Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

愛か誠か

2012-06-16 10:22:39 | コラム
腰の回復を記念? し、滅多にやらない鑑賞記録というものをアップしてみよう。

ちなみにあすは、NHKホールまで「ももクロ」(=夏のバカ騒ぎ SummerDive)を観てくる。
今回は一ファンではなく、一取材者として、、、だけれども。
だけれども、思いっきり楽しんじゃおう。


某日。
一般公開はきょうからとなる日本映画『愛と誠』を試写で観る。

梶原一騎の原作を自由に解釈した、青春アクション+ミュージカル。
妻夫木聡が誠を、武井咲が愛を好演し、パパイヤ鈴木の「敢えて古さを取り入れた」独創的な振り付けも「きっちり」「真面目に」こなす。

監督は量産型の三池崇史、ゆえにアタリハズレはあるが、個人的には信用しているひと。
とくに『殺し屋1』(2000)と『ヤッターマン』(2008)は傑作だと思うが、
『愛と誠』は、そのキャリアの三番目につける作品となった、、、か。

子どもの世界を大真面目に映像化することで成功した『ヤッターマン』同様、
「どの時代のどの地域にも存在しないツクリゴトめいた物語」を大真面目に表現することによって、『愛と誠』は成功している。

なにをやってもいいんだよ―あぁそうか、三池は現代の鈴木清順だったかとうれしくなった。


某日。
ネットで予告編を大量に鑑賞。

もともと予告編は大好物だが、親友が予告編制作のプロになって以降、映画と同じように「一作品」として触れるようになった。

大注目は、タランティーノ初の西部劇『ジャンゴ 繋がれざる者』(トップ画像)と、『ダークナイト ライジング』

タランティーノは映画小僧の神であるし、クリストファー・ノーランは現代ハリウッドを牽引する俊英。
予告編も「その他の米映画」とは、気合の入りかたが違っていると思った。


某日。
CSチャンネル『フジテレビ』で現在放送中の米ドラマ、『ツイン・ピークス』(89~91)のデジタル・リマスター版を鑑賞。
とりあえず、パイロット版~第3話まで触れる。

やばい、家から出られないかもしれない―という恐れを抱くほど、再びはまる。
もう20回は観ているのに。


某日。
興味の持てなかった『映画 ホタルノヒカリ』を、綾瀬はるか見たさで鑑賞。

やっぱりつまらなかった。
彼女、意外と作品に恵まれていないよな。

必要とあれば脱ぐ―という意思を確認して、そういう映画を企画したほうが彼女のためだと思う。(と、エラソーに)


某日。
黒澤の『天国と地獄』(63)を、再々々々々々々々々々々々々々々鑑賞。

何度観ても唸る。
とくに前半の室内劇。

三船の演技はいつもどおりだが、三船を裏切る片腕の三橋達也が抜群に巧い。
イヤ~な感じが、とてもよく出ている。


某日。
新作AV『ドリームウーマン 86 河合こころ』を下半身丸出しで鑑賞。

「ぶっかけ」ジャンルの代表的シリーズである。

傑作、傑作、あぁ傑作。
とりあえず、これだけいっておけば充分か。


・・・・・と、こんな1週間でした。


※武井咲の歌唱力は、いろんな意味で「ちょうどいい」。




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明日のコラムは・・・

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コメント (2)
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