18年度の総括、第6弾は「本」。
小説だけでなくノンフィクション、漫画、写真集なども含まれる個人的な10傑であり、今年発表されたものとはかぎらないのであしからず!!
去年も同じことを書いた気がするが・・・
ここ数年はノンフィクションばかりを読み漁り、純粋なる物語を紡ぐ「小説」は疎かになっている。
結果、大きな賞にからんだ小説ぐらいしか手に取ることはせず、そうすると余計に「自分だけの宝物」には出会い難くなってしまうのだよなぁ。。。
(1)『伝説の女傑 浅草ロック座の母』(齋藤智恵子・著 竹書房)

35歳で踊り子としてデビュー、46歳で「ロック座」の代表となる。
勝新やたけしさえ歯向かうことが出来なかった、スケールのでかすぎる女傑の自叙伝。
嘘のようなほんとうの話ばかりがつづくので、後半からはギャグの本として読んだ。
(2)『インヴィジブル』(ポール・オースター著、柴田元幸・訳 新潮社)
発表される作品すべてを読んでおこうと思わせる現役の作家は、松尾スズキとオースターのみ。
もともと多作ではないが、4年ぶりにオースターの作品に触れ、いつ読んでも「先端のひと」だなぁと感動してしまう。
(3)『シュワルツェネッガー主義』(てらさわホーク著 洋泉社)
筋肉系俳優を愛する著者が、シュワ氏の全キャリアを解説・批評する労作。
※著者による、シュワ氏のモノマネが聞けます。そっくり!笑
(4)『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』 (花田菜々子・著 河出書房新社…トップ画像)
タイトルと装丁が決まった時点で、「時代的に」売れることが確定したであろう私小説の快作。
自分がもっと若ければ、これを「映画」に置き換えてやりたかったな・・・と思わせるユニークさがあった。
(5)『日本のヤバい女の子』(はらだ有彩・著 柏書房)
かぐや姫やイザナミノミコトに始まり、怪談『牡丹燈篭』のお露まで。
物語に登場するエキセントリックなヒロインたちを、現代的な視点で軽やかに捉え直す。
今年読んだ本のなかで、面白さという点ではダントツだった。
(6)『証言UWF 完全崩壊の真実』(高田延彦・船木誠勝ほか著 宝島社)

内ゲバを繰り返し短命に終わった伝説の格闘技団体、UWF。
その実態を当事者たちが「やっと」語り始めた―有吉ちゃんもいっていたが、真実を吐露するには、そのくらいの時間を要するものなのだね。
(7)『天才はあきらめた』(山里亮太・著 朝日文庫)
芸人コンビ、南海キャンディーズ・山ちゃんのネガティブ思考をポジティブに文章化していく才能は、もっと評価されていいのにね。
(8)『銀の匙』(荒川弘・作 小学館)
北海道の農業高等学校を舞台とした青春漫画。
2011年から連載がつづく人気作だが、先輩編集者の強い薦めで初めてコミックスを手に取った。

(9)『ファーストラヴ』(島本理生・著 文藝春秋)
直木賞受賞作の佳作だが、これ読むと益々、芥川賞でもよくね? と思い、純文学と大衆文学の差異が分からなくなる。
ともあれ。
「いつか映画化される」に一票。
(10)『ROSIEL』(火将ロシエル・モデル 山口北州印刷)
いま、いちばん好きなコスプレイヤーなので。
えなこちゃんより、好き。

…………………………………………
明日のコラムは・・・
『ド深夜の着信』
小説だけでなくノンフィクション、漫画、写真集なども含まれる個人的な10傑であり、今年発表されたものとはかぎらないのであしからず!!
去年も同じことを書いた気がするが・・・
ここ数年はノンフィクションばかりを読み漁り、純粋なる物語を紡ぐ「小説」は疎かになっている。
結果、大きな賞にからんだ小説ぐらいしか手に取ることはせず、そうすると余計に「自分だけの宝物」には出会い難くなってしまうのだよなぁ。。。
(1)『伝説の女傑 浅草ロック座の母』(齋藤智恵子・著 竹書房)

35歳で踊り子としてデビュー、46歳で「ロック座」の代表となる。
勝新やたけしさえ歯向かうことが出来なかった、スケールのでかすぎる女傑の自叙伝。
嘘のようなほんとうの話ばかりがつづくので、後半からはギャグの本として読んだ。
(2)『インヴィジブル』(ポール・オースター著、柴田元幸・訳 新潮社)
発表される作品すべてを読んでおこうと思わせる現役の作家は、松尾スズキとオースターのみ。
もともと多作ではないが、4年ぶりにオースターの作品に触れ、いつ読んでも「先端のひと」だなぁと感動してしまう。
(3)『シュワルツェネッガー主義』(てらさわホーク著 洋泉社)
筋肉系俳優を愛する著者が、シュワ氏の全キャリアを解説・批評する労作。
※著者による、シュワ氏のモノマネが聞けます。そっくり!笑
(4)『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』 (花田菜々子・著 河出書房新社…トップ画像)
タイトルと装丁が決まった時点で、「時代的に」売れることが確定したであろう私小説の快作。
自分がもっと若ければ、これを「映画」に置き換えてやりたかったな・・・と思わせるユニークさがあった。
(5)『日本のヤバい女の子』(はらだ有彩・著 柏書房)
かぐや姫やイザナミノミコトに始まり、怪談『牡丹燈篭』のお露まで。
物語に登場するエキセントリックなヒロインたちを、現代的な視点で軽やかに捉え直す。
今年読んだ本のなかで、面白さという点ではダントツだった。
(6)『証言UWF 完全崩壊の真実』(高田延彦・船木誠勝ほか著 宝島社)

内ゲバを繰り返し短命に終わった伝説の格闘技団体、UWF。
その実態を当事者たちが「やっと」語り始めた―有吉ちゃんもいっていたが、真実を吐露するには、そのくらいの時間を要するものなのだね。
(7)『天才はあきらめた』(山里亮太・著 朝日文庫)
芸人コンビ、南海キャンディーズ・山ちゃんのネガティブ思考をポジティブに文章化していく才能は、もっと評価されていいのにね。
(8)『銀の匙』(荒川弘・作 小学館)
北海道の農業高等学校を舞台とした青春漫画。
2011年から連載がつづく人気作だが、先輩編集者の強い薦めで初めてコミックスを手に取った。

(9)『ファーストラヴ』(島本理生・著 文藝春秋)
直木賞受賞作の佳作だが、これ読むと益々、芥川賞でもよくね? と思い、純文学と大衆文学の差異が分からなくなる。
ともあれ。
「いつか映画化される」に一票。
(10)『ROSIEL』(火将ロシエル・モデル 山口北州印刷)
いま、いちばん好きなコスプレイヤーなので。
えなこちゃんより、好き。

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明日のコラムは・・・
『ド深夜の着信』