坊主にして6年くらい経つ。
じゃあ6年前は長髪だったのかというと「やっぱり」短髪で、自分ではGIヘアのつもりだった。
(成人以後の)短髪である時期を総合すると、約18年。
つまり20歳のころから長髪にしたことはなく、ハゲで悩むことはなくなるという利点? から、おそらく死ぬまでこのまま短髪でいくのだろう。
そのほうが手入れが楽―なんていうのは非短髪の思考であり、髪を切る頻度だけで考えれば長髪より多いんだっての。
実際、週1回のペースでバリカンを入れている。
風呂場で全裸になって・・・というのは1年中だが、夏は汗でうまく刈れない、冬は寒くて長い時間は刈れないという難点はあるものの、頭ではなく頭の形がいいので、自分はこれがいちばん似合っていると思う。
そんな自分、黒髪ロング、ときどきツインテール―というのが、女子ヘアスタイルの理想。
聞いてねーよって?
悪かったな。
そんなわけで本年最初の『初体験 リッジモント・ハイ』は、初めての長髪でいってみよう。
初めての長髪は、18歳の春。つまり上京してまもないころである。
それまでは短髪というかスポーツ刈りで、結局、自分は人生のなかで2年ほどしか長髪にしていないのだった。
地元の館林に住んでいたころ―町の床屋さんはいくつかあったが、いちばん安いということで、ほとんどのクラスメイトがリーゼントをあてているオッサンが経営する床屋―たぶん、『フクシマ』というところ―に行っていた。
オッサンには妙な癖があって、それをやられると学校で恥をかく。
だから「髪をいじられているあいだ、寝てはいけない」というルール? みたいなものがあった。
ほとんどのクラスメイトが「スポーツ刈り」を頼むのだが、児童たちが眠るとオッサンは、おでこを直角に剃る? といったらいいのか、ウォーズマン(トップ画像)みたいな感じにされるのだ。
自分らはそれを「ウォーズマン・カット」と呼び、たいへん恐れていた。
じゃあちがう床屋に行けばいいのだが、なにしろ安かったからね。
そこで節約をして、みんなは『週刊少年ジャンプ』を買うわけだ。買った『ジャンプ』に登場するウォーズマンは好きだったが、自分も同じ髪型にされたらたまらない―少年たちは、そう思っていたのである。
高校生になると、『エモリ』という名の床屋に行くようになった。
そこの店員が美人姉妹であることに気づいたからである。
色気づく年頃だしね、しかし自分が好いていたほうの姉の彼氏を偶然見てしまい、彼が絵に描いたようなヤンキーだったので、なんか幻滅してそこにも行かなくなった。
店長は姉妹の母親なのだが、そんな姉の交際を許しちゃっているところも気に入らなかった。
関係ないのにね、自分。
しかも、むさくるしい童貞のクセして。
まぁ、思春期なんてそんなものだろう。
それでも? まだスポーツ刈りのままだった。
ほかの髪型にしてみようという発想が浮かばなかった? みたいなところがあったのだと思う。
そうして18歳になり、さすがにスポーツ刈りはないだろう―と考え、初めて髪を伸ばしてみようと決意した。
この際だから、色までつけてみようとしたのだが・・・。
つづく。
※ペンタゴンは、緑の血を流すのね。
ちなみに最も好きだったキャラクターは、やっぱりアシュラマン、、、かなぁ。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(29)』
じゃあ6年前は長髪だったのかというと「やっぱり」短髪で、自分ではGIヘアのつもりだった。
(成人以後の)短髪である時期を総合すると、約18年。
つまり20歳のころから長髪にしたことはなく、ハゲで悩むことはなくなるという利点? から、おそらく死ぬまでこのまま短髪でいくのだろう。
そのほうが手入れが楽―なんていうのは非短髪の思考であり、髪を切る頻度だけで考えれば長髪より多いんだっての。
実際、週1回のペースでバリカンを入れている。
風呂場で全裸になって・・・というのは1年中だが、夏は汗でうまく刈れない、冬は寒くて長い時間は刈れないという難点はあるものの、頭ではなく頭の形がいいので、自分はこれがいちばん似合っていると思う。
そんな自分、黒髪ロング、ときどきツインテール―というのが、女子ヘアスタイルの理想。
聞いてねーよって?
悪かったな。
そんなわけで本年最初の『初体験 リッジモント・ハイ』は、初めての長髪でいってみよう。
初めての長髪は、18歳の春。つまり上京してまもないころである。
それまでは短髪というかスポーツ刈りで、結局、自分は人生のなかで2年ほどしか長髪にしていないのだった。
地元の館林に住んでいたころ―町の床屋さんはいくつかあったが、いちばん安いということで、ほとんどのクラスメイトがリーゼントをあてているオッサンが経営する床屋―たぶん、『フクシマ』というところ―に行っていた。
オッサンには妙な癖があって、それをやられると学校で恥をかく。
だから「髪をいじられているあいだ、寝てはいけない」というルール? みたいなものがあった。
ほとんどのクラスメイトが「スポーツ刈り」を頼むのだが、児童たちが眠るとオッサンは、おでこを直角に剃る? といったらいいのか、ウォーズマン(トップ画像)みたいな感じにされるのだ。
自分らはそれを「ウォーズマン・カット」と呼び、たいへん恐れていた。
じゃあちがう床屋に行けばいいのだが、なにしろ安かったからね。
そこで節約をして、みんなは『週刊少年ジャンプ』を買うわけだ。買った『ジャンプ』に登場するウォーズマンは好きだったが、自分も同じ髪型にされたらたまらない―少年たちは、そう思っていたのである。
高校生になると、『エモリ』という名の床屋に行くようになった。
そこの店員が美人姉妹であることに気づいたからである。
色気づく年頃だしね、しかし自分が好いていたほうの姉の彼氏を偶然見てしまい、彼が絵に描いたようなヤンキーだったので、なんか幻滅してそこにも行かなくなった。
店長は姉妹の母親なのだが、そんな姉の交際を許しちゃっているところも気に入らなかった。
関係ないのにね、自分。
しかも、むさくるしい童貞のクセして。
まぁ、思春期なんてそんなものだろう。
それでも? まだスポーツ刈りのままだった。
ほかの髪型にしてみようという発想が浮かばなかった? みたいなところがあったのだと思う。
そうして18歳になり、さすがにスポーツ刈りはないだろう―と考え、初めて髪を伸ばしてみようと決意した。
この際だから、色までつけてみようとしたのだが・・・。
つづく。
※ペンタゴンは、緑の血を流すのね。
ちなみに最も好きだったキャラクターは、やっぱりアシュラマン、、、かなぁ。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(29)』