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神様のカルテ

2012年04月07日 | 本や漫画、TV、映画
昨夏だったと思うが映画「神様のカルテ」をみた。主演の桜井翔くんがお気に入りだったので。いやあ、泣いた泣いた、涙ボロボロだった。暗い映画館はおっさんが涙を流しても全然恥ずかしくなかった。

そして半年。図書館で原作本「神様のカルテ」をみつけた。当時はリクエスト殺到で借りることできなかったものだ。さて、どんなものだろう、と借りてみる。

 読み始めると、主人公の独白調の文章で映画を思い出す。エピソードの展開もほぼ同じだ。話も終盤に差し掛かったその時、読んでいた場所は帰宅時の横浜線だった。本の一行が思い切り涙腺を刺激した。イカン、と思ったがもう遅い。涙があふれてくる。鼻水すすりながら、じっとうつむいてごまかす。いい年のおっさんが下向いて涙こらえるって、とてもあやしい。

 約10分、なんとか涙腺も閉じた。そして駅到着。涙の瞬間から本は閉じられたので、読了まであと10ページほどだ。読み続きのためカフェへ入る。そして再会するが、やはり涙線はゆるみっぱなしだった。隣りで勉強するJKさん、気持ち悪かったでしょう、ごめんなさい。

こういう涙は、どういう訳だか、こころが晴れ晴れする。


コメント
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