チランゴの友だち一家が帰ったあとは、今週末の姪っ子訪墨と、姪っ子が帰った4日後の母+叔母の訪墨。そのために、いろいろ忙しい。なぜ忙しいかというと、のんびり過ごしていて忙しさの基準がメキシコ化しているのと、例によって1日に2つ以上の用事を片付けるのが難しいからです。
何をしているかというと、BBQ台2代目を粛々と作っているのと、母の部屋にようやくエアコンをつけたのと、牛(新しくうちで飼うことになった子犬)のワクチン接種と、猫らの避妊手術と、明日の和食料理教室の準備。
料理教室については、次のエントリで書く。
そして、毎週土曜日にメリダの友人宅に行っている。筆者は勤めが終わってから、相棒は朝の10時ごろから。
彼は日本人で、週末だけ自宅で弁当屋をしている。ここでは、自宅のキッチンで作ったものを注文者に届けるというシステムが一般的で、テイクアウトはあまりない。家で作らないとなると、レストランへ行くかデリバリーを頼むことが多い。ファストフードなんかも、買って帰る人より食べてく人の方が多い。
が、彼はガレージというか、玄関前の屋根があるところで、歩道の近くにテーブルを置いて売っている。ガレージは余裕の2台分なので広く、そこで相棒が麻雀教室を始めたのが2ヶ月ほど前。
カレー屋の店番中の暇つぶしに2人でやろうかという話から始まったので、教室は12時から17時になっている。が、実際に人が来るのは早くて午後4時、終わるのは夜の10時ごろまで。
教室といっても、メキシコ人はちょっと教わったあとで遊ぶ気満々で来るので、当初画策していたような講義スタイルは無理であった。ちょっと教わったら遊ぶという彼らの好みは、実に悔しい。
スペイン語で出回っているマニュアル(出回っているというほどではない。探すと見つかる…程度)は、よく見ると中国マージャンで、日本のより簡単なもの。で、簡単なのに、それを複雑で難しいと言う。
興味を持って来るだけあって、だいたいコンピューターか携帯のゲームで「見た」ことだけはある。そしてみんな、トランプみたいな簡単なゲームを想像している。スペイン語か英語でできる携帯ゲームはジャン牌積むだけなので、致し方ない。
が、その先の日本の麻雀まで持ちこたえるのは、来る人の2割に満たないんじゃなかろうか。最近ようやく、オンラインで日本語レッスンを提供している子とその友達の3人のみ、役をいくつか理解するところまで到達した。
先は長い。