脈絡ないですが、最近興味深いと思ったたことをつらつらと。
水資源の持続可能レベル。
今、乾季の終わりではあるが、ある都市の水源になっている貯水池というか湖が枯れて水底が現れたりして、長期的な水不足が結構話題になっている。以前、半島の水について調べたことがあって、水道の水質については覚えていたが資源としてはどうかと思ったらこんな状態だった。ユカタン半島はまあまあ、引っ越してきたところは安泰。
他のところに住んでいる人には悪いが、海辺の村で7年暮らして、もう本当に水で苦労したくない。井戸も掘ったし、水資源も大丈夫そうだということで、ここは勝ち逃げしたい。
野生動物保護。
暑すぎて野生動物が死んだり苦しんだりしている。メリダにクモザルが出てきたとか、野生動物のフクロウが昼間日陰で羽を広げて涼をとっていたとか、何が死んてたとか、いろんな写真が出回っている。隣村では、地面の亀穴や使っていないピレタ(岩などで作った、灌漑用の水を貯めておく水槽)に水を入れて、動物が飲んだり水浴びできるようにした人がいた。
コチニータ鍋。
ユカタンの名物料理コチニータを作る鍋。大きいものは1m x1.5 m くらい。鍋と言っても土中やオーブンで焼くので四角い。この辺だと、台所用品店やアルミ製品屋の他、機械や部品など設備工事に必要なものを売ってる店でも必ず売っている。敷地内ですることという括りなのかもしれない。
門の飾り絵。
一瞬、なぜユカタンの田舎に富士山の絵が!?と思ったが、ちょっと違う。が、よく見ても何だかわからない。手前にテキーラの材料になるアガベとその向こうに湖となると、グアダラハラ近郊かと思うが、こんなに高い…というかこんな形の山はない。確か、メキシコのどこにもないんじゃないか? ペンキで描いてあるんだが、とにかく門の飾りとしてはなかなかの懲りようです。
キツツキ。
プチェロ。
ポタージュのことをここではプチェロと言う。スペイン語でポタヘ。で、メキシコではポタへとは豆の入った(ちょっと煮崩れて汁が濁った)スープのことを言う。例によってメリダでは塩辛くて食べられないんだろうが、村の出前をとってみたら美味しかった。優しいお味。
親方の車。
電線を接触させてバチっとエンジンをかけるw。日本でも昔々にはやってましたね。懐かしい。
子供用原付。
子供用にいかが?とFBの「売ります買います」に出ていた。村を走ってるバイクを見てると、95%はナンバープレートなし。話を聞いてると、6割は免許なし。失効してない免許持ってるのは、遠い村まで行く用がある1割くらいらしい。何でもありなのでもちろん10歳過ぎの子供が乗ることはあり得るが、だいたいちゃんとヘルメットをかぶらせて後ろに乗せる。子供は大切にする。とはいえ、3人乗り4人乗りもたくさんいる。
進入禁止。
先月から肺炎で入院していたお向かいさんちの子供が亡くなってしまって、午後お葬式があるため、朝から車などが入れないようにしてあった。この道に住んでいる人だけでなく、通る用がある人は構わず通っていたが、ずいぶん大勢の人が参列して結局大渋滞。
以前、友達のお母さんのお葬式に行ったときと違って、テレビのメロドラマで見たような「入れ替わり立ち代わり人が来て慰めたり抱き合ったりして、なんとなくい続ける人もいればすぐ帰る人もいる」スタイルのようだった。賛美歌を一曲歌って、おそらく教会かどこかに移動していった。
我々を見ると「コニチワー!」と叫んでいた子。何が何やら分からないうちに始まってしまったし学校の友達の親とかでごった返していたので今日は遠慮したが、そのうちお悔やみに行く。