UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

美術館。

2007年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム

新聞に載っていたが、どこやらにレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」が来るらしい。

あの絵は、私は2回見たことがある。

フィレンツェのウフィッツィ美術館。

そこに行って見てこその「絵」じゃないのかと思う。「絵」はそれ一枚だけ見て納得するものではないと思っている。前後に見る絵は時代やテーマを追っているし、美術館の建物自体も見所のうち。

たぶん、すごい人で、何秒しか見られないくらいの行列になるだろう。それで、高い入館料だ。

何年か前、大阪にフェルメール展が来た。

夫は私をおいて、仕事中にクルマで大阪へ行って見て来たのだが、たった二枚くらいで、あとはただのオランダ絵画。だまされたカンジだと言っていた。

海外の美術館は入館料は千円そこらで、一日何回も出たり入ったりも出来るし、ルーブルなんて何日間有効のパスなんてのがあるし、タダの日はあるし、子供が学校の授業で来てて皆で座り込んで絵を前に討論してたり、イーゼル広げてずっと模写してる人なんかもいる。

今、行きたいのはニューヨークのMETとMOMAだ。特にMOMAにはポロックの絵があるらしい。一度この目で近くに寄って絵の具の具合を見てみたいのだ。

こう思っていれば、きっと行ける。

たぶん、きっと。

日本なんかに来るのは見ちゃいけないのである。