Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(254)

2018-07-11 00:10:00 | コラム
まい「く」→「く」ちぶえ

きのうの「マイク」と、同じような書き出しになるが・・・

チューイングガムを膨らませることが出来ない、
口笛を吹くことが出来ない、

つまりは、不器用男子である。

スキップやウィンク?

ぎりぎり出来る、、、はずだ。

だから「口でおこなう遊戯」が苦手なんだと思う。

キスが下手ってこと?

こんどハニーに聞いてみます。


口笛を吹けるとしたら、最もやってみたい曲はこれ。

本編を観ていなくても、どこかで聞いたことあるでしょう。

中盤から、口笛バージョンが流れます。

~大傑作映画『M』(31)より~




当然、指笛も吹けない。



あれ出来たら、格闘技会場でやってみたいんだけれどな~。


以下、口笛が印象的な映画3本。
(『M』は別格扱いです)

(1)『キル・ビル』(2003)

エル・ドライバー(ダリル・ハンナ…トップ画像)が披露。

元曲は、バーナード・ハーマンが作曲した『Twisted Nerve』。



(2)『戦場にかける橋』(57)

みんなが知っている、『クワイ河のマーチ』。

(3)『冒険者たち』(67)

切なくて、美しいですなぁ。




次回のしりとりは・・・
くちぶ「え」→「え」き。

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明日のコラムは・・・

『選手第一、の空調』
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シネマしりとり「薀蓄篇」(253)

2018-07-10 06:18:03 | コラム
や「ま」→「ま」いく

マイク(英語では、microphone)とはあまり縁のない男だと思う。

歌手ではないし漫才師でもないし、冠婚葬祭で進行をするような立場でもないので。

カラオケ行くだろ、って?

まぁ行くが、ばかでかい声なので、口とマイクの距離をだいぶあけるタイプなのだった。

マイクに嫌われているのかもしれない、
何度もハウリングを起こす、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)のマーティのように笑


格好いいなぁ、と思うのは、たとえば吉川晃司のマイクの持ちかたとかね、



そこまで変わった持ちかたをしているわけじゃないのに、真似てみてもサマにならないのは、やっぱり自分がマイクに嫌われているからだろう。


字が巧いと自覚している、けれどもチョーク(水性ペン)で黒板(ホワイトボード)に字を書くとセンスを発揮出来ない・・・のと同じように、
声が柔らか、魅力的といわれる自分だが(ほんとうに、そう評されたことあるんだっての!!)、マイクを通するとピンとこなくなるらしく、そういうことの積み重ねで、マイクに対する苦手意識さえ抱いているのである。


以下、マイクと、マイクを用いるキャラクターが印象的な映画3傑。


(1)『マルホランド・ドライブ』(2001)

泣き女のパフォーマンス、ごらんあれ。



(2)『グッドモーニング、ベトナム』(87…トップ画像)

マイクを武器に「なにか」と戦った男の物語。

(3)『フォレスト・ガンプ』(94)



反戦集会で「とっても大事なこと」を発したはずのガンプだが、反対派のマイク妨害により、ちかくに居るものにしか「それ」は届かなかった。


※マイクが印象的なPVといったら、これかな




あすのしりとりは・・・
まい「く」→「く」ちぶえ。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(254)』
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All-Star

2018-07-09 00:10:00 | コラム
ガキのころは、あんなにワクワクしていたはずの(プロ野球の)オールスター戦、いまは興味さえ抱けないんだよね。

なぜだろう―なんていう話を、野球好きの友人と展開したことがある。

もちろん野球そのものは好きなまま。
ペナントレースなんか、ずっとドキドキワクワクしている。

ただし。
ビッグイベントであるはずのオールスターゲームだけ楽しめない、箸休めにもならないから、とっとと後半戦いってくれよっていう。

(芸能人と同じで)一般人との距離がちかくなり、向こう側のひとという「きらきら感」がなくなった?

一理あるかもしれないが、そうでもなさそうな気がする。


友人との会話では・・・
「大人になるほど」勝負論のあるスポーツが見たくなる、だからオールスターは邪魔―そういうことなのかもしれない、という結論にはなったのだが。


さて先日。
まもなく公開される米産の大作映画『オーシャンズ8』を試写で観てきた。

簡単にいえば『オーシャンズ』シリーズ(2001~)の女性版であり、ハリウッドのオールスター映画。


楽しかったよ、それぞれの女優にきちんと見せ場が用意されているし・・・って、どうしても俳優同士のパワーバランスを「真っ先に」考えてしまう自分が居るのも事実で。

物語よりも、まずそっちっていう。


ガキのころに観た『キャノンボール』シリーズ(81~89)は純粋に映画として楽しめたのに、



『エクスペンダブルズ』シリーズ(2010~)に関しては、楽しめたことは楽しめたけれど、いろいろ考えちゃって、ふと気づいたら映像や物語を追っていなかった・・・なんてこともある。




ひょっとしたらこのあたりは、野球のオールスターゲームと同じ感覚があるのかもしれない。


本気度が低い・・・とまではいわないけれどね。



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『シネマしりとり「薀蓄篇」(253)』
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呑みそうな顔、吸いそうな顔

2018-07-08 00:10:00 | コラム
中学2年終了時の文集だったか、「子宝に恵まれそうなヤツ」という不思議なランキングでトップに輝いたことがある。

単に太っているからだろう、なんという発想だろうか・・・とも思うが、中2らしくて楽しいね。

で、いままでいわれたことのある「〇〇そう」「〇〇っぽい」を書き出してみる。


やさしそう

「すごく」呑みそう

あー、たしかに格闘技「好きそう」

精力強そう


・・・このくらい、かな。

まぁ当たっているし。

見た目で判断したことは、割と正しい、、、ということか。


ハニーに質問してみると・・・

ぶりっ子っぽい

煙草、吸わなさそうなのに

・・・と、いわれるそうである。

おや、けっこうネガティブな感じよね。


とくにバッグから煙草を取り出した途端、しょっちゅう「吸うんだ!?」といわれ、うんざりしているそうで。

色白童顔ニーハイ女子だしね、仕方ないかもしれないけど、ちょいと気の毒かも。




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明日のコラムは・・・

『All-Star』
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にっぽん女優列伝(67)奥菜恵

2018-07-07 00:10:00 | コラム
79年8月6日生まれ・38歳。
広島出身。

公式ブログ


いまだって嫌いなわけはありませんが、グラビアなどのアイドル活動をやっていたころの奥菜恵(おきな・めぐみ)さんが、大好きでした。

訂正、ものすごく好きでした。
というわけで、ものすごく好きだったから、ムダに画像を貼ります。










女優としての演技力は、キャリアを積み重ねても「う~ん…」なところはありましたが、ひたすら可愛かったですし、「映える」という意味では、テレビ画面よりもスクリーンだったような気がするのです。


※代表作と呼べるであろうこの作品も、本来はテレビドラマとして制作されましたが、スクリーンで再見したときのほうがよかったですもの!!



<経歴>

最初の旦那は、サイバーエージェントを率いる藤田晋。
現在の旦那は、俳優の木村了。

事務所に所属したばかりだった13歳のころ、メディアミックスという手法で「一瞬だけ」話題になったテレビドラマ『パ★テ★オ』(92、フジテレビ)で女優デビューを果たす。

主演が菊池桃子と加勢大周、共演に保阪尚希という、なんかすごい時代を感じさせる作品です。

映画俳優デビュー作は、その完結編『パ★テ★オ PATIO』(92)でした。


『NIGHT HEAD』(94)、
「わたし、17歳に見える?」の台詞が印象的だった『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』(94)、
『かわいいひと』(98)。


映画小僧の自分ですが、オキメグ好きとして彼女が出演するテレビドラマもくまなくチェックしていました。

そのなかで印象に残っているのが、堂本兄弟と組んだ『若葉のころ』(96、TBS)、一色紗英と共演した『ふたり』(97、テレビ朝日)ですね。

前者はヘッセの『車輪の下』を小道具として用いているところが素晴らしかったのですが、
後者はただただ、あぁ美人姉妹だよなぁ紗英ちゃんとオキメグって・・・などと思いながら呆けた顔で鑑賞していたため、細かいところは一切覚えていません。

ともかく。
この可愛さゆえに、代表作『打ち上げ花火~』を含めて、オキメグとは可憐な女子であるよと。
そんなイメージが先行してしまって、女優としてチャレンジングなことをなかなかさせてもらえない環境にあったのではないでしょうか。

2000年、松尾スズキ率いる大人計画の舞台『キレイ』に主演。

道徳や倫理に斬りこむ松尾作品に出たのは、殻を破りたいという思いの表れだと思います。


その後の映画作品に・・・
『RED SHADOW 赤影』(2001)、『弟切草』(2001)、『infinity ∞ 波の上の甲虫』(2002)、
『呪怨 劇場版』(2003)、『おいしい殺し方』(2006)、『ユリシス The Story of Cairns』(2006)、『犬神家の一族』(2006)、
『シャッター Shutter』(2008)、『罪とか罰とか』(2009)、
『夏休みの地図』(2013)、『ジェリー・フィッシュ』(2013)、そして最新作は『サムライせんせい』(2017)。


歳も取りましたし、それなりの経験を積んだことから、昔よりは役柄が広がりました。

ただ「これ!」といった作品に恵まれていないだけで。。。


がんばれオキメグ!!


次回のにっぽん女優列伝は、荻野目慶子さんから。

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明日のコラムは・・・

『呑みそうな顔、吸いそうな顔』
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