久し振りの初体験シリーズは、自分らしく? 恋の話でいってみよう。
テーマは、初めての告白。
10年くらい前に付き合ったハニーに、
「モノカキなんでしょ? もっと歯の浮くことばをいってちょうだい」
と、ダメ出しを喰らったことがある。
メールや手紙のやりとりでは胸をキュンキュンさせてくれたのに、実際に会って話してみると、そういうことばのマジック? みたいなものを一切いわないから不満、、というのである。
いやいや、だからモノ「カキ」なわけで、気分はシラノだ、
文面では独創的な口説き文句を吐けたとしても、実際に会うと「君とやりたい」「エッチしないと死んでしまう」とか、ストレートな表現しか出来なくなってしまうのだった。
そんなわけで自分、会って直接・・・というケースもいくつかあるけれど、
手紙にして想いを伝える―つまり、恋文を渡すという告白スタイルを多用することのほうが多い。
勝率?
大体、5割くらい。
たぶん18人に告白した―と記憶するが、そのうち10人に恋文を出し、4人からOKをもらった、、、って、それじゃあ4割じゃん!
勝率はともかく、告白人数が多過ぎじゃね? と突っ込まれることもあるが、付き合った人数ならともかく、単に好いた人数だからね、べつに自慢にもならんし。
(ところで何股もしていることをウリにしている遠野なぎこという女優が居て、この子の話、面白くもなんともないんだが、どうにかならんのだろうか。笑いに転化出来ればいいのだが、そうでもないし、結局、本業でパッとしないからこの路線に・・・という戦略が見えてしまって、なんか痛々しいんですけれど)
ともかく。
この程度の勝率じゃ自分の文章が武器になっているかどうかも微妙ではあるが、もらってうれしい手紙を書くことが出来るという「根拠のない」自信だけはあったりする。
小説や映画のような創作であれば、自慰行為だとしても「ぎりぎりセーフ」だと思う。
しかし1対1の戦いにおいて、自分だけが気持ちよくなるセンズリではいけない。
その昔、バイト先の仲間Мくんが書いたという恋文を添削?? したことがあったのだが、
それはそれは、気色の悪いものだった。
赤ペン先生のように校正していったら便箋が真っ赤になり、ほとんど自分作の恋文になってしまった。
だから「君の場合は、直接いったほうがいいかも」と、恋の達人でもないクセして、エラソーにアドバイスをした・・・
のだが、Мくん、その校正版―つまり自分作―の恋文で告白、きっちり彼女をゲットしてやんの。
トップ画像は、80年代を代表する青春映画『恋しくて』(87)。
この映画で恋文は登場しないが、メアリー・スチュアート・マスターソンの片思いっぷりにやられてしまう隠れた名作なのである。
10~20代前半の自分は、この映画のメアリーのように、派手さも強引さも性的な自信もなく、持っているものといえば「文章力」だけだと思っていたのだが・・・
恋文による告白スタイルが好き―というのは、文章を書くのが得意であると自覚する「遥か以前」からのもので、初めての告白は小学校2年のころだったのだが、そのときも恋文だったのである。
相手は、もう旧姓だろうから石川陽子ちゃんと本名を記しておく。
女子版デキスギくんというか、モノスゴ頭のいい子で読書家だった。
つづく。
※この時代、青春映画といえばジョン・ヒューズ印だった
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(9)』
テーマは、初めての告白。
10年くらい前に付き合ったハニーに、
「モノカキなんでしょ? もっと歯の浮くことばをいってちょうだい」
と、ダメ出しを喰らったことがある。
メールや手紙のやりとりでは胸をキュンキュンさせてくれたのに、実際に会って話してみると、そういうことばのマジック? みたいなものを一切いわないから不満、、というのである。
いやいや、だからモノ「カキ」なわけで、気分はシラノだ、
文面では独創的な口説き文句を吐けたとしても、実際に会うと「君とやりたい」「エッチしないと死んでしまう」とか、ストレートな表現しか出来なくなってしまうのだった。
そんなわけで自分、会って直接・・・というケースもいくつかあるけれど、
手紙にして想いを伝える―つまり、恋文を渡すという告白スタイルを多用することのほうが多い。
勝率?
大体、5割くらい。
たぶん18人に告白した―と記憶するが、そのうち10人に恋文を出し、4人からOKをもらった、、、って、それじゃあ4割じゃん!
勝率はともかく、告白人数が多過ぎじゃね? と突っ込まれることもあるが、付き合った人数ならともかく、単に好いた人数だからね、べつに自慢にもならんし。
(ところで何股もしていることをウリにしている遠野なぎこという女優が居て、この子の話、面白くもなんともないんだが、どうにかならんのだろうか。笑いに転化出来ればいいのだが、そうでもないし、結局、本業でパッとしないからこの路線に・・・という戦略が見えてしまって、なんか痛々しいんですけれど)
ともかく。
この程度の勝率じゃ自分の文章が武器になっているかどうかも微妙ではあるが、もらってうれしい手紙を書くことが出来るという「根拠のない」自信だけはあったりする。
小説や映画のような創作であれば、自慰行為だとしても「ぎりぎりセーフ」だと思う。
しかし1対1の戦いにおいて、自分だけが気持ちよくなるセンズリではいけない。
その昔、バイト先の仲間Мくんが書いたという恋文を添削?? したことがあったのだが、
それはそれは、気色の悪いものだった。
赤ペン先生のように校正していったら便箋が真っ赤になり、ほとんど自分作の恋文になってしまった。
だから「君の場合は、直接いったほうがいいかも」と、恋の達人でもないクセして、エラソーにアドバイスをした・・・
のだが、Мくん、その校正版―つまり自分作―の恋文で告白、きっちり彼女をゲットしてやんの。
トップ画像は、80年代を代表する青春映画『恋しくて』(87)。
この映画で恋文は登場しないが、メアリー・スチュアート・マスターソンの片思いっぷりにやられてしまう隠れた名作なのである。
10~20代前半の自分は、この映画のメアリーのように、派手さも強引さも性的な自信もなく、持っているものといえば「文章力」だけだと思っていたのだが・・・
恋文による告白スタイルが好き―というのは、文章を書くのが得意であると自覚する「遥か以前」からのもので、初めての告白は小学校2年のころだったのだが、そのときも恋文だったのである。
相手は、もう旧姓だろうから石川陽子ちゃんと本名を記しておく。
女子版デキスギくんというか、モノスゴ頭のいい子で読書家だった。
つづく。
※この時代、青春映画といえばジョン・ヒューズ印だった
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(9)』