UNA GIORNATA ORDINARIA

こんなわたしのありふれた一日

無花果の季節。

2007年08月31日 | 日記・エッセイ・コラム

涼しい・・・。

すっかり真っ暗になった外では、リーリーと虫の声。

昨日の晩からめっきり涼しくなって、いよいよ秋に入ったのか。

嬉しい・・・。

好物の無花果がお店に並び始めた。

ぽくっと控え目に開けた口から、赤いところがチョコッと覗いているくらいのが好きだ。それも、今朝取った真新しく初々しいものを、じっくりと品定めして買う。

軸の方から綺麗に剥いて、必ず四等分に切って赤いところを見せる。

一口ほおばると、ぷちぷちの食感とじんわり甘みが口中に広がって、「シアワセ~」ということになる。

コドモの頃には大嫌いだったこの無花果。

あの甘苦いような匂いが嫌いで、無花果の木がある畑に近づくのもイヤだった。

母が剥いて食べているのを気持ち悪く思ったものだ。

でも、秋の味覚もほんの一時。

寂しい・・・。

陽の沈むのが早くなり、帰りのバスから見る山の稜線が紺色にくっきりと見え、家に着いた頃にはもう真っ暗。

取り入れる洗濯物は冷たく湿ってしまっている。

ああ・・・大嫌いなこれからの季節は3月まで長い・・・。