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スポーツのハードルを下げる 普及活動のキーワードと思いました

2023年12月28日 | スケート指導者
この記事を読んで、スポーツ普及にはそのスポーツ文化のもつハードルを下げることも大事ではないか、と感じた次第。
スポーツの普及活動では、いろいろな決まりごとの許容度はぐっとゆるいがいい。ルールとかフォームとか。

為末大メルマガ Deportare Partners Newsletter 2023/11/06より要約
為末コラム:スポーツのハードルを下げる  
韮崎市「ニラリンピック」。スポーツはどうして敷居が高いんだろう、もっとスポーツのハードルを下げて誰でも参加することができないだろうか。で、スポーツのハードルを思いっきり下げた大会をやってみたのがこれ。あれも適当これも適当といろんなハードルが下げてみた。子供たちがレーンをはみ出して、一つのレーンに三人が走ったり、試合中の幅跳びの砂場で子供たちが砂場遊びをしたり、グラウンドの真ん中で学生たちがサッカーをしたり。それでも大会は楽しく成立したそう。

考えてみれば、マラソン人口がたくさん増えたのは市民マラソンができたからです。多くのスポーツは協会に登録し公式の試合に出場します。公式の大会の運営は公平性を保つためにも、厳密に行われます。でも「公式であること」にこだわらなければ実は適当でもいいわけです。市民マラソンのタイムは公式タイムではないものも多くありますが、それを気にしている参加者はそんなに多くないと思います。

大会の最中に我ながら「ハードルを下げる」はいいコンセプトだなと思いました。日本でこれを言うのに私ほどぴったりな人間はいません。
抽象的に考えてみると、日本は何もかもハードルが高くなりすぎているのではないかと思います。とにかく要求する基準が高い。それが規律正しい動きや、時間通り動くスケジュールを支えているのもよくわかります。一方で、上げたハードルを下げられなくなって誰もが苦しそうにしていたりしないでしょうか。
念の為、念の為とどんどん作業が増えていないでしょうか。忖度しすぎて相手が望んでもないことを増やしていないでしょうか。そしてお互いがお互いを慮って、求める基準を上げていき、皆「これ必要なんだろうか」と疑問に思いながらも、誰も言い出せなくて、やめるにやめられなくなっていることはないでしょうか。
スポーツを通じてこの国のハードルを下げることができないだろうか、そんなことを考えさせられました。
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