La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

誕生日の集まり

2022年07月27日 | メキシコ 日常生活

メキシコ人は、まあとにかく家族とその誕生日が大切な人々。友だちもしょっちゅう「いついつは誰それの誕生日の集まりがある」と言ってる。スペイン語のファミリアは辞書では家族だが、どっちかというと親戚も含めての一族で、いとこの夫とかも家族に含まれる。基本カトリック信者なんだが離婚再婚も多くて、おじさんの今の彼女とかも入るんで、日本語の家族とは全然違う。

で、そのそれぞれの方々の誕生日。えーとですね、私はメキシコに来て、音楽と誕生日が嫌いになった。いっつもだしうるさいし面倒なんで。

でも、仲良しに誘われたら行く。彼らは大体メリダに住んでるので、そういうときくらいしか会わないし。今回は、このブログの初期の重要登場人物Lさん(最初に住んだメリダの借家の斜向かいに住んでいた一家の主人、うちを建てたときの現場監督)のお母さんの誕生日会であった。

彼らの一族は、時期はいろいろ(40年前〜10年前くらい)だが、危ないタバスコ州からメリダに引っ越してきた。ユカタン人の多くは、タバスコ人と言えば粗暴で下品で…というイメージを持っている。まぁ、最近は槍玉に上がりがちなステレオタイプと言えばそうなんだけど、彼ら一族に限って言えば、当たっている。そのお母さんは絵に描いたような荒くれ肝っ玉母ちゃんで、私と実に気が合う。

 こういうおばさんw

彼女は近所で料理を売っていて(メキシコでよくある商売パターン。店舗など構えず自宅の台所で作ってテキトーに声をかけてほしい人に売る)、腕はピカイチである。なので、自分の誕生日であっても、作るのは彼女。

で、今回出てきたバルバコアのスープにはたまげた。メキシコで食べて美味しかったものベスト3に躍り出た。

  こういうの。

左は玉ねぎとシラントロ(パクチー)の薬味(右の写真の奥の皿)を入れたバージョン。最初はまず味見と思って入れなかったらそれが正解であった。ちなみにライムも添えられてたけど、これも入れないで正解。

一口食べてショックが収まってから、これなあに?と聞いたら、コンソメだと言う。いや、それは分かってんだけどwと日本人がウケてたら、コンソメを知らないんだと思ったらしく、ゆっくり「コン・ソ・メ」とかいって挙げ句の果てに紙に書き始める始末。楽しい人たちなんだが、そうじゃなくて。

正体はバルバコアという料理の過程でできたスープの味を整えたものであった。こちらがバルバコアですが、英語で言うとバーベキューなんで、写真じゃ分かりにくいと思う。ユカタンではあまり馴染みがないので詳しく知らないが、味付け肉を熱い石で焼く料理で、ああ、材料は違うけど、ここのコチニータと同じ系統ですね。

で、その肉の方は、タコスにして食べる。おっとスープの美味しさに驚いて写真を撮るのを忘れた。すみません。が、スープに夢中になっている間にトルティーヤに汁がしみて破れて困ってたら、Lさんが「そんなの最初から分かってる、こっちのほうがいい」と見せてくれた食べ方がこちら。

 スープとか肉だけとかをトルティーヤですくって食べる。

結構どんな料理でも、こういうふうにトルティーヤを使って食べる。セビチェとか。丸ごと焼いた鳥なんかも、トルティーヤで挟みながらちぎってそのまま口に入れる。あー、でも「粗暴な」食べ方なのか、実は知りません。もう最近はメキシコを知ってるとは言えないと自覚してるんで。

ちなみにバルバコアも、店で出てくるグリルかなんかで焼いたやつとは別物だった。めっちゃ美味しい。この母ちゃんはあなどれないんです。

スープの前に出てきたおつまみ(これも写真を忘れた)は、小さいタマルとソーセージのチポトレサルサ和えなど。そのタマルに緑の葉っぱの切れ端がいっぱい入っていて、でもユカタンのチャヤと味が違うと思ったら、チピリンだという。メキシコ南部の料理というと、大体これが入っていて、前から何だろうと思っていた。ユカタンは南部扱いですが、やっぱりちょっと別世界だと思う。

 こんな葉っぱ。

 苗木もくれた。

けど、これ、なんか田んぼのわきにはえてるレンゲみたいな匂いで、味もよくわかんないし、調べても別にチャヤみたいに栄養が豊富!というわけでもない。あまり食べると眠くなると、別の友達が教えてくれた。

 ケーキ

その誕生日の彼女の妹の孫がケーキ屋(同じく自宅で作って売る商売)をしていて、この一族の集まりにはいつも彼女がケーキを作ってくる。メキシコなんでとても甘いが、丁寧に作ってある。今回は、周りのほのかな紫色は着色料で、普通のトレス・レチェスであった。彼女のは中に挟まってるクリームにカルーアを使っていて、とても美味しい。この紫のにうちの海のぶどうの汁なんか使ったらすごく美味しそうだと思ったけど、メキシコ人はあまり季節感とかに価値を見出さない(旬はあるけど、安くなる程度の話で、歳時記的なこととそのとき食べるものの材料の旬とのつながりが日本より薄い)んで、まあいいや。

えー、食べ物の話ばかりになったけど、そもそもメキシコの誕生日の集まりってのは、集まって美味しいもの食べて歌うたってケーキ食べる…です。基本は日本と同じだけど、その間ずっとうるさいんで(音楽ガンガン、おしゃべりギャーギャー)、疲れる。我々はだいたい「遠くまで帰る年寄り」なんで…と、メキシコ人にはまだ序の口…な時間に失礼する。

 

 最近の海

きれいだけど、去年のように海藻がいなくてつまらない。


財布を落とし主に届ける警察

2022年07月18日 | ユカタン諸々

休み自体は少し前に始まっていたと思うが、今週末は全開。昨晩はメキシコ名物公害レベルのカラオケが、夜中過ぎてもガンガンであった。街中と違ってまぁ昼間は遊びたいだろうから、夜明けまで続かないのが救い。公害レベルというのは、①近所一帯に響く大音量、②調子めちゃくちゃ、③音程めちゃくちゃ絶叫付き、の三重苦です。

一応、80デシベルを超えたらお縄になる。実際、そこまでうるさくなくても通報するガイジン(米・加・他州組)は多い。というか、彼らはすぐ通報する。やれ、野良犬を蹴っ飛ばしてる人がいるだの、蛇(害はない種類なのに)がいただの、ゴミが捨ててあるだの。彼ら内で何か愚痴を言う人がいると、通報しろと周りがうるさい。なんか、こう…メキシコなんだからさぁと思うが、北の国の人たちの上から目線と、別地域からの金持ちメキシコ人のリベラル至上主義はずっと前からなので、まぁいいや。

というか、そう言いながら、彼ら曰くのダメ地域(このへん)のほうが治安がいい。えーと、メキシコといえば危ない国として認知も広がってると思うが、これ見てくださいよ。

 プログレソのビーチにて。

落し物の財布を落とし主の海水浴客に届ける市警。(c) El Tren de la Noticia。すてき、日本みたい。いや、日本の警察にそんなサービスはないか。ユカタン以外は本当に治安が悪く、近所で銃撃戦とか強盗なんてのは珍しくないらしい。ユカタンの田舎に引っ込んだ我々は、東京のど真ん中に住んでいた頃以上に、平和(治安の話ね)ボケしているかもしれない。

あんまり治安がいいいいと書くとまた人口が増えるから、この辺でやめよう。

 

 最近の最高/最低気温

日中差があまりなくて、ラクといえばラクなんだが、ちょっと夏にしては涼しすぎる。海の水温も今年は去年より4℃くらい低くて、21℃くらい。海藻が少ないのはそのせいだと思われる。残念。

 

 ニームの殺虫剤

できました。去年すごい効果を確認したので、今年は念のため落ちる前から少しずつ収穫してたんだが、ここへきて落ちた実も増えてきた。やっぱりあれだけ大量になれば、鳥に食べられたり風で飛ばされたりしても残るんだと分かってよかった。来年はもっと多いはず。

が、落ちた実を食べたのか、今年はアリが少ない。

 アリの死骸

実が落ち始めた頃に発生した現象で、掃いても翌日またこの状態…というのが続いている。最初の3日くらいは数時間後にまた大量の死骸…くらい凄かった。完成した殺虫剤を使う前なのに。

 殺虫剤原液と肥料

1リットルくらいのガラス瓶4本に原液を仕込んだ(3、40倍に希釈しても効果あり、一番上の写真が希釈済み殺虫剤)んだが、なんというか肩透かしを食らったような気になる。家の周りや畑でなければ殺生はしたくない。家の中で落ちて半分腐ったような実のまま置いとくわけにいかないし一年分なので、まぁよかろう。

ところでそんなにアリが嫌なら東京に住んでれば…と書こうとして、ここにいないものを思い出した。ゴキブリ、いません。奴が一番嫌い(怖くて殺せないくらい)なので、これはもう天国のようなものです。サソリとかいるけど。

で、種を取り出した後の実も、水につけてある(紫のふた)。こちらもインド人動画を参考にした。肥料になるらしい。ってか、テキトーにやってるのでカビ(問題ないタイプ)だかなんだかわからないものやカスや砂などが入ってるが、どうせもともとこの環境に存在するものなんで、気にしない。栄養か虫除けか両方か、まぁ悪いことはないであろう。なにしろミラクルなんだから。

 

 シリコテ梅干し仕込み中。

種の形状からして梅っぽいと思ってたんだが、やっぱり梅酢が上がってきた。ああ、植物としては全然梅じゃありません。今、気がついたんだけど、ギターの材料になるジリコテってこのシリコテじゃないか? ここでも材木として価値があるそうだし、zi の発音はスペイン語では(正確にはスィ)です。

それはともかく、梅干しもどきは毎年(これまで7回)いろいろ試している。味を似せようと思ったら、下手な杏とかにあれこれ足して漬けるより、タマリンドに塩をまぶしとくのが手っ取り早い。小梅程度でよければ、ここの梅や、まぁ似てるな程度だったのでどれを使ったか忘れた果物でもよろしい。ってか、移住してきた当時と違って、メリダの日本食料品店が充実しつつあるので、梅漬けみたいなのだったら売ってるし。

今回は、味というより、形状&作り方重視で、いったいどんなものができるのかという実験ですな。でも、上がってきた梅酢がとてもいい匂い(実のときより匂いが強くなってもろ梅酢状態)なので、違う「ご飯の供」ができるんじゃないかと期待している。乞うご期待。


ユカタン食材(の応用など)

2022年07月10日 | ユカタン諸々

えー、きらびやかなユカタン料理じゃありません。そういう話は最近少し知名度が上がってきたというか、人々がユカタンへ興味を持つようになってアレコレ出ているんで。

 

 シリコテという果物。(c) Por Esto

よくあるのは写真左、砂糖で煮たデザート。これは村でもたまに売っている。今が旬というか、このデザートの他にも、採れたばっかりのもので作るアイスクリームとかチューチューアイスとかジュースや、寝かす系のシリコテ酒とかシロップとかも出回っている。寝かす系はいつでもいいだろと思うが、実がなる今の時期にガンガン売りに出ている。一年仕込みの入れ替え時ですかね? 木(と花)はこちら

で、うちの周りにはこれとよく似た木がたくさん生えている。

 こんなの。

引っ越してきた頃に相棒がどっかで頂戴してきて敷地内に植えたら、結構すぐに大きくなった。が、葉っぱの形も花もそっくりなんだが白い実をつけたので村に来る植木屋に聞いたところ、違う木だという。別の日に「ダンナ、今日は食べられる本物のシリコテがありまっせ」と言われて、買って植えた。

2年ぐらいで大きくなり、去年は花が咲いただけ、今年は実がなった!

 こんなの。

一番上の写真のように房というかかたまってなるのはもう少し先と思われる。うちでは1〜3個くらいずつ実がなって、なんだかよくわかんないけど順繰りに熟れていく。現在10個くらい収穫して、あと10個くらい青い実が残っている。

 左が本物。右が偽シリコテ。

本物は、微〜かに杏かメロン?という匂いがする。

 中はこんな感じ。

 ジュースにした。

結局、十分熟れてもあまり美味しくなかった。別に甘みがなくても構わないんだが、食べ物としてイマイチ。果肉と種の感じが梅や桃に似ているので、梅干しにしてみる。いままで海のぶどう、ここのチアバリタという梅、ナンセという実といろいろ試しているが、当然イマイチ。これだと塩で漬かって行きそうなので、ちょっと期待している。まだ木に残ってる実を収穫してからいっぺんに漬けるつもり。ちなみにマンゴーとか他の馴染みのある果物のレシピがたくさんあるのは知ってるが、「ここのそれらしいのでなんちゃって…」を確立したいので。

一方、偽物はすごい芳香を放っている。木の近くに行くだけで結構いい匂いがするんだが、落ちたのを拾って屋内においたらすごいことになった。というのは、うちは無駄に広く、暑さ対策で窓も多くていい風が吹き抜けるんだが、それでも家中いい匂い。

どういう匂いかというと、既存の果物にはなくて、既存の芳香剤にもエッセンシャルオイルにもなくて、定番の高級香水にもなくて、バブルの頃に出た、ディオールかどっかのちょっと遊んでみたけど安くはない…みたいな香水で似たのがあった気がするけど、もう名前を覚えてないし、実際似ていたのかも分からん。とにかく自然なのにインパクトが強くてすごくいい匂いです。

 

  同じく食べられないインドゴム。

今年はとうとうこんなに鈴なり。右の写真の量を拾って、3時間後には同じ状態になるくらい。これが何か食べられるものだったらどんなにいいか。いちじくみたいな造りの実なんで、冒険も諦めた。

ところがヒト様には食べられないのにアリにはいい食料になるようで、落ちた実にいっぱいたかっている。この木は玄関側の車の日よけになっていて家から近いので、放っておくわけには行かない。そんなことをしたら、せっせと食料を溜め込んで床下(というか、ここは地面に直接コンクリスラブを打つ)に一大コロニーを作ってしまう。毎日朝昼晩と、実を拾っては藪に投げ捨てる…の繰り返し。

 

 まだ食べられないピタヤ。

またはピターヤという。正確にはピタヤとピターヤは別物らしい。えーと、日本ではドラゴンフルーツですね。食べて種を取ったときの記事がこちら。今見たら1年近く前で、成長が遅いとは知ってたが、1年でこれでは7年後に食べられるか怪しいのではなかろうか。よく見るとちゃんとサボテンらしくトゲが生えてるんで可愛いけど。

 

 コチニータのばら寿司。

コチニータというのは、アチオテというユカタンの調味料を苦いオレンジ(これもユカタンにしかない)に溶かした汁に漬けた豚肉料理。伝統的なのはコチニータ・ピビルという土中焼きだが、現在ではハレのときにしかしない。普通はオーブンで焼く。

徳島の田舎の婆ちゃんはすだちの汁でばら寿司を作ってくれてて、このコチニータも少し通じるところがあって美味しいんじゃないかと思っていたのでやってみた。結果はビンゴ。ちらし寿司は鶏肉を甘辛く煮たやつなんかで作ることが多いが、これは暑い時期にもっとさっぱりしていい。ここの豚肉、美味しいし。

 

 食べ物繋がりでおまけ。

 これをアイスにする。

ここは暑いので冷蔵庫に入れて冷やしたものを食べてたんだが、ふと牛乳に浸してかき混ぜたものを凍らせてみたら、これはヒット。アイスクリームじゃなくて、何ちゅうか凍らせすぎたピノみたいな食感です。固い。ビスケットのままだと、一袋6個入りをパクパク食べてしまって糖分が気になるが、このカップアイスは3個で満足するので、その点でもいい。

ちなみに、西洋人がよく食べる、コーヒーに浸してぐちゃっとなったビスケット、あれは嫌いです。

 

 食べ物と関係ないおまけ。日輪。

 うちのかまど。

伐採ゴミを燃やす。地元警察やお隣さんなどといろいろやり取りした結果、州の野焼き禁止条例の適用は逃れることになった。めでたしめでたし。


ブーゲンビリア他

2022年07月04日 | 設備/外構/庭

まずは、ブーゲンビリア

 →

きれいでいいんだが、この時期(多少雨が降る)やたらと伸びてすごいことになる。で、このきれいな赤い葉(真ん中に白い花)はガンガン散って、そのへんの吹き溜まりは乾燥した赤い葉でいっぱいになる。隣地へも吹き飛ばされていく。数日で色が褪せ、雨が降るとじめじめして(ただでさえ高温多湿)地面からやたらとキノコが出てくる。

というわけで、伸びすぎるとバッサバッサと切り落とすんだが、ちょうど花(葉だけど)が真っ盛りの時期なんで、ああ無情ってな感じになる。人が訪ねてくる予定があったりすると、まあ、きれいなんで数日調整することもあるけど。

この作業は年に5回くらい必要。敷地をブロック塀で囲っているような家は、塀に沿って伸ばしたり金属製の何かを設置して「美しい庭木」になるようにしている。うちはどういうコンセプトなのか、よく分からない。玄関口と、有用じゃない(食べられない、加工して使えない、などの)植物は、相棒の担当なんで。

 

その相棒、家の東側にいろいろ人工物を作っている。こちらも、よく分からない。

  

家のすぐ脇に溝というか川というか窪地というかゴルフ場のウォーターハザードみたいなものを作ってあって、橋(2枚目の写真で手前に見えている四角いコンクリ)もかけてある。老親が来ていたとき、足元が悪くて(東京の舗装された歩道みたいにはいかない)難儀していた。

  

隣の土地(うちの東側、隣家の逆)が売れてもうすぐ家が建つ予定なので、枯葉が侵入しないように柵を作ったとのこと。材料は、隣家が大きいカラマツを切り倒したときもらったもの。

 

で、相棒はあまり興味を持たない、有用なもの。

 まずはニームの実。

去年よりたくさんついているが、相変わらず熟れて落ちたって実が見つからない。アリか鳥にやられているんだと思う。当初はインド人の動画に従って熟れて落ちた実を待つつもりだったが、一年分のアリ避けを作るという目的があるので、念のため収穫することにした。

 こちらは謎のインドゴム。

車の日よけになっている玄関側の木。それ以外には、特に役に立たない。

小さかった苗木がガンガン伸びて3年目くらい?にポツポツ実をつけ、食べられるか!と期待したがダメで、年々数が増えて多少大きくなってきている気もしていた。それが、今年は鈴生り。落果しなければ、大きさ直径3センチくらいになる。

あまりに多いし、ここは大して美味しくない木の実も砂糖をぶちかましてデザートにしたりするんで、うちもやってみようかなとも考えたが、イチジクみたいな造りなんですよね。下手すると中毒の危険がありそうなんで、やっぱり(今年こそ)諦めることにする。まあ、いいや、いい日陰なんで。

食べるのは諦める…でいいが、アリにはいい食料になるようで、よく見ると落ちた実にいっぱいたかっている。家の近く(壁から3メートルくらい)で「豊かな食生活で大繁殖」されても困るので、拾っては大繁殖してもいいところへ投げ捨てる…を毎日💢。まあ、しょうがないや、いい日陰なんで。

 

おまけ

 小道を私有地化している、Vさんのエアビー。

小道の私有地化はこちらの記事の後半。とうとう私有地化しているエリア外(うちの隣の土地の入り口のとこ)に、ゴミ回収用の台(写真右端)を作った。ここでは野良犬にかじられて悲惨なことになるから地面にゴミ袋を置くのはご法度で、ゴミバケツだと盗難の恐れがあるため、こういう台を作る家は多い。が、普通は自分ちの前、道路との境界あたりに造る。Vさんちの場合は、カクカクしてる道の向こう、家の目の前あたりに作るべき(本来は)。

その上、エアビーなんで、客によってはゴミ袋にきちんと入れずにテイクアウトのビニール袋やプラ皿なんかもバラバラと載せて帰っていく。だいたい帰る時間帯は凪いでて、帰った後に風が吹くとそのゴミがどこかへ飛んでいく。まあ、テキトーに捨てていくような輩は、風なんか気にしないけど。

隣の土地にだんだん溜まっていってるが、工事の時に生えてる木と一緒にガーッと捨てるであろう。ゴミがうちから見えなければいいんで、もう好きにしろと思ってるが、さすがに隣は工事が終わって住み始めたら文句言うんではなかろうか。

 

おまけ2 最近の空(朝)

 

ちぎれ雲は海岸寄りの洋上に生まれて、東風に乗って移動する。10時ごろには消えてピーカン。

夕方もっと南のメリダの方で雨雲が発生して、ここまでくるかどうかは雲の勢い次第。