引き続き、クルブ(クラブのスペイン語)の準備。その間、またまた水道が止まってるが、一応市の水道局がすべての未払金を電気公社に払ったというニュースがあり、あとは水が来るのを待ってればいい。一度はお隣さんの井戸から引かせてもらったが、もうすでにニュースから5日。そろそろ来てもいいはず。
さて、そのクルブですが、
賃貸物件のアナウンスに出ていた写真。
FBのメリダ市内賃貸情報グループ(いくつかある)で見つけた。場所は、借家時代に住んでいた、ラス・アメリカス。もう少し中心部に近い地域でも探していたが、結局ここに決めた。雨降ったら…とか治安は…とか住民層は…とかよく知ってるし、Lさん一家もまだいるし。
この家の決め手は、角地。大勢に来てもらうという願望を実現させるべく、車を停めやすいところを探していた。ラス・アメリカスは新興住宅地で、一軒の間口10メートル未満でズラ〜っと家が並んでいる。そういう道が碁盤の目になっている街なので、角(交差点)に近くないと、自分ちのガレージと自分ちの前にしか車を停められない。
ここは暑いからか、メキシコ人はみんな、苦労してでも目的地の近くに駐車したがる。停められないとこだから行くのやーめた…とならないように、ここを選んだ。
が、賃貸契約日にはこんな感じ。
草ぼうぼう、ゴミだらけである。おそらく上の写真から2週間も経ってない。
ちなみにこの家の周りに塀がない状態は、セキュリティ上よくないと不人気だが、我々が住んでた頃より家賃も大幅に値上がりしていて、この程度の家でも以前の500ペソ増し。
なのに、中は汚い。というか、すぐに住めるという感じではない。中にはオーブン・エアコン付きという物件もあったが、ここよりさらに1000ペソ高い。何が汚いかというと、ペンキを塗り替えたとき飛び散ったりはみ出したりしたのがそのまま…とか、前の賃貸人が窓に何か貼ったときのノリがガラスにべったり…とか、ドア枠の周りのシリコンがまっすぐじゃない上に黄色く変色している…とか、そもそも工事の仕上が汚いとか。もちろん、多くのメキシコ人には気にならない。
写真じゃ汚さが写らない。
さらに、家の中に変なものがある。
この狭っ苦しい家の中に、何と中庭。
前に住んでいたところはラス・アメリカスの第2弾開発区域で、ここは第1弾なので、結果的には不人気だったものがついている。この中庭の上には明かり採りの天窓(2メートル四方の大きさ!)があるが、これが暑いのなんの。第2弾の家ではガラスブロックの明かり採りに変わっていたが、それでさえ下には座ってられないくらい暑かった。
この明かり採りは上に日よけシート(まぁブルーシートだが)を被すとして、問題はこのスペース。
契約前から2週間ほどどうするか検討していたが、結局小上がりみたいなものを作ることにした。ほら、日本倶楽部だから、それらしくしないと。実際は、小さすぎるし掘り炬燵式にしないと座れないので、真四角の応接セットみたいとも言える。が、今、日本通にはイザカヤが人気なので、それらしいのを想像してくれないかと期待しつつ。
というわけで、今週中はそういったことを片付け、来週は家具作りと、家電の買い物(料理をするので、コンロとか冷蔵庫とか)をする。今月15日のプレオープン目標。