今回は何とも、あの槍ヶ岳歩き。最近の自分の歩きでは想像もできない山かもしれないが、一昔前までの自分のスタイルでもあり、今回は紅葉も加わり、存分に楽しませていただいた。当初、さらに足を延ばしてのコースも考えてはいたが、まぁ、今の自分にはこんなものでしょう。しかし、槍沢の紅葉、さほどの紅葉の見どころなのかは知らないが、きれいですっきりした紅葉を楽しませていただいた。山小屋の管理人さんのお話では、ちょうどピークにぶつかったらしい。 . . . 本文を読む
暑い盛りも過ぎ、そろそろ里山やら低山歩きを加えてもいい時期だろうか。朝夕の冷え込みは日増しになりつつある。そんなところから、西上州の山にでも行くかとなった。西上州の山は自分には苦手なエリアだ。岩峰が多くて、高所恐怖症の自分には登るのも不得手である。岩峰を眺めるだけで済むところはないか…。今回のじじばば岩の見物はまさにそんな見地からのものである。付録として御堂山登山が入ってしまったが、この山、件のじじばば岩がなかったら、正直のところ、あらゆる面で苦痛な山だけのイメージで終わっただけのことかもしれない。 . . . 本文を読む
自分には念願の仁田元沢の遡行。昨年歩いて以来、いつかは全うするつもりではいたが、引き続きの機会に恵まれなかった。ハイトスさんらからの沢のお誘いも、この沢に関してはないと思っていた。ところが、その絶好の機会が訪れた。
なかなか素人向きには楽しい沢歩きを経験したが、いかんせん長い沢であった。小滝も最初のうちは一つ一つ几帳面に味わいながら進んで行ったが、後半になると、かなりうんざり気味でもあり、下りのルートにも影響が出る始末であった。しかし、これで、仁田元沢には満足させていただき終了することができた。お二人に感謝である。
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幌尻岳をはさんでの、引き続きのお仲間山行。今日のコースは先月、雨で中止となっていた安蘇沢カラ沢の大滝見物だ。ついでに南岸尾根の稜線に出て拭沢を下りましょうよといったコースである。ところが、これが予想外の展開になって、結果的にドタバタ山行になってしまった。これが一人だったら、どうなっていたであろうかと身のすくむ思いがする。
久しぶりの沢歩きではあったが、どうも、沢を歩いた充実感がほとんどないのである。
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幌尻岳は、自分の百名山最後の山にするにふさわしい、いい山であった。特に山懐の深さだろうか。聞けば、この山、里からは見えないらしい。それだけに登りがいの山とも言えよう。今回は、既存の3コースのうち、最もポピュラーなコースから登ったが、未体験の他の2コースのことはともかく、このポピュラーコース、20回の渡渉付きの変化のあるなかなかのコースで、満足して百名山を達成した次第である。 . . . 本文を読む
ようやくといった感で幌尻岳に行ってきた。自分には日本百名山の最後の山でもある。こだわりがないと言えばウソになる。栃木も群馬百もまっとうしていない自分には、現時点で手ごろな百名山は日本百だった。一通り歩いたことで、これからの自分の山歩き、さらに他人様の価値基準で決めた名山シリーズを追うつもりはもうない。ようやく、おかしなしがらみから解放された気がして、むしろ清々している。 . . . 本文を読む