Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

乾杯! のヒトコト

2018-11-25 00:10:00 | コラム
呑み会で、幹事をすることが多い―という話は何遍も書いている。

人数を決めて、場所と日時を決めて、昔は電話、いまならメールかラインを一斉送信しセッティング完了。

居酒屋の入り口前で立哨、
参加費を集め、
最初の一杯の音頭を取る・・・までが自分の仕事で、あとはまぁ勝手にやってください、というのが自分のスタイル。


さてその最初の一杯、つまり乾杯「の、ことば」というのが、なかなかにセンスを問われるもので。

ふつうは「おつかれさまでーす」、呑み会の主題によっては「おめでとう~!」なんていうのもあるのかな、
スピーチじゃないのだから、単に「乾杯!」というだけでもいいとは思うけれど、なにか気の利いたことをいいたくなっちゃう。


いちばんウケた乾杯! は・・・
10年以上前のこと、「某」すき家で働いていたころの忘年会。

この職種だから、このワード―豚、キムチ―で盛り上がったのだろう、

CMを真似て、



ロンブー淳のように「豚キム! 豚キム!!」と連呼してみたら、

参加者全員がそれにつづいて唱和してくれて、調子に乗った自分は10回くらいそれを繰り返したのである。

さすがに終わりのほうはグダグダしてしまって締まる感じには出来なかったが、センス(?)とタイミングを間違えなければ乾杯「ごときでも」これほど盛り上がるものなのか、、、と驚いた。


それがあまりにも気持ちよかったので、未だ「あの栄光? を、もういちど」と思っているところがある。

あるが、いつもそういう風にキマるわけじゃない。
ていうか、ほとんどうまくいかない。


そんなわけで。
忘年会シーズンに突入し、「悪い子はいねぇか~?」みたいな感じで「よい乾杯のことばはねぇか~?」と頭を悩ませている毎日なのだった―。


※世界の乾杯



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明日のコラムは・・・

『かっけー! おじさんになりたいが。。。 ~2018総括(9)~』
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にっぽん女優列伝(88)川栄李奈

2018-11-24 00:10:00 | コラム
95年2月12日生まれ・23歳。
神奈川出身。

公式サイト


アイドル好きなのに、どういうわけかAKB系・坂道系に明るくない自分。
ですから川栄李奈(かわえい・りな)ちゃんを知ったのも、あの事件から、、、だったりします。



狂信的なファンではなく、どちらかというと「誰でもよかった」系の加害者だったということが分かり、それを聞いてリーダー「たかみな」は、そんなヤツが原因でグループを解散させるわけにはいかない―と思ったそうです、とってもかっけー! ですよね。

若い女子の身体が傷つくことは、ひじょうに胸が痛みます。
それでも被害に遭ったふたりは芸能界から去ることをしなかった、単にきゃわいいだけに見える彼女たちですが、こっちが想像している以上にタフネスの持ち主なのですね。

後追いの形になりますが、川栄ちゃんに興味を抱いた自分は、グラビアに目を通してみました。



お! いいじゃんいいじゃん!! ってね。


グループ卒業後の活動がうまくいかない元メンバーが多いなかで、女優としての川栄ちゃんはまずまずの評価を得ています。

誤解を与えてしまうような表現になるかも・・・ですが、いろんな意味で「ちょうどいい」のではないでしょうか。

うん、ほんとうにそう思います。


※初主演作



<経歴>

2010年、AKB48の研究生オーディションに合格する。

そこから正式メンバーとなり、人気を博すまでのキャリアは割愛。
自分なんかより、ウィキペディアを参照したほうが正確でしょうから。

2014年5月―。
岩手で開催された握手会で暴漢に襲われ、右手親指を骨折。
(当時24歳の加害者は、懲役6年の刑が確定)

復帰はしたものの、翌年の3月に卒業を発表。
やはり事件の影響か・・・などといわれましたが、本人が(そのことについて)言及しなかったのですから、アレコレいうのは無粋というものです。


ここからは、映画に限定して。

映画俳優デビュー作は、2012年の『劇場版 私立バカレア高校』。
どんな映画でも「とりあえず観る」タイプの自分でも、これは観ていません。

グループ内の作品ですし、ファンのために創れらた映画なのだと解釈したからです。

よって、川栄ちゃんの演技を初めてスクリーンで触れたのは4年後の『デスノート Light up the NEW world』(2016)でした。

このときの演技、巧い! とは思いませんでしたが、雰囲気のある子だなぁ、、、と感心はしました。

2017年にはauのCMで織姫を演じメディア露出が増加、
映画でも『亜人』(2017)、『嘘を愛する女』(2018)、『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(2018)、『センセイ君主』(2018)とつづき、
『恋のしずく』(2018)で初主演を果たす。

公開中の映画に『人魚の眠る家』(2018)、来年公開予定の『泣くな赤鬼』(2019)と、女優としてのキャリアは順調。


やや酷な気もしますが、これで犯罪に手を染めるキャラクターなどを演じられるようになると、さらに輝く気がするのですけれど。。。


次回のにっぽん女優列伝は、川上麻衣子さんから。

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明日のコラムは・・・

『乾杯! のヒトコト』
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にっぽん女優列伝(87)河合美智子

2018-11-23 00:10:00 | コラム
68年6月13日生まれ・50歳。
神奈川出身。

公式サイト

世代的に、アイドルっぽい存在だったころの河合美智子(かわい・みちこ)さんを知っていたから、




90年代になって「オーロラ輝子」名義でCD出したらバカ売れしたり、



脳出血で入院したりと、
アイドル時代よりも起伏に富んだ芸能ニュースを目にするたび、人生ってほんとうに不思議なものだよなぁ、、、などと思ったものでした。

<経歴>

83年、相米慎二の名(迷)作『ションベンライダー』で幸運な映画俳優デビューを飾る。
キャラクター名は「河合美智子」で、これがそのまま芸名となりました。
(主題歌=リンク動画も担当し、歌手デビューも果たす)

不思議な映画ですが、まだ俳優やっているころの坂上忍、駆け出しのころの永瀬正敏も出ていて一見の価値がありますね。


『野蛮人のように』(85)、『めぞん一刻』(86)、『恋人たちの時刻』(87)、『ラブ・ストーリーを君に』(88)、『・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・』(88)、『ファンシイダンス』(89)、『青空に一番近い場所』(94)。


96年―NHK連続テレビ小説『ふたりっ子』に「通天閣の歌姫・オーロラ輝子」役で出演、キャラクターそのまんまで音楽活動を展開するとアイドル時代以上の成功を収める。


『ショムニ』(98)、『あ、春』(98)、
『ガラスの脳』(2000)、『ごめん』(2002)、『海は見ていた』(2002)、『MAKOTO』(2005)、
『悲しき天使』(2006)、『コンナオトナノオンナノコ』(2007)、『ホームカミング』(2011)。


2016年8月―。
脳出血により入院、リハビリをしつつ可能な仕事をこなすタフネスぶりが反響を呼ぶ。

翌年に退院、闘病生活を支えた俳優の峯村純一と結婚する。

同年にはスクリーン復帰も果たし、一青窈の実姉・一青妙が著したエッセイの映画化『ママ、ごはんまだ?』(2017)に主演。




一青窈が好きなので公開初日に行きましたが、あれ美智子さん、演技こんなに達者だったかな? と感心しました。


ともあれ、完全復活出来てよかったです。

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明日のコラムは・・・

女優列伝、3連続でいきます。
『にっぽん女優列伝(88)川栄李奈』
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にっぽん女優列伝(86)香里奈

2018-11-22 00:10:00 | コラム
84年2月21日生まれ・34歳。
名古屋出身。

公式サイト


有吉ちゃんのラジオ番組でゲスナー(=リスナーの自虐的呼称)から「苗字を忘れてしまったおバカちゃん」と評された香里奈(かりな)さん、
ゲスナーの投稿は愛のあるいじりだから許せますが、
香里奈さんはしかし、ちょっとこれはひどい…と思われる写真流出によって窮地に追い込まれ、一時的に表舞台から姿を消すことになりました。

スキャンダル写真でも、なんでもない。
単なる盗撮です、しかも「多少、行儀の悪い」寝姿の。

完全に、ちかくに居たものの犯行じゃないですか。

ひどいと思いつつ、助平な自分も見ちゃいましたよ。

そんな罪の意識がある男子は多いことでしょう、だから彼女の復活はとてもうれしかったです。


※現時点における、映画の代表作




<経歴>

三姉妹、いちばん下の妹。
長女・次女ともモデルさんです。




こうなるとモデルの道は必然だったといえます、
15歳で活動開始、雑誌『Ray』の専属モデルになりました。

ロリータファッション以外には明るくない自分なんかは、ニッセンのイメージキャラクターとして香里奈さんを認識しましたね。


いくつかのテレビドラマで演技を経験したのち、
2004年の『深呼吸の必要』で映画女優デビューを果たします。

モノスゴ上手! というわけではないですけれど、自然な佇まいといいますか、悪くないと思いました女優として。

『天国の本屋~恋火』(2004)、
『海猿 ウミザル』(2004、2010年の『THE LAST MESSAGE 海猿』にも出演)、
『輪廻』(2006)、落語家の青年を主人公にした人情モノ『しゃべれども しゃべれども』(2007)、『恋空』(2007)。

吉田修一の傑作小説を映画化した『パレード』(2010)では、シェアハウスで暮らす若者―藤原竜也、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介―のひとりを好演、
『ラブコメ』(2010)、『あしたのジョー』(2011)、『うさぎドロップ』(2011)、
『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝鬨橋を封鎖せよ!~ 』(2011)では麗子役に挑戦、そこまでグラマラスなひとではないですけれど、けっこう似合ってました。

作品の出来には波がありますが、香里奈さんの芸能活動は順調、
しかし2014年―前述した写真流出騒動が起き、彼女の所為ではないはずなのに、イメージを大事にする広告主の大半が香里奈さんを起用することに難色を示したといわれています。

実際、それから数年間はメディア露出が極端に減り、『ガール』(2012)を最後にスクリーンにも登場していません。


時間が解決したのか、あるいは吹っ切れたのか。
最近になってメディア露出も増え、とても安心しました。


いい死にかたなんか絶対に出来ないでしょうよ、写真を撮り売った輩は。

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明日のコラムは・・・

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映画監督別10傑(34)チャン・イーモウ

2018-11-21 00:10:00 | コラム
~チャン・イーモウのキャリア10傑~

最近バースデーをむかえた67歳、
チャン・イーモウ(=張芸謀)はデビュー時から短髪で無骨なイメージ、こんな洒落っ気のないひとと美人女優コン・リーが付き合っていいのか―なんてなことを思ったりもしたのだが、ふたりの蜜月に生まれた映画たちはどれも新鮮な驚きに満ち満ちていて、関係が解消されタッグを組まなくなった途端に「もったいない…」と落胆したものだ。

やっぱり受け手は、自分勝手だよね。


大作主義を否定する気はないけれど、ときどきでもいいから、脳天に杭を打ち込むようなインディーズ魂全開の映画を創ってほしい。

そう願う自分が10傑を選出すると、どうしたってキャリア初期のものが上位を占めてしまうわけでして。。。


(1)『紅夢』(91)

「紅」三部作の二作目。



富豪の第四夫人として嫁いだ19歳のヒロインの悲劇を、「紅」を基調とした映像で表現した。

(2)『秋菊の物語』(92)

夫が村長とのトラブルで股間を蹴られ怪我をした。
身重の妻・秋菊は謝罪を求めるが、村長は謝らない。
彼女の訴えは郡の役場から県の役所へ、そして市役所にまで・・・ことが次第に大きくなっていくさまをコミカルかつ風刺的に描き、イーモウにとってもリーにとっても新境地を開くことになった快作。

(3)『上海ルージュ』(95)

召使いの少年の視点から、ヤクザの情婦・チンパオの哀しき性を描く。

イーモウ本人は失敗作だと発言したようだが、コン・リーの艶っぽさを堪能出来るので自分は好き。

(4)『紅いコーリャン』(87)

初監督作。
嫁ぐ途中で強盗に襲われるチウアルと、彼女を助けたユイチャンアオの物語。

全世界の映画小僧に衝撃を与えたという点では、QT以上だったかもしれない。

(5)『菊豆』(90)

落下していく染物の迫力―物語は忘れても、この強烈な映像はいつまでも覚えている。



(6)『初恋のきた道』(99)

コン・リーとのコンビ解消後、イーモウが発掘したのはチャン・ツィイーだった。



ツィイーの健気さにやられはするが、
おばあちゃんの家に『タイタニック』のポスターが貼ってあるところ、意図は分からんでもないけれど、センスないなぁと思ってしまった。

(7)『活きる』(94)

コン・リーが文革の波にのまれながらも生き抜こうとする強い母親を演じた力作だが、どういうわけか日本公開が8年も遅れてしまった不遇の作品。

(8)『HERO』(2002)

秦の始皇帝暗殺を企てる刺客たち、それに立ち向かったひとりの男の物語。

豪華俳優陣を起用、CGもふんだんに盛り込み、「目には楽しい」映画だった。



(9)『あの子を探して』(99)

ヴェネチア映画祭、金獅子賞受賞作。

『秋菊の物語』で取り入れたリアリズム手法を「さらに極端に」した演出で、感心した。

(10)『単騎、千里を走る。 』(2005)

主演は高倉健、疎遠になった息子との関係を改善すべく、単身中国へ渡る物静かなお父さんの話。

イーモウが健さんを好き過ぎて、ときどきバランス感覚を失ってはいるが、まあまあ泣かせる。



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