75年11月8日生まれ、自分のひとつ下の現在37歳。
東京出身。
公式サイト
自分が格闘技マニアだからでしょう、
坂口憲二(さかぐち・けんじ)くんというと、本人よりも、まず「世界の荒鷲」という異名を持つ父親・坂口征二と、総合格闘技でも活躍していたことのある兄・坂口征夫を思い浮かべてしまいます。
憲二くんは、お兄ちゃんの試合などにセコンドとしてリングサイドにつくこともありましたが、
おぉ有名人を見れたラッキー♪ と思いつつ、
サーフィンはやっているかもしれないけれど格闘技はシロウトでしょう、なにかアドバイス出来るわけ? アコギなことするよなTBSは・・・などと、ちょっと不快な気持ちになったこともありました。
自分はお兄ちゃんにインタビューを取ったことがあるのですが、お兄ちゃんはお兄ちゃんで複雑な感情を抱いていましたね。
偉大な父親と人気者の弟に挟まれ、苦悩する日々。
陽の当たらない世界で黙々と生きていたほうが、よっぽど楽なのかもしれない・・・けれど、自分が誇れるものは「腕っぷし」だけだから、この世界で生きようと決めた。
ほんとうはセコンドに、弟をつける気はなかったそうです。
そう仕向けたのはTBSであり、だから自分がイヤだなぁと思ったのは、それでも「そういう構図」を強引に作ったテレビ局の姿勢にある、、、というわけ。
さて憲二くん自身はというと、「男っ前」なんだけれど、ちょっと「当たりっ前」というか、意外性に欠けるところがあり、受け手としては、もっと弾けてほしい・・・と思うところはあります。
2004年の映画『機関車先生』の演技が、とってもよかったからです。
病気により「くちを“きかん”」(=機関)先生―というキャラクターが意外性に富み、初めて「いいじゃなーい、憲二くん」と思ったのですね。
非イケメンな自分らは、そういう憲二くんを見たいわけです。
※でも海を背景にすると、やっぱり「より」格好よく見える
<経歴>
ハワイ東海インターナショナルカレッジ卒業。
このころにサーフィンを覚え、憲二くんイコール海というイメージが出来上がる。
90年代末よりモデルを始め、主に『MEN’S CLUB』で活躍。
同時期にテレビドラマ『ベストフレンド』(99、日本テレビ)で俳優デビューを飾る。
『池袋ウエストゲートパーク』(2000、TBS)や『天体観測』(2002、フジテレビ)などの演技で好評を博し、
2003年の『新・仁義なき戦い ―謀殺―』で映画初出演を果たす。
しかし本人にその気がないのか、オファーがないのかはよく分かりませんが、それから10年が経過しているのに、映画キャリアは異様に少ないです。
前述した『機関車先生』が、高評価を受けたにも関わらず。
だって『明日の記憶』(2005)、
いちばん「らしい」と思えたサーフィン映画『キャッチ ア ウェーブ』(2006)、
そして『スマイル 聖夜の奇跡』(2007)の特別出演だけ、、、ですもの。
もったいないなぁ! と思います。
自分だったら、わざとらしくない感じのオタク犯罪者を演じさせますけれどね。
無駄に筋肉のついた頭脳犯というか、憲二くん、どうですか。
次回のにっぽん男優列伝は、桜金造さんから。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『SPEED、の功罪』
東京出身。
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自分が格闘技マニアだからでしょう、
坂口憲二(さかぐち・けんじ)くんというと、本人よりも、まず「世界の荒鷲」という異名を持つ父親・坂口征二と、総合格闘技でも活躍していたことのある兄・坂口征夫を思い浮かべてしまいます。
憲二くんは、お兄ちゃんの試合などにセコンドとしてリングサイドにつくこともありましたが、
おぉ有名人を見れたラッキー♪ と思いつつ、
サーフィンはやっているかもしれないけれど格闘技はシロウトでしょう、なにかアドバイス出来るわけ? アコギなことするよなTBSは・・・などと、ちょっと不快な気持ちになったこともありました。
自分はお兄ちゃんにインタビューを取ったことがあるのですが、お兄ちゃんはお兄ちゃんで複雑な感情を抱いていましたね。
偉大な父親と人気者の弟に挟まれ、苦悩する日々。
陽の当たらない世界で黙々と生きていたほうが、よっぽど楽なのかもしれない・・・けれど、自分が誇れるものは「腕っぷし」だけだから、この世界で生きようと決めた。
ほんとうはセコンドに、弟をつける気はなかったそうです。
そう仕向けたのはTBSであり、だから自分がイヤだなぁと思ったのは、それでも「そういう構図」を強引に作ったテレビ局の姿勢にある、、、というわけ。
さて憲二くん自身はというと、「男っ前」なんだけれど、ちょっと「当たりっ前」というか、意外性に欠けるところがあり、受け手としては、もっと弾けてほしい・・・と思うところはあります。
2004年の映画『機関車先生』の演技が、とってもよかったからです。
病気により「くちを“きかん”」(=機関)先生―というキャラクターが意外性に富み、初めて「いいじゃなーい、憲二くん」と思ったのですね。
非イケメンな自分らは、そういう憲二くんを見たいわけです。
※でも海を背景にすると、やっぱり「より」格好よく見える
<経歴>
ハワイ東海インターナショナルカレッジ卒業。
このころにサーフィンを覚え、憲二くんイコール海というイメージが出来上がる。
90年代末よりモデルを始め、主に『MEN’S CLUB』で活躍。
同時期にテレビドラマ『ベストフレンド』(99、日本テレビ)で俳優デビューを飾る。
『池袋ウエストゲートパーク』(2000、TBS)や『天体観測』(2002、フジテレビ)などの演技で好評を博し、
2003年の『新・仁義なき戦い ―謀殺―』で映画初出演を果たす。
しかし本人にその気がないのか、オファーがないのかはよく分かりませんが、それから10年が経過しているのに、映画キャリアは異様に少ないです。
前述した『機関車先生』が、高評価を受けたにも関わらず。
だって『明日の記憶』(2005)、
いちばん「らしい」と思えたサーフィン映画『キャッチ ア ウェーブ』(2006)、
そして『スマイル 聖夜の奇跡』(2007)の特別出演だけ、、、ですもの。
もったいないなぁ! と思います。
自分だったら、わざとらしくない感じのオタク犯罪者を演じさせますけれどね。
無駄に筋肉のついた頭脳犯というか、憲二くん、どうですか。
次回のにっぽん男優列伝は、桜金造さんから。
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