「関係各位
いつも大変お世話になっております。
この度、CHAN-龍選手の訃報に関してご報告申し上げます。
CHAN-龍選手は、当初、7月23日に開催されたプロフェッショナル修斗公式戦後楽園ホール大会(主催:株式会社サステイン)へ出場を予定しておりましたが、大会前日に行われた計量会場に姿を見せず、CHAN-龍選手との連絡が途絶えた為、地元・徳島で捜索が行われました。
大会終了後にCHAN-龍選手がお亡くなりになっていたことが、所属するMMA Zジムの安芸佳孝代表より報告がありました。
ご親族からの強い意向もあり、大会や選手に与える影響を考慮し発表は控えておりましたが、このような形で皆さまへのご報告となったこと、そしてご報告が遅くなりましたことをお詫び申し上げます」(日本修斗協会)
…………………………………………
2020年にデビューした「CHAN-龍」(享年21歳)は、プロMMA戦績「6戦全勝」を誇り修斗新人王も獲得した期待の星だった。
しかし、3月の大会で1.7kgの体重オーバーで失格処分に。
修斗代表は「憶測でものを書かないで」といっているが、この経緯から「減量苦」が死につながったのではないか、、、とファンの多くがSNSなどで投稿する展開になっている。
…………………………………………
平本蓮「先日修斗に出場予定だった選手が減量苦で亡くなってしまった。面識はないけど他人事ではない。本当に胸が痛くなる。日本は計量オーバーに厳しい。ドミ戦の70キロを散々言われるけど足折れた俺に興行を潰さないためのドミ側とライジンからの提示。Kー1デビューから1回も俺は計量をミスした事はない」
…………………………………………
格闘家たちの過酷で過激な減量を目に耳にするたび、いつかこういうことが起こるのではないか…という不安がなかったわけではない。
ということを、「あとだし」みたいにいったところで「CHAN-龍」が生き返るわけではないが。
階級制を取り入れた競技である以上、体重をあわせることは前提なのだけれども。
現在、多くの格闘家が積極的に取り入れている減量方法が「水抜き」と呼ばれるもの。
読んで字のごとく「身体の水分量を減らすことで体重を減らす」方法―これを、計量直前の数日間におこなう。
劇的な効果が期待出来るいっぽうで、身体への負担は大きいとされる。
それぞれの身体には個性・個体差がありますからね、水抜きしても「ぜんぜんピンとしていられる」というひとも居れば、歩くのが困難になってしまうひとも。
計量オーバーほど、格闘技ファンをがっかりさせるものはない。
ない、、、けれども、それで死人が出ちゃったら話はべつでね。
この問題に関して明確な解決策を持っているわけでもないので、どうしたものか。
関係者やファンもみんな同じ気持ち、だからこそSNS等でも(所属ジムや興行主に)キツイ物言いになってしまっているところもあるのではないかな。。。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(87)コリン・ファース』
いつも大変お世話になっております。
この度、CHAN-龍選手の訃報に関してご報告申し上げます。
CHAN-龍選手は、当初、7月23日に開催されたプロフェッショナル修斗公式戦後楽園ホール大会(主催:株式会社サステイン)へ出場を予定しておりましたが、大会前日に行われた計量会場に姿を見せず、CHAN-龍選手との連絡が途絶えた為、地元・徳島で捜索が行われました。
大会終了後にCHAN-龍選手がお亡くなりになっていたことが、所属するMMA Zジムの安芸佳孝代表より報告がありました。
ご親族からの強い意向もあり、大会や選手に与える影響を考慮し発表は控えておりましたが、このような形で皆さまへのご報告となったこと、そしてご報告が遅くなりましたことをお詫び申し上げます」(日本修斗協会)
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2020年にデビューした「CHAN-龍」(享年21歳)は、プロMMA戦績「6戦全勝」を誇り修斗新人王も獲得した期待の星だった。
しかし、3月の大会で1.7kgの体重オーバーで失格処分に。
修斗代表は「憶測でものを書かないで」といっているが、この経緯から「減量苦」が死につながったのではないか、、、とファンの多くがSNSなどで投稿する展開になっている。
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平本蓮「先日修斗に出場予定だった選手が減量苦で亡くなってしまった。面識はないけど他人事ではない。本当に胸が痛くなる。日本は計量オーバーに厳しい。ドミ戦の70キロを散々言われるけど足折れた俺に興行を潰さないためのドミ側とライジンからの提示。Kー1デビューから1回も俺は計量をミスした事はない」
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格闘家たちの過酷で過激な減量を目に耳にするたび、いつかこういうことが起こるのではないか…という不安がなかったわけではない。
ということを、「あとだし」みたいにいったところで「CHAN-龍」が生き返るわけではないが。
階級制を取り入れた競技である以上、体重をあわせることは前提なのだけれども。
現在、多くの格闘家が積極的に取り入れている減量方法が「水抜き」と呼ばれるもの。
読んで字のごとく「身体の水分量を減らすことで体重を減らす」方法―これを、計量直前の数日間におこなう。
劇的な効果が期待出来るいっぽうで、身体への負担は大きいとされる。
それぞれの身体には個性・個体差がありますからね、水抜きしても「ぜんぜんピンとしていられる」というひとも居れば、歩くのが困難になってしまうひとも。
計量オーバーほど、格闘技ファンをがっかりさせるものはない。
ない、、、けれども、それで死人が出ちゃったら話はべつでね。
この問題に関して明確な解決策を持っているわけでもないので、どうしたものか。
関係者やファンもみんな同じ気持ち、だからこそSNS等でも(所属ジムや興行主に)キツイ物言いになってしまっているところもあるのではないかな。。。
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明日のコラムは・・・
『令和版・海外俳優列伝(87)コリン・ファース』