Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(92)C・トーマス・ハウエル

2023-08-20 00:10:00 | コラム
66年12月7日生まれ・56歳。
アメリカ出身。

自分と同世代の映画ファンには馴染みの深い青春スター、
しかし名前を隠してトップ画像の近影だけ見せても「トーマス!!」と答えられないかもしれない。

ということで、当時の画像を^^



最近は振るわないけれど、まだ56でしょう。
テレビドラマでは監督業にも挑戦しているようなので、映画でもメガホンを持つときがくるかもしれません。

※奨学金を得るために「黒人になりすます」コメディ―現代じゃいろいろ無理かもしれないし、当時だって批判されたみたいだが、このくらい大胆な物語があってもいいんでない?



<経歴>

元「カリフォルニア・ロデオ協会」代表、、、という珍しい経歴は、スタント・コーディネーターであった父親の影響。
そして飛び級して高校を卒業したエリートでもある。

実質的な映画俳優デビュー作は、82年の『E.T.』。

コッポラによる青春劇『アウトサイダー』(83)でメインを張り、


「ブラット・パック」(=80年代青春映画をメインにする若手俳優たち、の総称)の一員として人気者となる。

旧ソ連軍が学校に攻めてきた! という超タカ派映画でありながら見どころ盛り沢山の快作『若き勇者たち』(84)、

その際立った不条理性が、じつは当時より現代で「受けているっぽく」再評価され始めたスリラー『ヒッチャー』(86)、


前述したコメディ『ミスター・ソウルマン』(86…共演したレイ・ドーン・チョンとのちに結婚、離婚)、
『トスカニーニ』(88)、
当時乗りに乗っていたジュリエット・ルイスと共演した『恋に焦がれて』(92)。


・・・と、日本の映画ファンが「はっきりと」確認出来ていた活動期間はここまで。

『パズル』(98)や『アメイジング・スパイダーマン』(2012)にも出演していましたが、基本的にはテレビの世界に身を置くようになったようです。

CSとかで作品チェックしていれば、偶然拝めることもあるのかな??


次回の列伝は、ジーン・ハックマンさんから。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シミにならずに消えました^^』
コメント
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