Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

がんばれ苦渋のRIZIN

2021-04-25 00:10:00 | コラム
3度目の緊急事態宣言を受け、多くの映画館、書店、大型商業施設などが休業を決定している。

東京には来ないでくれ、でもバッハさんいらっしゃ~い♪ というスタンスはどう考えても納得いかない。

あす開催を予定していた格闘技イベントも延期となり、計画的に減量を進め、計量まであと半日だったファイターたちが気の毒でならない。

※ぱんちゃん、負けるな~



わが国最大のメジャー興行『RIZIN』も・・・

来月30日の大阪大会はそのまま開催、
来月23日に予定していた東京ドーム大会を6月13日にスライド開催させることを決定した。

ドーム大会に賭けているからね。
地上波ゴールデンがつく予定だし、ドームで無観客というわけにはいかない、入れても5000人じゃ話にならない、せめて10000人を、、、ということでしょう。


熟考に熟考を重ね、なにかを捨て、なにか「だけ」に賭ける苦渋の決断でしょう、
いいですよ、CEOがそう決定したなら、ファンは黙ってついていくだけです。


飲食、服飾業界も苦難の日々がつづく。

早く平時に戻って、みんなで笑いたいものですね。



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明日のコラムは・・・

『映画スタッフ別10傑(10)エルマー・バーンスタイン』
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さぁプライドを賭けて今年もやります、オスカー予想:最終版

2021-04-24 00:10:00 | コラム
日本時間の月曜午前にせまった、第93回アカデミー賞授賞式。

米国のほうがひどかったのに、ワクチン浸透の差により、いつの間にか日本のほうが危うくなってきている状態でどれだけ楽しめるのかって話だけど、ほんのちょっとのプライド、そしてヤケクソ精神でやったりますよ、オスカー予想の最終版。

予想的中の目標は、75%。
これを下回れば、「映画小僧」を自称することを控えます。

最速版の予想と「少しだけ」しか変わってないけれど、前言撤回したいのは、一極集中にならないのではないか、、、というところ。

風向きが、『ノマドランド』一強になりつつあるかな~。

映画の完成度としては断然『シカゴ7裁判』、しかし「いま」と「これから」を描いているのは『ノマドランド』なんだよね。




では、いくぜ!!


<作品賞>

『ノマドランド』◎
『シカゴ7裁判』
『ミナリ』
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
『ファーザー』
『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア』
『Mank/マンク』

<監督賞>

トマス・ヴィンターベア 『アナザー・ラウンド』
クロエ・ジャオ 『ノマドランド』◎
デヴィッド・フィンチャー 『Mank/マンク』
エメラルド・フェネル 『プロミシング・ヤング・ウーマン』
リー・アイザック・チョン 『ミナリ』

<主演男優賞>

リズ・アーメッド 『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
チャドウィック・ボーズマン 『マ・レイニーのブラックボトム』◎
アンソニー・ホプキンス 『ファーザー』
ゲイリー・オールドマン 『Mank/マンク』
スティーヴン・ユァン 『ミナリ』

<主演女優賞>

アンドラ・デイ 『ジ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ』
キャリー・マリガン 『プロミシング・ヤング・ウーマン』
フランシス・マクドーマンド 『ノマドランド』◎
ヴァネッサ・カービー 『私というパズル』
ヴィオラ・デイヴィス 『マ・レイニーのブラックボトム』

<助演男優賞>

サシャ・バロン・コーエン 『シカゴ7裁判』◎
ダニエル・カルーヤ 『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア』
レスリー・オドム・Jr 『あの夜、マイアミで』
ポール・レイシー 『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
レイキース・スタンフィールド 『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア』

<助演女優賞>

マリア・バカローヴァ 『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
グレン・クローズ 『ヒルビリー・エレジー ―郷愁の哀歌―』
オリヴィア・コールマン 『ファーザー』
アマンダ・セイフライド 『Mank/マンク』
ユン・ヨジョン 『ミナリ』◎

<長編アニメ映画賞>

『2分の1の魔法』
『フェイフェイと月の冒険』
『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』
『ソウルフル・ワールド』◎
『ウルフウォーカー』

<短編アニメ映画賞>

『夢追いウサギ』
『ゲニウス・ロキ』
『愛してるって言っておくね』
『オペラ』◎
『イエス・ピープル』

<脚本賞>

アーロン・ソーキン 『シカゴ7裁判』◎
エメラルド・フェネル 『プロミシング・ヤング・ウーマン』
リー・アイザック・チョン 『ミナリ』
ダリウス・マーダー&エイブラハム・マーダー&デレク・シアンフランス 『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
ウィル・バーソン&シャカ・キング&キース・ルーカス&ケニー・ルーカス 『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア』

<脚色賞>

サシャ・バロン・コーエン&アンソニー・ハインズ&ダン・スウィマー&ピーター・ベイナム&エリカ・リヴィノジャ&ダン・メイザー&ジーナ・フリードマン&リー・カーン&ニーナ・ペドラド 『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
フロリアン・ゼレール&クリストファー・ハンプトン 『ファーザー』
クロエ・ジャオ 『ノマドランド』◎
ケンプ・パワーズ 『あの夜、マイアミで』
ラミン・バーラニ 『ザ・ホワイトタイガー』

<撮影賞>

ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ 『ノマドランド』
エリク・メッサーシュミット 『Mank/マンク』◎
ダリウス・ウォルスキー 『この茫漠たる荒野で』
フェドン・パパマイケル 『シカゴ7裁判』
ショーン・ボビット 『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア』

<美術賞>

『ファーザー』
『マ・レイニーのブラックボトム』
『Mank/マンク』◎
『この茫漠たる荒野で』
『TENET テネット』

<音響賞>

『グレイハウンド』
『Mank/マンク』
『この茫漠たる荒野で』
『ソウルフル・ワールド』
『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』◎

<編集賞>

ミッケル・E・G・ニルソン 『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
クロエ・ジャオ 『ノマドランド』
ヨルゴス・ランプリノス 『ファーザー』
フレデリック・トラヴァル 『プロミシング・ヤング・ウーマン』
アラン・ボームガーテン 『シカゴ7裁判』◎

<視覚効果賞>

『ムーラン』
『ミッドナイト・スカイ』
『ラブ・アンド・モンスターズ』
『ゴリラのアイヴァン』
『TENET テネット』◎

<歌曲賞>

「Fight For You」『ユダ・アンド・ザ・ブラック・メサイア』◎
「Hear My Voice」『シカゴ7裁判』
「Husavik」『ユーロビジョン歌合戦 ~ファイア・サーガ物語~』
「lo Si(Seen)」『これからの人生』
「Speak Now」『あの夜、マイアミで』

<作曲賞>

テレンス・ブランチャード 『ザ・ファイブ・ブラッズ』
トレント・レズナー、アッティカス・ロス 『Mank/マンク』
エミール・モッセリ 『ミナリ』
ジェームズ・ニュートン・ハワード 『この茫漠たる荒野で』
トレント・レズナー、アッティカス・ロス、ジョン・バティステ 『ソウルフル・ワールド』◎

<衣装デザイン賞>

アレクサンドラ・バーン 『エマ.』
アン・ロス 『マ・レイニーのブラックボトム』
トリッシュ・サマーヴィル 『Mank/マンク』◎
ビナ・ダイヘレル 『ムーラン』
マッシモ・カンティーニ・パリーニ 『ピノキオ』

<メイク・ヘアスタイリング賞>

『エマ.』
『ヒルビリー・エレジー ―郷愁の哀歌―』
『マ・レイニーのブラックボトム』◎
『Mank/マンク』
『ピノキオ』

<国際長編映画賞>

『アナザー・ラウンド』(デンマーク)◎
『少年の君』(香港)
『皮膚を売った男』(チュニジア)
『コレクティヴ』(ルーマニア)
『クォ・ヴァディス、アイダ?』(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

<短編実写映画賞>

『白い自転車』◎
『プレゼント』
『フィーリング・スルー』
『ザ・レター・ルーム』
『トゥー・ディスタント・ストレンジャーズ』

<長編ドキュメンタリー賞>

『コレクティヴ』
『ハンディキャップ・キャンプ:障がい者運動の夜明け』
『老人スパイ』◎
『オクトパスの神秘:海の賢者は語る』
『タイム』

<短編ドキュメンタリー賞>

『ア・コンチェルト・イズ・ア・カンバセーション』
『ラターシャに捧ぐ ~記憶で綴る15年の生涯~』
『コレット』◎
『ドゥ・ノット・スプリット』
『ハンガー・ウォード』

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映画スタッフ別10傑(9)バーナード・ハーマン

2021-04-23 00:10:00 | コラム
~バーナード・ハーマンのキャリア10傑~

ヒッチコック、デ・パルマ、そしてスコセッシ。
それぞれの「ある時期」を音楽面で支えた職人。

しかし相性抜群と思われたヒッチコックとは「意見の相違」で対立し、それ以降(66年)は音楽を担当しなかった。

グリーナウェイとナイマンがそうであったように、
音楽家ってカメラマンや編集マン以上にこだわりも個性も強く、映画史にとっては残念な決別が起こってしまうのかもしれない・・・。


(1)『タクシードライバー』(76)

ハーマンの遺作。
自分の、朝の目覚めの曲でもある。

オーケストラで聞くと、またちがった魅力を放つ名曲ですなぁ!!




(2)『めまい』(58)

音符分からないけど、なぜかずっと観ていられます。




(3)『愛のメモリー』(76)

デ・パルマのヒッチコック・オマージュを、音楽面で補強する。



(4)『華氏451』(66)

文字とそれが連なる書物を否定する異様な世界を描いた、トリュフォーの傑作SF。

なんとなく、いま観返すべき映画のような気がする。


(5)『市民ケーン』(41)

映像とオーソン・ウェルズのインパクトに負けそうだが、いやいや、ケーンのこころに寄り添う音楽も悪くない。


(6)『サイコ』(60)

バスによる名クレジットとの相性も抜群だった。

この冒頭だけで、ドキドキが止まらないもの!!




(7)『北北西に進路を取れ』(59)

ヒッチコックの娯楽作家としての集大成的作品を、オーケストラが盛り上げて絶品。


(8)『悪魔のシスター』(73)

シャム双生児を扱ったサスペンスーハーマンの音楽は、このキワモノ臭を和らげていてお見事。



(9)『シンバッド七回目の航海』(58)

シンドバッド三部作のひとつ。
ハーマンとともに、特撮の大家レイ・ハリーハウゼンの再評価が望まれる。


(10)『地球の静止する日』(51)

巨匠ロバート・ワイズによるSF大作。

ヒッチコックやデ・パルマ映画の印象から「サスペンス映画の―」と捉えられがちなので、なんだか新鮮な思いでテーマ曲が聞けます。

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発明の才能はありません。

2021-04-22 01:23:48 | コラム
副業を始めて半年が経過。

チャリ通勤、片道約70分。

工場なので作業用の靴が必要であり、いままでリュックに詰めていた。

リュックのなかには、ほかに着替えや水筒などなど。
でも29cmの作業靴を詰め込むとそれだけでパンパンになって、どうしたものかと思っていたわけです。

いろいろ調べていたら、リュックに引っ掛ける発明品を発見。





これは、すんばらしい。

そこまで高くないので即購入、
もちろん雨の日は使えないけど、快適に通勤出来るようになりました。

なんてことないのかもしれない。
でも、「こうすればいいんじゃね?」という発想は誰もが抱けるというものでもなく。


スーパーヒーローなどと同様、男の子は発明家に憧れがちで。

『グーニーズ』(85)のデータくんじゃないけど、


そういや自分もガキの頃、部屋のドアを開けると自動的に電気がつき、カーテンが開く、、、みたいな仕掛けを作ろうとして、そして失敗した( ノД`)

ここであきらめなかった子どもが、将来、偉大な発明をするのでしょうねぇ。。。


※映画と発明といえば、最近作では「それ自体」は目立たなくなったけど、ジェームズ・ボンド映画。
さて、実際の公開はいつになるのだろう。

みたびの緊急事態宣言!!



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にっぽん女優列伝(254)広瀬すず

2021-04-21 00:10:00 | コラム
98年6月19日生まれ・22歳。
静岡出身。

公式プロフィール


広瀬すず(ひろせ・すず)ちゃん、いいですね。
逸材だと思います、輝きがちがいます、『ちはやふる』のシリーズ(2016~)で思いましたが、眼力ですね、いちばんの武器は。

岩井俊二の『ラストレター』(2020)では、いまが旬の森七菜と共演、ふたりにクラクラしていたら映画が終わっていたので、中身のことなんかなにも語れませんよ自分は(^^;)




(美少女ウォッチャーの)自分が誇れるとするならば、『進研ゼミ高校講座』CMを初めて観た瞬間から、この子が日本映画を席巻するでしょうと周りに予言し、実際にそうなったとき「まっき~、すげぇや」といわれたことくらい、、、ですかね笑


<経歴>

姉はきのう登場したアリス。

『Seventeen』専属モデルオーディション、「ミスセブンティーン2012」グランプリ受賞。

映画俳優デビュー作は、2013年の『謝罪の王様』。

『クローズEXPLODE』(2014)、
こんな四姉妹が実際に居たら見てみたい『海街diary』(2015)、


人気漫画を三部作として映画化、青春映画としてもひじょうに出来のよかった『ちはやふる』の「―上の句―」「―下の句―」(2016)「―結び―」(2018)。




『四月は君の嘘』(2016)、
正統派と呼ばれることへの反発からか、強姦の被害者を熱演しオールスターキャストでいちばん目立っていた傑作『怒り』(2016)、

それでもやっぱりキラキラがいちばん似合う『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』(2017)、


是枝裕和の意欲作『三度目の殺人』(2017)、
『先生!、、、好きになってもいいですか?』(2017)、『ラプラスの魔女』(2018)、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(2018)、
『ラストレター』、『一度死んでみた』(2020)、『新解釈・三國志』(2020)などなど、一部を除いて作品にも恵まれており、メジャー映画ではしばらく「すず一強」がつづくのではないでしょうか。

2019年、NHK連続テレビ小説『なつぞら』でもヒロインを好演、
向かうところ敵なしのすずちゃん、映画の新作は来月公開予定の『いのちの停車場』。

主演は吉永小百合、ともに「一強時代」を作った新旧の共演といったところでしょうか。


次回のにっぽん女優列伝は、広田レオナさんから。

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明日のコラムは・・・

『発明の才能はありません。』
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