スケートよた日記

やたぴいです。
 アイススケート インラインスケート
 ジョギング ライブアイドル
 市民講座 地域ボランティア 

指導者の目 為末大のSNS引用

2023年10月30日 | スケート指導者
こどもにとって、おとなの視線は影響大きいのだろうという話し。
目は口ほどにものを言い、っていうし。
愛をもって見つめたいね

---------------------------------------
為末 大
長文ファンの皆様おはようございます。
私はこう見えて繊細なところがある子供でしたから、人の目が気になっていました。習字をする時に誰かに見られているとうまくできませんでした。一方で、上手くできそうな時は見ていてほしいというややこしいところもありました。
今子供達を指導していて、「目は力である」と感じます。仮に子供たちの動きをよく見たかったとしても、私が凝視すると、そのことに重圧を感じる子もいます。指導者はつい見ている自分の存在を忘れますが、見ている自分という存在感自体が子供達に影響を与えています。
目によって他者を支配することも可能です。興味があるときだけ相手を見て、それ以外では相手から目を逸らせば、目によって相手の話を誘導することすらできます。一方で、「観察」を「眼差し」に変えれば、他者を安心させて自由にすることもできます。
見る行為は、見る側にとっては情報取得ですが、見られる側にとっては無言のコミュニケーションです。見ていることで愛を伝えることもありますし、見ないことで相手を自由にし自立を促すこともあります。
指導者も親子の関係も、もしかしたら社会も「見すぎる」ことによって問題が生じているように思います。問題が起きたとき、見ている自分の問題よりも見ている対象の問題だと人は考えがちですから、より相手を「凝視」するようになり問題が複雑化します。介入が問題を起こしているのに、問題を解決しようとしてより介入してしまっているようなものです。
最近は「まなざし」に興味を持っています。その距離感と、ピントの合わせ方と、何より対象を眺めている時の自分の心のありようが大変興味深いなと感じています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« NO スポハラ配信 スポーツハ... | トップ | 10月29日 横浜マラソン2023... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スケート指導者」カテゴリの最新記事