Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

『拝啓、〇〇様』(16)

2019-04-20 00:10:00 | コラム
~ベッキーの巻~

第一夜:ベッキーのキャリアを我流紹介
第二夜:ベッキーへの手紙

きょうは、その第二夜。


拝啓、ベッキー様。

年下への、あらたまった手紙なんて20年くらい前に出した恋文以来かもしれません、妙に緊張しますね、だからこんな、中途半端な敬語のまま記させてもらいます。


正直、不倫騒動が起こる前のあなたに、それほど興味を抱いていたわけではありませんでした。

まるで興味なし! とはいいません。

新しい『ショムニ』の衣装を着て登場したときなどは、わ! 脚舐めてー!! とは思ったわけで。



とはいえオカズにすることはありませんでしたし、やっぱり初代女優陣たちのオミアシのほうが素敵だったなエロかったなぁと思ったものです。


しかし。
これはブログで何遍も記してきたことですが、自分には、スキャンダルが発生した途端に(そのひとを)好きになるという奇妙な性癖? がありまして。

矢口真里とか。
それから、矢口真里とか。

あと、矢口真里とか。

そしてそこに、あなたも「当然」含まれたのです。


はっきりいうと、所詮はタニンゴト。
だから敢えてこう表現しますが、このスキャンダル報道には新味があって妙に感心してしまいました。

多くのひとが言及した、LINE本文の流出です。

手紙ほどの時間は流れない、かといって電話の会話のような同時間性(こんなことば、ある?)はない、たった数分のあいだに築きあげていく短文のやりとりから想像する関係。

あぁ逆に生々しいな、なんだベッキー、キミも「ちゃんと」エロいじゃないか!! と初めてあなたのことをエロスの視点から解釈することが出来たのです。

ことばを変えれば、はじめて「おんな・ベッキー」を見たと。

うれしいんですよ、自分みたいなものからすると。


ですから、さすがにやり過ぎだと思いましたよ、ネットのバッシングは。

そりゃ、決定的な証拠が出てきたにも関わらず「ともだち」といい張ってしまったあの会見は「大」失敗でした―国生さゆりの「はい。(肉体関係)ありました」や、最近のゴマキちゃんの不倫告白などのほうが、潔くて気持ちよかったりしますからね―が、
自分がなにより気の毒だったのは、それがふたりのあいだの取り決めだったかもしれませんし、双方の事務所からの命令だったかもしれませんが、唯一盾になれるであろう絵音くんが、だんまりを決めこんでしまったことです。

取り決めや命令を破ってもいい、ただヒトコト「悪いのは、たぶらかした俺だから」といってくれさえすれば、風向きはだいぶ変わったはずですもの。

結局、彼はあなたのテレビ復帰のタイミングを待って「そういうわけだから」みたいなネット告白をするに留まった。

才能あると思うし、だからモテるのは当然、けれどもダサいなぁって。
オメーのほうがベッキーを盾にしてんじゃん! みたいな。

そう思った一般人は多かったようで、少しずつではありますが、あなたを擁護するひとたちが増えていきました。

しかし擁護派よりも侵害派のほうが意見をいう傾向にあるのがネット社会の常識です、
だから「嘘つき」「他人を不幸にして自分が幸福になれるなどと思うな」などの攻撃的なことばが(未だ)溢れています。

これいえるのは、彼の(元)嫁さんだけのような気がするのだけれども、まぁいいか。


不本意な形ではあるのでしょうが、昔のあなたのポジションは小島瑠璃子に代替わりしています。

顔やスタイルは、あなたより「こじるりに一票」ですが、彼女には生々しいエロスがない。

つまりは、そういうことです。


あなたの稼ぎは、あのころに比べれば10分の1にも満たないといわれています。

サンミュージックにとっては痛いのかもしれませんが、いまや立派な奥様。

もう、あんなに頑張る必要もないってことですよ。


イマサラ蒸し返すのは性格が悪いかもしれません、
ただ、それでもいわせてくださいね。


彼のことは、ほんとうに愛していたのでしょう。

けれども思うのは、当時の忙しさや頑張りが「よろめき」を生じさせた可能性もあります、そういうことがあってもいいとは思いますが、あのLINEの文面からは覚悟というものが感じられませんでした。

敢えていえば、『それから』の代助と三千代のようなつながり・覚悟さえあれば、不倫も「あり。」だと思うのです。

その覚悟がなかったという意味においては、がっかりしたところはあります。
しかしそのあとのいばらの道を歩むあなたの表情には、覚悟というものを感じました。

結果、プラスマイナスゼロ。

傷が出来てエロスも備わったタレントーよいじゃないですか、自分がプロデューサーであれば起用しつづけますよ。


敬具―。




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明日のコラムは・・・

『YOKOHAMAで待ってるぜ。』
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『拝啓、〇〇様』(15)

2019-04-19 00:10:00 | コラム
~ベッキーの巻~

第一夜:ベッキーのキャリアを我流紹介
第二夜:ベッキーへの手紙

きょうは、その第一夜。


なんかずっと若い感じがしていたけれども、ベッキーもすでに35歳。

すったもんだがあったのち、現在はプロ野球指導者・片岡治大夫人となる。

日本人の母親と英国人の父親によるハーフで、本名はレベッカ・英里・レイボーンという。

ベッキーというのはレベッカからきており、有吉ちゃんのラジオではゲスナー(リスナー)から「ほんとうはレイボーンから取るべきで、そうするとボッキーじゃないか」などといわれた。

10代前半のころ、故・相澤秀禎サンミュージック社長に見いだされて芸能界デビューを果たす。

好感度抜群のタレントとして主にバラエティで活躍、また、歌手としては「ベッキー♪♯」名義でアルバムも3枚ほど出している。




正直、歌はいちども聴いたことがない。
そして人気者ゆえドラマなどにも出演していたが、ベッキーが喋っている感じがして、とてもじゃないが演技しているようには見えなかった。


何度も名前を出して悪いが・・・
このころ、有吉ちゃんのラジオではほとんど毎週「標的」とされ、あの好感度はホンモノなのかといじられまくっていた。

これにはちゃんとした理由があり、
芸人に向かって「お前らベッキーを見習え。いつでも笑顔で、前へ前へ出ていくだろう」と説教する太田プロの幹部が居たそうだ。

有吉ちゃんや劇団ひとりはこれに反発を覚え、そのことをラジオで喋ったことによりゲスナーに火がついたというわけ。


※何度観ても面白いが、そういうこともあっていじり易かったのだろうね




しかし2016年の一件で、いじり難いというか、いじりがいがないというか、(愛情を持って)コケにするタレントとしての商品価値は著しく低下してしまった。

1月―「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音との不倫が『週刊文春』によりスクープされる。

当初は友人関係を強調していたものの、LINEの文面までもが公表される事態となり、休業に追い込まれた。

復帰は100日あまりが経過した『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS)のテレビ出演。

こういうとき頼りになる中居くんの「ッ」を「ツ」として「ベツキー」と呼びかける接しかたにも助けられ、徐々に芸能活動を再開していく。

印象に残るのは、中居くんの「ほんとうに好きだったんだ」の問いに、目を潤ませて頷いたところ。

男と女だもん、そりゃいろいろありますよ。

といっても、盾になってくれなかった絵音くんにはいいたいことがあるけれど・・・って、その話はあすにゆずろうか。


本年、ピエール瀧問題で公開が危ぶまれた映画『麻雀放浪記2020』に出演、元々モデル体型だったスタイルがさらにシュッとなったというか、ほとんど人工的に見える体つきであったため、物語のカラーによくあっていて「結果的に」好演となった。


というわけであす、ベッキーへの手紙を記してみよう。

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glove

2019-04-18 00:10:00 | コラム
きょうまで、(開催の迫った)RIZIN取材のための「逃げコラム」がつづく。

夏用のチャリダーグローブを購入した。


※自分のキッターネー手を大写しにするのは粋じゃないので、とりあえず美麗ピンナップとともに




というわけできょうは、「映画」「格闘技」の世界から印象的な手をご紹介。


(1)ヒョードルの拳

かつて人類最強と評された男の拳。




(2)T-800の手…トップ画像

続編は、この手の残骸がすべての始まりだった。
決着をつけるのもまた、彼の手だったよね。


(3)マリアンヌ・フェイスフルの『やわらかい手』

腹をくくったおんなは、強い。

彼女の柔らかな手が、男たちのムスコを癒していく技ありの物語。




(4)チャップリンの手を握るヒロイン

いろんな意味のこめられた、最後のことばなのだった。



(5)アイドルにしてMMAファイターでもある、川村虹花

ぶん殴られてもいいよ、この子にだったら。





※gloveつながりで、一曲を選ぶとするならこれかな…ドラマ『青い鳥』の主題歌だったね



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beard

2019-04-17 00:10:00 | コラム
きのうの話を引き継ぐ感じで・・・

というのも、21日のRIZIN取材が立て込んでいて、そのための「逃げ」コラムなわけなのだが苦笑、

ワケあって毎日剃っていた髭、
最近になってその「ワケ」が「なくなり」久し振りに伸ばし始めている。

うん、自分でいうのもアレだが、やっぱり髭あっての自分だな! と毎日を納得して生きている。


※なんか面白いので、バスローブ姿で撮ってみたぞ




というわけできょうは、映画とか無関係に、自分が同性として格好いいな! と憧れる「髭有名人」を何人か挙げてみよう。


(1)夏目漱石

最強、いわゆるパウンド・フォー・パウンドは、やっぱりこのひとだと思う。

だから千円札紙幣は、このまんまのほうがよいな~。




(2)赤ひげ=三船敏郎

このキャラクターの説得力は、その見た目も関係していると思われ。



(3)チャールズ・チャップリン

ハマり過ぎていて、晩年の映画の「髭なしチャップリン」に違和感を覚えるほどだった。

(4)宮崎駿

あと10年くらい経ったら、髭すべてが白くならないかな・・・と思うのは、このひとの影響大。




(5)ヴィトー・コルレオーネ=ロバート・デ・ニーロ(トップ画像)

敢えて、若き日のヴィトーのほうに一票を!

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『glove』
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Watches

2019-04-16 00:10:00 | コラム
必要に迫られて、約20年ぶりくらいに腕時計を購入した。

といっても繰り返すが「必要に迫られて」なので、高価なものじゃない。

この左手に身に着けているもののなかで、いちばん安価だし。




時間の確認は「自分の感覚6割」「ケータイ4割」でやっていたものだから、どうにも違和感がある。

まぁでも、すぐに慣れるかな。


きょうのお話はこれだけなので笑、腕時計が印象的な映画をいくつか挙げて、とっとと幕を閉じましょう。


『イージーライダー』(69)

時計なんか、要らないぜ!!




『ダイハード』(88)

ハンスの生死は、ホリーの腕時計にかかっていた。




『スピード』(94)

「―なぜ俺は、こんなことを?」
「年金と、安っぽい金時計をもらうためだよ」




『パルプ・フィクション』(94…トップ画像)

「―ブッチ。君に贈り物がある」

赤痢に罹ったというオチは、何度観ても笑える。


『レインマン』(88)

天才の兄貴を連れてベガスに乗り込むため、チャーリーは自慢の腕時計を質に入れる。

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『beard』
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