73年10月14日生まれ・現在39歳。
宮崎出身。
公式プロフィール
同級生であることと、よく「ヘラヘラしている」と突っ込まれること―から、個人的に親近感を抱いている堺雅人(さかい・まさと)さん。
いや同年だから、「さん」ではなく「くん」でいきましょうか、
若手というには年を取り過ぎている、しかし中堅というには若過ぎる・・・という微妙なポジションに位置しますが、映像作品における活躍は「近年から」ですので、新進俳優といってもいいのかもしれません。
一般的に名が知れ渡ったのは、おそらく2004年のNHK大河ドラマ『新選組!』(山南敬助)でしょう。
テレビドラマでいうと、個人的には去年の『リーガル・ハイ』(フジテレビ)が最も印象に残りますけれど。
そんな雅人くん。
20代はどうしていたのかというと、ずっと舞台で活躍していました。しかも主演級で。
この世界では名の知れた存在で、劇団「東京オレンジ」のプリンスと呼ばれていたそうです。
※「フツーっぽさが生み出す笑い」というのがある
<経歴>
早稲田大学文学部中退。
在籍していた劇団「東京オレンジ」は早稲田の演劇研究会に関わったものたちで構成されていて、雅人くんはその中心人物のひとりでした。
映画俳優デビュー作は、2000年の『火星のわが家』。
『ひまわり』(2000)、『張り込み』(2001)、『ココニイルコト』(2001)と、小規模な映画への出演ばかりではあるものの、着実に映画キャリアを築き上げていく。
転機は2003年、『壬生義士伝』で沖田総司を演じてから。
その翌年が大河ドラマですから、「新選組」に縁の深いひとですねぇ。
ともかく、このあたりから映像作品のオファーが増え、まずはテレビ、次に映画へと活躍の場を広げていきます。
ここでは、映画限定で。
『ハチミツとクローバー』(2006)、『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』(2007)を経た2008年、
趣のまったくちがうふたつの映画『アフタースクール』と『クライマーズ・ハイ』に出演、双方で好演し映画ファンのこころをつかむ。
簡単にいえば前者はインディーズ、後者はメジャーとなりますが、どちらの演技も自然で、いい俳優が出てきたな・・・なんて感想を抱いたことを思い出します。
『ジェネラル・ルージュの凱旋』(2009)、
雅人くんの穏やかな感じが作品全体の柔らかさを生んだ名品『南極料理人』(2009)、『クヒオ大佐』(2009)、快作『ゴールデンスランバー』(2010)。
そんな穏やかさからオファーされたであろう『武士の家計簿』(2010)、『日輪の遺産』(2011)、雅人くんのイメージにぴったりなキャラクターだった『ツレがうつになりまして。』(2011)、
しかし、「それだけではない」とイメージを覆す力演をみせた『その夜の侍』(2012)。
うん、テレビドラマのキャリアはすべてを追いかけることは出来ませんが、映画にかぎっていえば、いい流れだと思います。
とくに2009年以降は主演作がほとんどで、個性の強い監督と組むことが多いのに、それに負けていないのが素晴らしい。
最新作は、本年春公開の『ひまわりと子犬の7日間』。
タイトルだけで穏やかさ100の映画ですが、ときどきでいいから、感じの悪いサイテーなキャラも演じてくださいね。
次回のにっぽん男優列伝は、坂上忍さんから。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『モノがちがうんだよ、モノが』
宮崎出身。
公式プロフィール
同級生であることと、よく「ヘラヘラしている」と突っ込まれること―から、個人的に親近感を抱いている堺雅人(さかい・まさと)さん。
いや同年だから、「さん」ではなく「くん」でいきましょうか、
若手というには年を取り過ぎている、しかし中堅というには若過ぎる・・・という微妙なポジションに位置しますが、映像作品における活躍は「近年から」ですので、新進俳優といってもいいのかもしれません。
一般的に名が知れ渡ったのは、おそらく2004年のNHK大河ドラマ『新選組!』(山南敬助)でしょう。
テレビドラマでいうと、個人的には去年の『リーガル・ハイ』(フジテレビ)が最も印象に残りますけれど。
そんな雅人くん。
20代はどうしていたのかというと、ずっと舞台で活躍していました。しかも主演級で。
この世界では名の知れた存在で、劇団「東京オレンジ」のプリンスと呼ばれていたそうです。
※「フツーっぽさが生み出す笑い」というのがある
<経歴>
早稲田大学文学部中退。
在籍していた劇団「東京オレンジ」は早稲田の演劇研究会に関わったものたちで構成されていて、雅人くんはその中心人物のひとりでした。
映画俳優デビュー作は、2000年の『火星のわが家』。
『ひまわり』(2000)、『張り込み』(2001)、『ココニイルコト』(2001)と、小規模な映画への出演ばかりではあるものの、着実に映画キャリアを築き上げていく。
転機は2003年、『壬生義士伝』で沖田総司を演じてから。
その翌年が大河ドラマですから、「新選組」に縁の深いひとですねぇ。
ともかく、このあたりから映像作品のオファーが増え、まずはテレビ、次に映画へと活躍の場を広げていきます。
ここでは、映画限定で。
『ハチミツとクローバー』(2006)、『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』(2007)を経た2008年、
趣のまったくちがうふたつの映画『アフタースクール』と『クライマーズ・ハイ』に出演、双方で好演し映画ファンのこころをつかむ。
簡単にいえば前者はインディーズ、後者はメジャーとなりますが、どちらの演技も自然で、いい俳優が出てきたな・・・なんて感想を抱いたことを思い出します。
『ジェネラル・ルージュの凱旋』(2009)、
雅人くんの穏やかな感じが作品全体の柔らかさを生んだ名品『南極料理人』(2009)、『クヒオ大佐』(2009)、快作『ゴールデンスランバー』(2010)。
そんな穏やかさからオファーされたであろう『武士の家計簿』(2010)、『日輪の遺産』(2011)、雅人くんのイメージにぴったりなキャラクターだった『ツレがうつになりまして。』(2011)、
しかし、「それだけではない」とイメージを覆す力演をみせた『その夜の侍』(2012)。
うん、テレビドラマのキャリアはすべてを追いかけることは出来ませんが、映画にかぎっていえば、いい流れだと思います。
とくに2009年以降は主演作がほとんどで、個性の強い監督と組むことが多いのに、それに負けていないのが素晴らしい。
最新作は、本年春公開の『ひまわりと子犬の7日間』。
タイトルだけで穏やかさ100の映画ですが、ときどきでいいから、感じの悪いサイテーなキャラも演じてくださいね。
次回のにっぽん男優列伝は、坂上忍さんから。
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『モノがちがうんだよ、モノが』