今回は何とも、あの槍ヶ岳歩き。最近の自分の歩きでは想像もできない山かもしれないが、一昔前までの自分のスタイルでもあり、今回は紅葉も加わり、存分に楽しませていただいた。当初、さらに足を延ばしてのコースも考えてはいたが、まぁ、今の自分にはこんなものでしょう。しかし、槍沢の紅葉、さほどの紅葉の見どころなのかは知らないが、きれいですっきりした紅葉を楽しませていただいた。山小屋の管理人さんのお話では、ちょうどピークにぶつかったらしい。 . . . 本文を読む
さて、翌日編となる。ぐっすり寝たはずではある。昨日の疲れも抜けたはずだ。だが、夜中にしょっちゅう目が覚めた。傍らでいびきをたてて寝ている人がうらやましかった。今日もまた時間との戦いになる。絶対に14時のバスに乗らないと、さらに長い夜を過ごして朝を迎えることになる。これだけは耐えられないのである。 . . . 本文を読む
台風18号が接近している。この時期だから仕方がない。しかし、まだまだ先と楽観する。夏季休暇の締日は15日。予定通りに南アルプス歩きを実施する。別に南アルプスが好きなわけではない。できれば北アルプスの最深部をほっつき歩きたいところだが、どうしてもこのエリアを済ませてしまいたいわけがあった。赤石岳だけに登れればそれでいい。それだけ。後は、天気と体調に任せることにしよう。 . . . 本文を読む
7月の悪沢岳に続いてのメジャー系の山歩きだった。当初の予定とはえらく異なるものになってしまったが、南アルプスの盟主たる北岳、それなりの風格と眺望を楽しめた。それにしても、下山時のハイカーの多さには度肝を抜かれた。ああなると、静かな山歩きを楽しむといった風情ではなくなっちまうな。かなり異質な世界を垣間見た感じが残った歩きであった。 . . . 本文を読む
ここのところあまりぱっとした山歩きをせず、ブランクも続いた。起死回生というわけでもないが、今年は南アルプス南部を歩く予定は当初から組んでいたので、前倒しで歩いてみることにした。結果として、「梅雨明け=晴天続き」こんな甘い認識が災いした歩きになってしまったが、それなりにいい経験をした山行だった。 . . . 本文を読む
(離れの月光荘で)
千枚小屋の母屋はまだ使えず、月光荘なる離れをあてがわれた。隣には百枚小屋がある。まずは着替え。こんな時間から山小屋に入る者なんぞいない。裸になってすべてを着替えて、部屋干し。合羽もズボンもシャツも水が滴っていた。I男と大の字になって休んだ後、コンロを持って食堂に行った。ラーメンでも作って食べるつもりだ。ここの山小屋だが、工事中のため、寝る以外の目的を達成させるためには、傘 . . . 本文を読む
◎2010年9月10日(金)その2・下り編
(イザルヶ岳山頂)
(イザルヶ岳から富士山)
(雲海)
(茶臼岳から上河内岳、聖岳、兎岳)
小屋のコーヒーはドリップでおいしかった。砂糖を入れて飲んだら、疲れも吹き飛んだ感じ。12時30分、下山にかかる。小屋のオバチャンは易老渡まで4~5時間で行けるよと言っていた。それぐらいで着けば、明るいうちだから御の字だ。しかし、管理人のオッサンが言 . . . 本文を読む
聖岳に行った際、体力と気力不足でとうとう光岳は行けなかった。いつか行く機会をねらっていたが、意外に早く、夏の虫が飛び込んで来てくれた。夏の虫のリハビリを兼ねての山行といった態を装いはしたものの、その実、自己満足に浸っただけの結果となり、同行のI男には、どえらい迷惑な山歩きであったかもしれない。そういえば、I男は日曜日にサーフィンに行くと行っていたが、まだ足が固まったままだろうか。後でメールしてみよう。 . . . 本文を読む
久しぶりに南アルプスに足を向けてみた。一挙に聖岳と光岳を歩くつもりでいたが、見事に失敗した。アルプス系の山々は、やはり、余裕と体力、そして金を持って歩かないとダメだなと実感した次第。 . . . 本文を読む
◎2009年7月18日(土)―木と
前日はテント泊の予定でいたが、清里あたりを通っていたら、木がビジネスホテルにでも泊まらないか?と言い出した。天気がしっくりせず、夜は雨の可能性もある。取りあえず、韮崎で目にしたルートインに行って見たら、シングルが1つしか空いていない。2人で泊まれないか?と聞いたが、当然ダメ。うろうろしているうちに、駅の近くで「ビジネス旅館美よし」の看板を見つけた。ガラガ . . . 本文を読む
◎2008年10月12日(日)─I男とK女
せっかくの3連休。紅葉狩りにと軽井沢。K女が別荘手配。同行は我々3人にM女とF女。岩菅山か黒姫山、乗鞍岳のつもりでいたが、前夜、酒の勢いでM女も行きたいと言い出した。M女もF女も山の準備なんかしていないし、じゃ物見遊山の上高地探索にしようかということになった。しかし、上高地の地図なんか持ってきていない。駅まで出かけて地図探しをしたが、本屋そのものが無 . . . 本文を読む
◎2008年9月27日(土)─I男と
I男とは、伊那市にあるエビスホテルで合流ということにしてあったが、行程のタイミングがほぼ一致し、伊北IC先のコンビニで合流。まずはビールとつまみを購入。どうせ早朝の出発、飲んで寝るだけだから、宿はどこでも良かったのだが、このホテルには浴場があるので、部屋のユニットバスよりは旅の情緒も少しは味わえるだろうと、ここにした。8畳間としながらも実質のスペースは5畳 . . . 本文を読む
◎2009年9月9日(土)―木と2人
1回目は立山経由で二日酔い、2回目は早月尾根でカンカン照りの中バテバテ、そして3回目は同じく早月尾根で雪と、いずれも根性無しで敗退している。剱岳というそのステータスの高さの故か、懲りもせず4度目の挑戦は木をおだてながらの同行となった。ちなみに木とは1回、2回目と連れ立っている。予定は前夜泊の下山時一泊。剱岳登頂後に早月小屋に泊まり、星空をながめながら . . . 本文を読む
◎2007年6月17日(日)
さて本番はこれから。前夜のうちに4時半起床、5時出発の予定としてある。早々と木が起き出し、じっとしていないからこちらも目が覚める。少なくともオレはぐっすりと寝た。夜中に起きることもなかった。他のメンバーがどうだったかは知らない。Y美さんに隣から押され、端っこに寝ていたY田女史は窮屈だったようだ。その原因をつくったのはY美さんの隣に寝ていた木。敢えてどういう状態 . . . 本文を読む
◎2007年6月16日(土)―5人
今回の山行は総勢5人。オレ、木、中嶋、Y美さん、Y田女史。官が3で民が2の構成。ここのところ、木、中嶋とは山行の打合わせと称して、週末になると飲んでいる。今週末もまた、高校の同期会で顔を合わす。一連の打合わせでは、劔岳、甲斐駒、聖岳、光岳と、山名だけは華々しく候補として出たのだが、中嶋が険阻な山とテント泊を嫌い、最終的に、オレが先日行った焼岳からの眺望で . . . 本文を読む