秘書検定 36*挨拶

2014-07-20 | 秘書検定
 前回は、係の方の案内で面接室に入るところまでお話しいたしました。

入室の際には、「係の方に負けない笑顔と明るく大きな声で・・・」と申しましたが、

ここからは、他の受験者に負けない笑顔と明るく大きな声で 試験に臨みましょう。

審査基準に達していれば、同じ組の受験者全員が合格することも有り得るのでしょうが、

「挨拶」という同じ課題に取り組めば、面接官の目や耳には、その「違い」や「差」が歴然とするはず。

出来ることなら、「引き立て役」には回りたくない ものです。

 尚、ご存知のように、「1級」には「挨拶」という課題はありません。

「準1級」を合格した時点で既に基準に達していますので、ここでは参考程度に触れておくことにいたします。

 
 それでは、順に沿って「挨拶」を見てまいりましょう。

面接対策講座で得た知識や、私のワンポイントアドバイス(印)も記しておきます。


準1級】 

 1 「それでは試験を開始いたします。 ○番の方、どうぞ」と呼ばれる

 2 呼んだ面接官の方を見て、明るく元気に「はい」と答える

    座ったまま、顔だけ向けて返事をしましょう。

      答えながら立ち上がる

 3 正面を向いて立ち上がる

   (1) 片足を後ろに少し引く

   (2) スッと立ち上がる

   (3) 引いた足を前に揃える

    膝を伸ばして両足を揃え、椅子の前に立ちましょう

      面接官の方(斜め前)を向いて立ち上がる
      膝が伸びる前に歩き始める

 4 方向転換して、「挨拶」担当の面接官(斜め前方)に向かって歩く

    姿勢よく、颯爽と歩きましょう

 5 「挨拶」担当の面接官の席から1.5mほど離れた位置に、正面を向いて立つ

    距離を正確に測ろうと意識しすぎると、動作や視線が不自然になってしまいます。
     1.5mという距離は目安であり、長身の方なら、もう少し離れてもよいでしょう。   
      

1 級

 1 係の方の指示でバッグを所定の場所に置き、面接官の前まで進む

    姿勢よく、颯爽と歩きましょう
    1番目なら、面接官から1.5mほど離れた位置(中央ではなく、左右どちらか)に立ち、
      2番目なら、1番目の方の隣に、適度な間隔をとって並びましょう。     

 2 2名揃ったら、面接番号の若い順から挨拶をする


準1級】 【1 級】 

「面接番号 * ○番 ** ○○ * ○○と申します ** どうぞ * よろしくお願いいたします」 

挨拶を述べた後、30度の分離礼を行なう

    * は、間を空けてお読み下さい。
    ○に入る数字と氏名は、ゆっくり丁寧に言いましょう。


《 準1級 「挨拶」の審査のポイント 》 (面接対策講座の資料より)

  ・ 表情      笑顔があるか
  ・ 視線      挨拶の面接官を見ているか
  ・ 姿勢      挨拶の言葉は正姿勢を保ち、30度の分離礼をしているか
  ・ 声の出し方  ワントーン高めの明るい声で話せているか
  ・ 話し方     適度な間を取っているか
             語尾が伸びる、上がるなど、癖のある話し方をしていないか

 ここで軌道に乗ることができれば、自信を持って次の課題へと進めますよ!


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