たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

残雪に手こずった秩父御岳山

2014年03月19日 | 秩父の山
◎2014年3月15日(土)

三峰口駐車場(8:05)……御岳山登山口(8:16)……「三番高岩」標識(8:49)……タツミチ(10:07)……御岳山(10:59~11:14)……杉ノ峠(12:26)……強石登山口(12:59)……三峰口(14:02)

 夕方に寄居で用事があった。その前に寄居、小川町周辺の山でも歩こうかと思ったが、ちょっと足を延ばして未踏の秩父御岳山に行ってみることにした。報道で知る先月の秩父の大雪はすごかった。秩父に近いといえば近い熊谷の雪もひどく、太田以上の積雪で、通勤の足で苦労した。あれから一か月が過ぎた。秩父の里山・秩父御岳山なら、雪もかなり融けているだろうか(これが結果的には甘かったが)。事前にネット記事を確認した。武甲山は深雪でかなり難渋するらしく、横瀬町では自粛を呼びかけていた。御岳山の最近の記事は目につかない。まさか、雪がひどくて歩けないのでは?と思ったが、行けなきゃ戻ればいいと、いつもの軽い気分で出かけた。

(三峰口駅前の雪の塊)

(墓地の左脇から入る)


 三峰口駅の駐車場に車を入れる。駅の前に、さらされた雪の塊が山になっていた。今日の予定は「町分コース」(=贄川コース?)で登り、「強石コース」で下る。当初の上りルートは猪狩山経由であったが、何となく雪が深そうで、これは現地に来てやめにした。何せ、道路沿いには雪が残り、見渡す山も白い。念のためワカンを持参。ピッケルはどうしようか迷ったが、ストックで大丈夫だろう。白川橋を渡って、国道を少しばかり歩き、左の贄川宿に入る。後は秩父御岳山の標識に合わせて進む。観光トイレを左折。林道のような道を歩いて行くと、典型的な里の景色になって、墓地が左にある。標識はそちらを向いている。墓地と民家の間からハイキング道が始まっていた。

(「即道の墓 奇形な墓石」とある)

(鉄塔のある展望地)


 墓地が上に点在して続く。他人様の墓に出たりもする。やがて丸っこい「即道の墓」が現れる。後で調べると、即道は江戸時代の奇人僧だったらしい。足が速くて力持ち、さらに明晰な頭脳の持ち主だったとか。雪はところどころに残っている程度で、これなら、御岳山も楽勝かなと思いもした。
 露岩の展望地に出た。上には鉄塔。逆光ながら、正面に武甲山が見えている。あれが今は苦行の山か。元から白い山だ。雪が付いても、どの程度の積雪状況かはうかがい知れない。ただ、雪崩だろうか、斜面の土砂が崩れているところが見える。ここからは、小持山、大持山、そして熊倉山に通じる宗屋敷尾根、小幡尾根、聖尾根もしっかりと確認できる。聖尾根の末端部分をまだ歩いていない。今年は歩けるかなぁ。東京都に至る尾根も課題のままに残っている。

(あれが秩父御岳山だろうか)

(武甲山と三峰口駅の周辺を見下ろす)

(「三番高岩」の標識)


 落ち葉に敷き詰められたハイキング道を登っていく。何も障害はない。左手前方に尖がった山が見える。あれが秩父御岳山だろう。やけに白いけど…。ちょっとばかり気になった。本当にちょっとだけだ。
 杉の植林に入ると雪が出てきた。数日前らしい踏み跡が残っている。安心して歩ける。「三番高岩(たかや)」の標識のある平地に出た。ということは、一番も二番もあったのだろうか。気がつかなかった。ここで寄り道をしてみる気になった。「30m」と添え書きされていたのでその気になったのだが、雪は意外に深く、膝を越える。30m以上先にある見晴らしのさほどではない小ピークに立つと、その先、一旦下って上るところに、岩場が木立の間に覗いていた。あれが三番高岩なのだろうが、行く気は失せて戻った。先が長いし、行ったところで、絶壁かもしれない。そういうところは嫌いだ。まして、ここで時間を費やしている余裕でもないだろう。

(コースはずっと尾根を巻いて付けられているようだ)

(タツミチの先。林道が下に見えている)


 残雪は20cm程度だろうか。日陰だからなおさらだ。雪は締まっていて、歩きやすい。滑りもしない。炭焼き跡らしい石垣を見る。緩斜面の植林の中をずっと歩いている。正直のところ、次第に飽きてきた。尾根通しなのではあるが、ピークをすべて巻いて歩いている。雪の道型もトレースもそうなっているから従っている。初めての山だ。コースから外れて律儀にピークに登れば、その先が不安でもあることは確か。昭文社地図に733m標高点ピークに普寛神社奥宮があったのを後で知って後悔した。これくらいは寄ってもよかった。トレースはとうとう一人分になってしまった。引き返しが出てきている。
 ようやくタツミチに上がった。猪狩山から続く尾根に合流。標識に「タツミチ」と記されてはいないが、ここがタツミチなのだろう。尾根が細くなった。植林から抜けて明るくはなったものの、雪は相変わらずだ。残雪の状態はどうも本物らしい。アイゼンを付ける。万が一を想定して12本爪を持ってきたが、これで正解だったようだ。

(尾根が細くなり、雪も多くなるが)

(こんなところもある)


 右手に両神山が樹間から覗き、右下には林道が見えている。古池から続いている林道らしいが、雪の上に車が通った跡は見えない。夏なら興ざめの風景だ。林道側にはロープが張られている。この尾根、残雪の量はまばらで、30cmはありそうだったり、消えてしまった区間がしばらく続いたりする。雪のないところでは、アイゼンが落ち葉を大量に拾い、木に打ち付けては払い落とす始末だ。泥が付くのが何ともうっとうしい。

(巻き道も結構急である)


 正面に急斜面の登りが待ち構えていた。長そうだ。ピッケルなしで登れるかなと不安だったが、左にしっかりと巻き道があった。本当に、ここは巻き巻きのコースだ。だが、この巻きはなだらかなものではなく、ジグザグでやや急になっている。ゼイゼイする。植林はいつの間にかヒノキになっていた。

(右手に山頂が見えてくる)

(分岐。山頂はこの上)


 登りきると、ヤセの尾根になっていて、右手前方に社殿のあるピークが見えた。あれが山頂か。強石分岐に合流し、山頂に向かう。この辺りは雪が深い。設置の案内板には、「落合コースは山崩れで閉鎖」と記されている。山頂直下、最初に目に付いたのは草書で「不動明王」と記されたお堂。中を覗くと、金属製の不動明王が従者付きで鎮座していた。その上には狛犬と普寛神社奥宮。これが、さっき見えた社殿なのだろうが、はて、733mの普寛神社奥宮は何なのだろうか。奥宮がそこいらじゅうにあるのか。

(手前に不動妙王を祀ったお堂)

(奥には普寛神社奥宮。ここが山頂)

(雲取山方面)

(両神山方面)

(そして、寄居、長瀞方面の山並み)


 山頂からの展望はすこぶる良い。個々の山の名前を知っていれば、もっと眺め甲斐もあるだろうなと思っていたら、展望盤が目についた。どうも微妙に位置関係が違っている感はあるが、山の特定の手助けにはなる。武甲、熊倉は木立で見るのはきつい。雲取から両神は一望。奥に浅間、手前に二子山。谷川岳は確認できない。アイゼンを付けたまましばらく展望を楽しみ、山頂をうろつく。空は真っ青。風はなく寒さを感じない。これがよく見かける常套句「山頂一人占め」の気分か。

(下って、しばらくは雪が続く)

(この辺が一番深かったか)

(ロープ、クサリ場では雪も一旦消えた)


 下りは南に面したコースのため、雪はないと踏んでいた。ところが、先ほどの分岐に戻り、いざ強石に向けて下ると、雪は深くなった。ところにより膝上まで没する。かろうじて古い一人分の窪みがあった。これを追う。登り返しだ。小ピークに到着。この先の急斜面を覗くと、一気に雪は消え、登山道が露出していた。ロープやらクサリが出てくる。ここでアイゼンは外した。

(林道に合流)

(林道から秩父御岳山)

(秩父湖)

(反射板)


 右に秩父湖が見えてきた。ところどころに雪は残ってはいるものの、歩行の妨げにはならない。右下に林道が見えて合流。雪の林道には2~3人の足跡があった。コースは、林道をまたいで植林の中に向かっている。下りもまた植林の中かとうんざり。また断続的に残雪。大きな反射板があった。雪をこいで近づくと「御岳第一反射板」とある。続いて鉄塔。ここが標高838m地点らしい。大分下まで来た。ここまでは薄い踏み跡と道型の窪みを辿って何とか来られた。問題はこの先だ。地形図の破線は、この先の杉ノ峠で北東に進路を変える。取りあえず、杉ノ峠を目指してコンパスをセットする。

(この「山道」が気になった)


 気になったのが、鉄塔下にある標識。「山道」というのがあった。窪みもなく、ここは無難に「強石・落合に至る」方面に下った。コンパスの方向もそうなっている。振り返ると、秩父御岳山が三角錐に聳えている。すぐにまた鉄塔があった。これは電線のない鉄塔。人工物が続いた。そしてカーブにまた標識。ここにも「山道」が記され、強石・落合方面に向かう。続いて「秩父鉄道ハイキング会 ←往復→」の案内板。何で、こう執拗に標識のことを記すかというと、これらの標識に助けられていたのである。足跡はなくなり、道型も雪で定かではなくなっていた。実際のところ、この先、かなり不安になっていた。たまにしっかりした道型に出るとほっとする。

(杉ノ峠の地蔵さん)

(その下には社があって、ここから左上の地蔵さんはモアイ像にも見える)


 杉ノ峠に到着。杉の木の下に、小さな社と丸い地蔵さんがあった。この地蔵さん、なかなかいい感じだ。刻字もない。この峠で落合と強石方面に分かれる。落合方面に向かう足跡があった。強石方面にはトレースがない。改めてコンパスを強石にセットする。

(この程度ならまだ判別もつくが)

(こうなるとごちゃごちゃで訳が分からなくなる。直進すればいいだけのことではあるが、何せ急だ)


 さて、ここからが本日一番の核心部になるとは思わなかった。杉ノ峠まで着けば、後は楽勝の思いもあった。雪で道型はさらに不鮮明になった。杉の葉もかなり落ちているし、雪はズボズボ。植林帯の斜面歩きは得てしてそうであるが、くねくねしている。先の先を見ながら、ちょっとでも道型らしきものを見つけては方向を定めて下るようにしないと、目先の見えない部分にこだわり過ぎて、あらぬ方向に行ってしまうものだ。かなり慎重になってしまった。
 標識を見かけるたびにほっとした。そして、民家の屋根を近くに見た時にはさらに安堵した。彷徨する事態にならなくて済んだと。夏道だったら、何ということもないしっかりしたハイキングコースで、迷うこともないだろう。雪をかぶっただけでずいぶんと変貌してしまうものだ。雪でも降り出していたらアウトだった。

(ようやく林道に飛び出た)


 左手に林道が見えた。少しでも早く降りてしまいたいという衝動から斜面を滑り下りた。途中で尻を石にしたたかに打ちつけた。林道の雪は深く、強引に歩いて行くと、登山道入口の道標があり、そこから先は雪も消えていた。ここでしばらく休む。まずは一服。おにぎりを一つ食べ、もう一服。あ~ぁ、峠からのラスト区間がしんどかった。神経も疲れた。
 それにしても、今日は最初から最後までだれにも出会わなかった。結局、ワカンもストックも取り出すことはなかった。

(熊倉山を眺めながら強石の里を下る)

(まだこんなところもある)


 国道に向けて下る。一部の明瞭なショートカットを除いて車道歩きを通す。正面に熊倉山が大きく見えている。あの白さでは、熊倉山も雪が深いのではあるまいか。車道の雪だまりがかなり残っている。除雪されたとはいえ、場所によっては、道幅が半分の状態だ。この辺も孤立していたのだろうか。途中で御岳山への道標を見かけた。自分が下って来た方向とは別に向いている。国道に出てからも目についた。いろんなルートがあるようだ。いずれ杉ノ峠で合流するようになっているのだろうか。

(裏道を通って)

(三峰口駅に着いた)


 国道から大輪方面に少し向かって、万年橋を渡る。国道をそのまま歩いてもいいのだが、車の往来がうっとうしい。裏通りは車も通らず、だれにも会うことはなかった。三峰口駅に到着。今日の陽気のせいか、駅前の雪の山が少ししぼんだ感じがする。明日はもっと暖かいらしい。駅前で立ち食いソバでも食べたかったが、閉まっている。ここが開いているのを見たことがない。
 寄居に向かうにはまだ少し早い。小鹿野に寄り道して、福寿草でも見に行くとしようか。今年は、秘密でない花園に行く予定もしていないことだし。

(本日の軌跡)

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」

[小鹿野の福寿草]
いい感じで咲いていたが、例の、ルート図付き「秘密の花園」(「花新田」とも言うらしい)の群れた光景が頭にあるためか、比べて寂しいの一言。上の四阿屋山山頂に行く時間はなかった。




[小鹿野のロウバイとウメ]
福寿草を見に行く途中で咲いていた。




[小鹿野のセツブン草]
例年にない積雪で節分草まつりは中止。さらに、入園料は無料になっていた。




[付録 小川町のカタクリとウメ]
ツボミを見つけるのもようやくであった。




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10 コメント

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秩父の残雪 (ななころび)
2014-03-20 03:45:41
こんにちは。
秩父の大雪は凄かったのですね、いまだに雪があんなに残っているとは。尾根センターを進まない場合の、雪の下の夏道がわからない時の不安感、共感できます。
それにしても、山頂の雲取や両神山方面の眺望がすばらしいので、この未知の山域、私は今後歩いてみたくなりました。
おまけのお花の写真、いつもに増してキレキレですね。目が癒されました。
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ななころびさん (たそがれオヤジ)
2014-03-20 05:38:38
ななころびさん、おはようございます。
目が癒されましたか、お世辞でもありがとうございます。
こういう、季節の花ぐらいは、少しでも知っておかないと、と遠回りして寄り道した次第です。雪解けのへりから顔を出す花は、何とも可憐に見えます。いいものですね。
ななさんには未知の山域とはいえ、ななさんがかつて頻繁に行かれた奥多摩側の反対側ですし、むしろ、奥多摩に比べたらせせこましい感じがする山域です。私には、アクセス的には近場になりますが。
この秩父周辺の山も、ハイトスさん記録にもいくつかありますから、機会がありましたらぜひ。

夏道不明の歩き、夏道に一回でも歩いていれば、そんなのは無視して尾根通しに歩けるのでしょうが、今回は初めての山でしたから、そうも行かず、夏道を追う展開になりました。雪解け後に歩いたら、さらにわからなくなっていたりして。
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Unknown (でん)
2014-03-20 10:53:53
こんにちは。
今回の画像は色鮮やかに感じるのですがカメラが違ってます?
これも春の陽射しの所為でしょうか?
スプリングエフェメラルも楽しませていただきました♪

御岳山も国道を通り過ぎるばかりで登ったことない山です。
麓の大滝温泉はお気に入りでよく利用するんですけどね。
やはり雪が多いですね。
武甲山でさえ自粛を呼びかけるほどの深雪となるとすっかり消えるのはいつになることやら。
地図を見てもすぐ近くに特高が施設してある山域ですがどの方向を見てもわかるように山深いものですね。
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でんさん (たそがれオヤジ)
2014-03-20 12:40:56
でんさん、こんにちは。ありがとうございます。
カメラは山編、花編で違ってはいますが、勝手に計算して撮ってくれるという点では共通しておりますよ。山編はいつものカメラです。花編用のカメラは、でんさんのような芸術的な写真も撮れるのでしょうが、そこまでは気が長~い話になりますね。
<スプリングエフェメラル>。はて?と調べましたよ。私の写真からは、ほど遠いインパクトかもしれませんね。
ついでに、<特高>とは、鉄塔とか高圧線のことを指すのでしょうか。だとすれば、確かにおっしゃる通りです。秩父の山は確かに多い。ですが、これが大いに助かる。地形図と照らし合わせて、自分の位置を確認するには、最良の素材ですよね。間違わずに歩いているという実感は、道標の次のレベルですよ。

でんさん、あちらによく行かれるのですね。大滝温泉はまだ2回利用ですよ。当初、大滝温泉に抜けて、バス帰りも考えていたのですが、バスの本数からしてちょっと現実的ではないと思い、このコースにした次第です。
武甲山ですが、私が御岳山を歩いた土曜、日曜日にかなりハイカーが入ったようですね。といってもネット記事にした程度の人数でしょうけど。これで、トレースもしっかり付いて、週末は問題なく歩けるのではないでしょうかね。
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やはり・・・ (瀑泉)
2014-03-20 18:44:30
村が孤立するほど豪雪は,半端ではなかったようでネ。
北関東でもない低山に,今もって膝上に達する場所があるとは,さすがに驚きました。
ところで,たそがれオヤジさんでも,トレースのない雪道に不安を感じられることがあるのですネ。
本来,藪が消えるのだから,雪山の方が,地形が読みやすいと思うのですが,かく言う自分も,どうも,雪山となると,読図に自信が持てなくなって,結局,GPS無しでは歩けておりません(汗)。
やはり,雪のプレッシャーは大きいのかも知れません。
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御岳山 (ハイトス)
2014-03-20 19:44:59
こんばんは。
なるほどこちらの大回りの周回ルートをこの時期に歩かれましたか。
今年は秩父は大雪で全国にその名を馳せましたのでその山間部である御岳山も例外なく大量の雪が残っているようですね。
それからお世辞じゃぁなくて花の写真が綺麗ですよ。
腕を上げました?
等と撮れれば良い主義の自分に褒められてもうれしくもないでしょうが。(笑)
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瀑泉さん (たそがれオヤジ)
2014-03-20 20:29:45
瀑泉さん、こんばんは。
秩父は、もともと積雪のあるところですし、隣は山梨県ですから、北関東と同じとみなしてもいいかと思いますよ。
トレースのない雪道ですか、そりゃ不安です。行ったことのない山ですからなおさらですよね。
ただ、経験からして、足尾の中倉山のように、何度か行っている山だと、別にトレースがなくとも不安にはなりませんでしたが、あたり前のように、雪をこぐのが億劫です。
尾根伝いにコースがついていれば、多少の逸脱があっても、問題はないかと思いますが、つい、今回は巻き続けるコースを見てしまったがために、忠実に辿ろうとしました。尾根のかなり下の歩きでした。そのため、地形図と照らし合わせても、自分がどの位置にいるのかも不明な状態が続いていました。
こういう時は、コースは無視して、尾根伝いに行っていれば良かったかなとも思っています。
こう半端な残雪歩きが続くと、瀑泉さんのように、雪山はもういいやといった気分にはなれないのですよね。
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ハイトスさん (たそがれオヤジ)
2014-03-20 20:45:42
ハイトスさん、こんばんは。
いやいや、褒められてご満悦ですよ。これもカメラのおかげかと。花は、実は一眼レフなんですよ。たまにこういう時に使ってみないと、型がどんどん落ちていくだけですから。
ハイトス隊の秩父御岳は何度も拝見いたしましたが、下りの、林道を大回りするルート、あれが目障りだったものですから、このコースを歩きましたが、猪狩山経由にすればよかったかと後悔しております。どうせ、何度も行くような山でもないようですから。
さて、秩父の大雪、里山でこうだから、ちょっと奥はどうなのかなと思ったら、こんなのが記事がありましたよ。
http://blogs.yahoo.co.jp/ciqi2/54553815.html
気にはなっていましたので、やはりなぁというか、想像以上でした。3連休に行く方もいるでしょうが、途中で引き返しか、雪の上を歩きまわりでしょう。福寿草をいじめることにならなければいいのですが。
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アイゼンの爪数 (みー猫)
2014-03-22 17:03:00
こんにちは。
雪もあったりなかったりだと、歩きにくいですね。自分は12本爪しか(使えない4本爪はある)持っていなかったのですが、状況的に、ヘビー過ぎることが何回かあって先日やっと軽アイゼンを購入しました。結局10本にしましたが(笑)軽くって良いですね。
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みー猫さん (たそがれオヤジ)
2014-03-23 05:39:54
みー猫さん、おはようございます。
アイゼンの12本、確かに場所によってはヘビーですね。ガレて露出したところでは前爪がひっかかって危険過ぎですよ。
私は普段、6本爪を使用です。それこそヘビーな歩きはできませんから、これで手ごろです。
結局10本ですか。半端な気がしないでもないのですが。
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