがないという土地。少しくらい減っても、同じものが他にも植わってるし、地中で根がしつこく生きているものはまた生えてくる。

サボテンも、うちのはエネケン(サイザル麻)の仲間ばかりだが、ボールみたいなのやらクレヨンしんちゃんに出てくるようなのやらヘビみたいのやら、よく探すといろいろある。

3枚目の写真の、シュロの向こうにあるのも、隣に生えていたよくわからない植物。バスが通る21号線の脇には、パッションフルーツが花を咲かせていた。もちろん野生。とにかく自然が豊か。



 洗濯場の前に手を入れる。

浄水槽と浄化槽の間のスペースで、工事中セメントを混ぜていたところ。家を建てるのに邪魔な木(基礎部分から50センチほど)があり、親方たちもしばらくは伐採しようか悩みつつ、日陰になるので残していた。最後にはけっきょく切り倒されたが、大きな切り株が残っていた。それをLさんが無理やり砂や砂利で埋めたので、地面のレベルが高く、洗濯場に砂が入りやすくなっている。

将来はビーチから帰ってきたときシャワーを浴びるところになるので、コンクリを打ってもいいんだが、面倒なのでその辺の砂利でごまかす。おそらくフルに働いて1週間くらいかかる。