久しぶりに道志の山に行って来た。大月からの富士山も良いが、ちょっと見飽きた感じがあって、別方向から眺めてみたいと思っていた。そして、歩いたルートからの富士山は素晴らしかった。大月、道志、比べてどちらが良いかなんてのは愚問で、それぞれの好みだろう。どこから見ても、やはり雪の富士山はきれいだ。この時季、道志の山にまだ雪が残っているとは予想もせずに出かけたが、まさかの雪には辟易とした。結果として、予定コースの半分歩きで終わった。いずれまた道志の別コースを歩いてみたいと思ってはいるが、いつまでも富士山見物の歩きばかりもしていられまい。休日利用とはいっても高速代もガソリン代も高くついている。北関東の、ハイカーも入らないような尾根歩きもそろそろ再開したい。とはいっても、やはり富士山方面につい目が向いてしまう。本当に悩ましいところだ。春爛漫のスポットから眺める富士山も良いだろうななんて考えて、つい昭文社マップを広げてしまう。もしかしてまだ続いていたりして。 . . . 本文を読む
去年の11月に芦ヶ久保から二子山、武川岳、そして伊豆ヶ岳を周回して正丸駅に下った際、できれば正丸峠から虚空蔵峠を北側も歩いてみたいと思っていたが、それはとてもじゃないが長い旅路で、北側はいずれ改めて歩いてみるかということにしていた。だが、特別な熱意があったわけでもなく、翌日にはもう忘れていた。今回、丸山という山にでも行ってみるかと昭文社マップを広げると、数か月前のことを思い出した。では、ここで北側メインの周回をしてみようか。結果は北側は標識だらけの里山。その標識もまた地図読みでは解釈できずに徘徊歩きになってしまった。この期に及んで里山おそるべしか。今回の歩き、丸山を境に前半、後半に分けるなら、やはり後半部の方が自分には少しは趣向の合った歩きだったかもしれない。しかし、地図には名前もない川越山。あの前後の上り下り、後半部だっただけに疲れた身体にはかなりしんどかった。 . . . 本文を読む
前回の笹子雁ヶ腹摺山に引き続き、今回は「笹子」なしの雁ヶ腹摺山。10年前のこの時期に行ったことはあったが、あいにくの曇り空で、長い林道歩きをした結果はシルエット状の富士山を見てハイおさらば。今回は2度目ということになる。五百円札の富士を見たいという願いは何とかかなえられた。4月に入れば大峠まで車で入れる。わざわざ下から尾根を登り上げるのもおめでたい歩き方だが、その分、銃声は聞こえたものの静かで穏やかな歩きを楽しむことができた。惜しむらくは、ついでに行った姥子山からの富士山が時間的に遅かったせいか霞がかなりかかってしまい、あの景観からして見事な富士の姿だろうにと思うと残念だった。 . . . 本文を読む