7月は夏休み突入で日本語クラスの休みが多いため、他で収入を増やさなければならなくて、タコ焼き教室の他にラーメン教室もした。
メリダではどこのジャパレスもラーメンをメニューに入れてるが、美味しいラーメンを出す店はない(断言)。例のニッポン行きたいたま食堂が一番まともで、良くも悪くもない町中華…くらいのラーメンが食べられる。あとは全滅。具体的に言うと、冷めた醤油汁に延びた麺が入っている(味噌でも豚骨でも同様)。
でも現地の人たちには人気で、ニホンジンを見ると作り方を教えてくれと言ってくるのである。試作を繰り返し、美味しいラーメン店とまではもちろんいかないが、どうにかスープとタレができ、麺も(一種類しかないが)買えると分かったので、教室をした。
ただし「家でしょっちゅう作るもんじゃない! ラーメン出すのはラーメン店だけ!」を分かってもらわないと、うちのがここのレストランのより美味いと伝わらない。なので、料理教室ではないと断って、写真と動画での説明がみっちり入ったトーク主体のクラスにして、スープとタレと麺の種類と作り方、日本の店での手際の良さを見せたら、みんな納得した。
家で…と企んでた人には酷だが、ラーメンってのはもっと美味いもんだ。ヘンに教えて、ニホンの誇る食文化の一部を貶めることはできない。かわいそうだからスープ・タレ・麺・チャーシュー・なるとのキットをお土産にしたけど。
一方チェレムでは、賑やかホリデー継続中。
スーパーで買った緑のより、果汁が豊富。自宅の庭で採れたそうで、メリダは土地が肥えてて羨ましい。
これは朝。この時期、昼間は人がうじゃうじゃいる。
熱帯魚が趣味だった相棒が、地図でつらつら近所を見ていて見つけた「熱帯魚屋」。サメのフライは、ここではよくある普通の魚料理。
「あるにはあるが機能してない予約システム」に続き、「あるにはあるが不正確な受診時刻表示板」ができた。看護師が自席のパソコンでエクセルファイルに「診察室へどうぞ」と打ちこみ、新たに設置した壁付きモニターでそれが見える。カワイイ。
缶の小ささに騙されたのと、スペイン語をちゃんと読まないため。cafe と書いてはあるが、コーヒー味コーラ。ほのかに苦いコーヒー味がするなら美味しかったかもしれないが、昔の甘いコーヒー飴の味がするさらに甘いコーラであった。