中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

フリーランスの7 割は従業員を雇用することになる!!

2018年04月13日 05時00分47秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」175ページ「コラム 2-1-6 ⑤図 起業前の就業先の就業規則における兼業・副業規定」をみましたが、今日は177ページ「コラム 2-1-6 ⑧図 フリーランスの形態で起業した起業家の、起業時及び現在の常⽤従業員・職員数」をみます。

下図から、フリーランスの形態で起業した起業家について、起業した企業の起業時及び現在の常用従業員・職員数について見ると、フリーランスの形態で起業した起業家のうち、約 7 割の起業家が従業員を雇用し、フリーランスではなくなっていることが分かります。

これまでを踏まえ白書は、本コラムでは多様な形態での起業として、兼業・副業としての起業とフリーランスとしての起業の実態について確認してきた。これら二つの起業の形態には、「小さく事業を始める」という共通点がある。初期投資もなるべく掛けず、小さく事業を始めることで、万が一事業が軌道に乗らなかった場合でも、失敗時のリスクを最小限に抑えることができるだろう。

これまで示してきた調査結果において、起業に対して、失敗時の負債等のためにリスクが高いというイメージを持っている者が、起業に関心の有無にかかわらず多いことも見てきたが、兼業・副業やフリーランスといった形態での起業が広くに認識されることで、リスクが低い、起業のハードルが低いといった、新しい起業のイメージが浸透し、今後起業の裾野が広がっていくことが考えられる、とあります。

フリーランスとして働くが故に、周りの状況を見ることはないことから、このコラムは良い刺激になりました。とりわけ、今日の図の7割が従業員を雇用しているというのは驚きですね。「フリーランス=一人」という孤高なイメージがありましたが、そうではないということですね、ビックリですね~!!

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