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ホーキング博士が「宇宙人と接触は危険」
英国の著名な宇宙物理学者スティーブン・ホーキング博士が米テレビ局ディスカバリーチャンネルの番組で「宇宙人と接触しようとすることは危険なことだ」と発言し、話題になっている。
博士は、4月25日に放映された自らの宇宙観を紹介する番組で、地球以外に生命が存在する可能性はかなり高く、自分の惑星の資源を使い果たした後、資源や居住場所を求めて宇宙をさまよっている恐れがあると指摘。
(宇宙人が)地球に来たら「コロンブスが北米大陸に来て、先住民にとっては悪い影響をもたらしたのと同じような結果になるだろう」と述べた。
30日にはCNNテレビの人気番組で、宇宙人の姿について「目や口、脚はあるだろうが、マリリン・モンローのような容姿は期待しない方がいい」と語った。
日本や米国では、宇宙からの電波や光の中に知的生命から発せられたものがないかを望遠鏡で探す活動も行われており、米国内では博士の発言に反発もある。
UPI通信は「地球外生命がいる可能性を無視して、発見されるのを待つのは科学的に賢くない方法だ」との米航空宇宙局(NASA)の専門家の意見を紹介している。(2010/05/01 共同通信)
アメリカで増えているアブダクションとは?
ホーキング氏がこのような発言をした背景には、最近、アメリカで増えてきたUFO誘拐体験者の問題がある。1991年にローバー社と言う会社がアメリカ人成人男女約6,000人を対象に行った調査「ローバー調査報告」。以下の5つの兆候が見えた人物は、本人に自覚がなくても、UFOに誘拐された可能性があるという。その5つの兆候とは…?
1.麻痺状態で目が覚めると奇妙な人・物体の気配を感じる。 2.1時間以上の記憶が無くなっている。 3.空中を飛んでいる感じがする。 4.部屋の中にで異常な光が見える。 5.身体に原因不明の不可解な傷を見つける。
この調査の結果、2%の人が5つのうち4つ以上を経験していると出た。と言うことはアメリカ人の50人に1人がアブダクション(異星人による誘拐)を経験しているという事になる。微妙な数字だ。これも信じる人は信じるし、信じない人は「アホくさ」で片付けてしまうだろう。
第3種接近遭遇と第4種接近遭遇
S・スピルバーグが撮った1977年のSFファンタジー巨編「未知との遭遇」。英題の「Close Encounters of the Third Kind」は「第三種接近遭遇」の意味で、文字通り《地球人と宇宙人との接触》をテーマに描いた傑作だ。
そして、今話題になっているのが「THE 4TH KIND フォース・カインド The Fourth Kind」という映画。これは「第4種接近遭遇」の意味。アラスカ・ノームで起きたアブダクション(宇宙人による誘拐)事件を題材にした映画だ。
私はこの映画を見たがショックだった。宇宙人というと「未知との遭遇」などのように友好的な宇宙人もいると思っていたが、この映画の宇宙人は破壊的宇宙人だった。実際に邪悪な宇宙人もいるとは聞いていたが、この映画の宇宙人は悪意をもってノームの人々を誘拐するのだった。ストーリーの概要は次の通り。
「THE 4TH KIND フォース・カインド」あらすじ
アラスカ州ノーム。夫を何者かに殺害された精神科医のアビゲイル・タイラー博士が、夫の死の真相を探るべく町の患者たちを診ていくうちに事件の真相へと近づいてゆく。
この事件は、2000年10月に実在した事件である。アラスカ州ノームでは多数の行方不明者が出ており、1960年代からFBIによる捜査訪問は2000回を超えるという。
複数の不眠症を患う患者を診察するうち、何名もの患者が午前3時頃に瓜二つのフクロウの夢を見る事が判明。その翌日(10/3)、そのうちの催眠療法を行った患者が家族を人質にして自宅に立てこもり、自分諸共皆殺しにする。
このときに患者が、自分が何をされたか思い出した。停める方法はこれしかない。と、録画されたテープに保存されている。 またタイラー博士も催眠療法を同僚より受けたが、その夜タイラー博士のボイスレコーダーに奇妙な叫び声やシュメール語が録音された。
さらに翌日(10/4)、他の一人がタイラー博士の2度目の催眠療法中に突然浮き上がり、自らの体を無理やり捻じ曲げ頚椎三本を切断し、全身麻痺となる。このとき、その事実を認めなかったオーガスト保安官は事件の重要参考人としてタイラー博士の行動を制限するが、その日の夜、彼女の娘、アシュリーが何者かに拉致される。
そのとき、タイラー博士の家の外で監視していた刑事が乗っていたパトカーのカメラの映像に、博士の家の上に巨大な飛行物体が現れる。このとき、そのパトカーに乗っていた刑事もその物体を目撃したが、オーガスト保安官はそれを認めようとはしなかった。
そのさらに翌日(10/5)、タイラー博士自身が知り合いの心理学者に催眠をかけてもらい、診断するが、そのときの録画されたテープに奇妙な映像が写される。そのときに、博士といた同僚の博士とシュメール語を研究している博士がタイラー博士と同時に何者かに拉致された。とタイラー博士が証言。
しかし夫の死が自殺である事実を認められない博士の心理状態、一緒に拉致されたという同僚の意見の食い違いなど謎は解明されないまま。 何が正しいのか憶測を呼ぶ。そして、アシュリーは未だに見つけ出されていない。
科学的な研究とは何か?
私たちは科学的に立証された、毎日を生きているわけではない。分からないこともたくさんある。これまでは、無視すればよかったことも、身近な問題であったら、たとえ科学的に証明されていなくても、対処して生きて行かねばならない。
逆に、何でも科学的に証明される必要はない。探求したり、研究する過程も科学である。タイラー博士も自分の体験は何かに役立つ研究だと、映画の中で訴えていたが、彼女にとっては一番最悪な方法、最悪なケースだった。こうなる前の考え方、研究方法に問題があったのだ。
まだ「第4種接近遭遇」していない我々はどうしたらよいのだろうか?考えておくことは無駄なことではないと思う。例えば日本人は戦争の話をすると毛嫌いするが、沖縄に海兵隊の基地があることも、近くで戦争があったらどうするか想定しているからだ。自衛隊に軍備があるのも、外部からの戦争を想定してのこと。
同様に、科学的に証明されていなくても、こちらが好んでなくても宇宙人がいて、外部から「第4種接近遭遇」されたらどうするか?...を考えてみたい。
「THE 4TH KIND フォース・カインド」真相
幸福の科学出版の「宇宙の法」によると、まず、「宇宙人の存在は確実である」という前提で話が始まっている。今、アメリカで問題になっている宇宙人は、レプタリアンという、爬虫類型の宇宙人で破壊的なタイプだ。
このレプタリアンの遺伝子操作で、我々ヒトの体が作られたという。だから、レプタリアンから見ると、創造主は宇宙人で、我々ヒトはペットに過ぎない。レプタリアンは今のイラクに存在した「古代シュメール」では、直接人類を指導していた。
今、多くのアメリカ人が第4種接近遭遇という形で、攻撃を受けている。この理由は、イラクを2度にわたり攻撃したから。イスラム圏の国々はレプタリアンの指導を受けた子孫の国であり、この攻撃について怒りを持っている。それにしても宇宙人がこのように、生きている地球人に対して、手出しをしてよいのだろうか?
宇宙協定というものがあり、外部の宇宙人が人類に、直接干渉してはいけないことになっている。しかしあまりにも、地球人類が好戦的で調和や秩序を軽く見る場合には干渉してよいことにもなっている。今回のケースはその場合にあたる。
一方、人類のレベルはまだ、絶滅危惧種であり、宇宙協定で保護される立場にあり、宇宙協定に参加するレベルに達していない。黒船が日本の歴史を変えたように、宇宙人との圧倒的なレベルの差を見て、我々は互いに協力し、調和と発展のバランスのとれた世界に変えて行かねばならない。
「宇宙の法」では、こうした宇宙人との接し方を、合理的な考え方で述べている。人類にはまだまだ、科学的に証明できないものも多い。こうした、まだ未知のものに対しては、科学的な方法かつ、合理的な考え方で対処することが重要だ。
不幸な事件が起きてしまう前に、どうしたら解決できるのか?それを事前に説いているのが「幸福の科学」なのである。
参考HP Wikipedia「THE 4TH KIND」 ・映画「THE 4TH KIND」
「宇宙の法」入門 大川 隆法 幸福の科学出版 このアイテムの詳細を見る |
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