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◎2015年12月29日(火)─ハイトスさんと
南西尾根末端近くの駐車地(7:58)……605m(8:25)……707.4m三角点(8:57)……798m(9:47)……ハイキング道合流(11:12)……栗生山(11:18~11:43)……くず葉峠駐車地(12:39)
今回の栗生山の南西尾根歩き、これは<山旅DIARY>の仮面林道ライダーさんの後追いである。違うところは、車を2台使えたため、くず葉峠からの帰路を車道テクテク歩き1時間45分が車利用に置き換えられただけの話で、後は創意も工夫もまったくない。
ライダーさんが昨年の6月にその記事をアップされて以来、ずっと歩いてみたいと思っていた。栗生山は25年前の1月に雪をこいで一般ハイキングコースを歩いたことがあるだけで、以降は、ツツジが満開になっても、くず葉峠の存在を知ろうが、たいした興味もない山だった。それだけに、ライダーさんのお歩きにはいたく感心した。
そして、何よりも興味をひいたのは、ところどころで古道と重なっているようで、石祠を目にするルートのようだということ。年代物の石祠や石仏大好きな自分には、これは見逃せない。
だが、車道歩き1時間45分だけは勘弁願いたい。致し方なく、破線ルートを途中から栗生山に登り、くず葉峠に至る。その先は北上して1017mから、これまた破線ルートを下るといったコースを、貧弱な発想で自分なりにあみ出してみたりした。石祠は期待できないかもしれないが、歴史のある黒保根村だ。なければ、戻る途中の道端の石祠や石碑を眺めるだけでも救われる。つい先日、これを実行するつもりでいたが、寒くて布団から抜け出せずに断念。そのままになっていた。
ところが、奇特な方もいるようで、快く応じてくれたのがハイトスさんだ。ハイトスさんもライダーさんのルートには興味があったらしい。では、せっかくですから、車道テクテクなしで歩いてみましょうかということになった。
7時に黒保根の道の駅で待ち合わせとなったが、コンビニのコーヒーを飲んだりしたため、改めての便意でいつもの岩宿遺跡のトイレに立ち寄ることになる。これで7時到着が危うくなり、ハイトスさんにメールを入れたが、7時ちょうどに道の駅に到着。ハイトスさんは震えながら外でタバコをふかしておられた。気温は0℃。これで風が出てこなけりゃいいのだが。
ここで余計なことを記す。その筋の方には大好きなお話。トイレの件。個室に入ってから、トイレットペーパーがかなりやせ、凹凸エリアに入っているのに気づいた。いつもならある予備置きもない。これで済ませられるのかなと心配した。自信もない。何とか折り返したりして、茶色の芯だけ残したが、今回は危うかった。その分、手は丹念に洗った。
そんなことはどうでもいいが、実は、自分予定では6時に自宅を出て、6時45分に道の駅に到着。ハイトスさんを待ちながらカップうどんを食べるといったつもりでいたが、ずっと40キロ走行のトラックやら便意の理由による遅れでは、ちょい待ちとも言えまい。腹を空かせたままで、道の駅を出発する。
まずはくず葉峠に向かい、ハイトスさんのお車をデポ。ちなみに、ハイトスさんはこちらから栗生山に歩かれたことがあるようだ。気温は時たま-1℃になったりしている。引き続き、たそがれオヤジの車で本日の出発地に下る。わかりづらかった。ライダーさん記事の掲載写真を思い出しながら向かったが、あちこちで工事をしていて、写真に載っていたのを見たのは電波塔のような鉄塔だけで、車を置かれたゴミ捨て場は工事で片側通行になっていた。致し方なく通り過ぎて先に行き、この付近が尾根の取り付きだろうと、適当な路肩に車を置いた。
(取り付き尾根が見えている。右斜面は何やら工事をしている。小汚い景色だが、手前はビニールハウスではなく発電関係の施設のようだ)
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(太陽光パネル)
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(登りづらいことこの上なし。右に工事斜面)
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お互い、タバコを吸いながらの準備。喫煙に関して、ハイトスさんはすっかりと元の木阿弥になっている。足を聞かれ、今日は登山靴と答えたが、どうも、自分が地下タビで歩くのを期待されているようだ。この時期は、布の地下タビは冷たくて厳しいのではないでしょうか。強くプッシュされれば、地下タビにしたろうが、考えてみれば、今日は地下タビ歩きがよかったかもしれない。
大がかりな太陽光発電の施設があった。目標尾根の右も削られていた。怪しげなコンクリートの建造物もあった。水利施設ではなさそう。その脇を登ったが、えらく歩きづらい。斜面は不安定。たまに工事用のロープを使ったりして登り、工事現場から離れたが、今度は落葉の堆積で滑る。すぐに息が上がった。落ち着いたところで息を整えると、尾根越し右手に栗生山が見えた。あの山の姿は遠くからでも識別ができる。
(栗生山が見え)
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(最初の石祠残骸)
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(そして2つ目。これは神社扱いのようだ)
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すでにここで、ライダーさんが初っ端に確認された石祠(神社)は見逃している。そこではないところから入り込んだようだ。だが、すぐに屋根だけのつぶれた石祠を確認した(1基目)。周囲に胴体部は見あたらない。ここはうっすらと踏み跡が上に続き、古いピンクテープも垂れている。工事用、山仕事用のものかはわからないが、この先も、山林関係者は出入りしている尾根ルートのようだ。
続いて間もなく小高いところに出ると、2つ目の石祠があった。これは神社らしく、注連縄の残骸が下に垂れ、現金110円の賽銭が置かれている。年代を見ると宝暦三年九月と明瞭にあった。下の祠といい、ここはきっと古道ルートだろう。この先が楽しみでもある。足尾の危うい古道は苦手だが、こういった古の香りのする古道は大好きだ。
(ヤブが出てくる)
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(605mからの眺め。赤城山の上空は荒れている)
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(伐採地のヘリを下る)
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ヤブめいたところになった。よく見ると、ヤブの間に道筋が見えている。おそらくシカなりの通り道だろうが、それに沿うと、少しはましだが、ヤブはそんなに長くは続かない。小高い丘に着く。ここが605m標高点かと思う。周囲はヤブだが、ちょっと離れると、赤城山が顔を出した。赤城の上には雲がかかっている。周囲は青空。今日は日本海側の天気が荒れているようだが、その影響だろう。
50m(標高差。以下同)ほど伐採地に沿って下る。遠く先にガードレールや人家も見えていて、このまま里に下るのではといった錯覚に陥る。その間にハイトスさんはヤブ防御用のメガネを装備。実はすでに遅しで、以降、障害になりそうなヤブは出てこなかった。ちなみに、ライダーさんが歩かれた6月は、当然、ヤブも熾烈なものだったろう。
(放置された運搬機)
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(次は三角点。歩きやすく明るい尾根だ)
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鞍部に着くと、ライダーさんの記事で見た、台車のような、キャタピラとモーターが付いた運搬機のようなものが放置されていた。軽油でも入れてモーターを回すのだろうが、どう見ても、ちょっと手直しすればそのまま使えそうな感じがした。
植林の尾根を707.4m三角点を目指す。それなりにきついが、あちこちに踏み跡のようなものがある。ジグザグに登ると楽だ。ヒノキの植林とはいっても薄暗くもなく、見上げると空が覗いているのでうっとうしさはない。
なだらかな尾根になった。カラマツの間をしっかりした道型が通っている。これも作業道だろうか。古道ベースだとしても、結構、歩かれているようで、捨てられた空き缶が目立つところで、樹には赤ペンキが出てくる。
(707.4m三角点)
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(傍らに3基目)
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ちょっと一登りで三角点到着。小スペースの広場風のところに三角点石標と石祠があった。石祠には享保八年と刻まれている。ここはピークで、それなりの山名があるのではと思ったが、山名板はなく、それを吊るしたらしき針金が垂れていた。何と記された山名板だったのだろうか。後で調べると三等三角点の点名は「奥山」となっている。ここは黒保根の上田沢に位置する。あるいは「田沢奥山」かもしれないが、いわゆる田沢奥山は別口にあるから、山名を奥山、もしくは田沢奥山としたのをだれかが撤去したのかもしれない。勝手な想像だ。ここに、今年の9月に訪れた「フジオカT.K」さんのマークがあった。三角点アタッカーの方だろうか(気になってネットで調べると、あちこちにTK氏のマークは残されているようだが、共通して、平のアンテナ線のようなものにマジックで書き込みといったパターンのようだ。ハイトスさんはすでにご存じのような感じだったが)。
一休みしたいが、じっとしていると寒い。ハイトスさんは、汗をかいたと上のフリースを一旦脱いでいたが、また着込んでいる。さらに休むと、お互いタバコを吸いたくなるというもの。ここは我慢するとしましょう。何せ、後になってから思い出すと、自分がゆっくり1本ふかしている間に、ハイトスさんはせっせと2本吸っていらした。これでは年内禁煙はまず無理でしょう。
(左から道型が入り込む。これを利用)
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(斜面に4基目。おそらく、この前を古道が通っていたのだろう)
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鞍部に下る。行き先に見える栗生山の山頂は手前のピークに隠れて頭だけになっている。それだけ近づいたということだろうが、まだ全ルートの1/3にも達していない。
斜面の左側から作業道のような、巻き道のような道型が現れ、これを利用する。途中、斜面に4基目の石祠を見つける。左に奉納者の刻字は確認できるものの、右の年代側はすり減って不明だ。鞍部に着く。
これも余談。先日、地元の山を探索していたら石祠に出会った。左右の胴体部分には石灰のような粉が振りかけられて白くなっていた。年代やら文字を読みとろうとしたのだろうか。判読できなきゃそのままにしておけばいいものの、それでは済まない方々もいるようだ。せめて、水で流すなりして後始末だけはして欲しい。石祠も、せっかく自然になじんでいるのに、目を覚ますこともないだろう。
(現役っぽい作業林道。崩れの左から難なく登れる)
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(赤ペンキが出てくる)
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(振りかえって三角点峰)
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さて、この鞍部、車が通れそうな幅の道が東西を横切っている。現役ではないようで、部分的に落葉が積もって、入り込むと膝まで没した。再び尾根に上がって登る。ここは取り付き斜面が崩れている。ここから、しばらく断続的に赤ペンキが続くようになった。傾斜はゆるやか。左カラマツ、右雑木に仕切られた道型を進む。ハイトスさん、再びフリースを脱ぐ。この辺、いい感じの歩きを楽しめる。
防火線に似た中の歩きが続く。アップダウンは続くもさして苦労がかかるものでもない。樹間に次のピークが見えている。798mだろうか。右手先には栗生山。石祠はさっきの4基目で終わりだろうか。しばらく目につかない。ちょっと残念だが、尾根の間はしかたもないか。きっと鞍部の峠を越える部分が古道になっているのだろう。
(岩場が顔を出してくる)
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(岩も次第に大きくなる)
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少しばかり急になって、岩混じりになる。正面の岩には赤ペンキ矢印が記されている。直登せずとも脇から簡単に巻ける。この先、岩稜帯が続き、まさにバリエーションルートの雰囲気になる。半分退屈気味の感じがしていたところだけに、この変化はおもしろい。左手の展望が開け、赤城山が見えたり隠れたりする。やはり吹雪いているのだろう。周囲に風花が舞っている。地元の言葉では風花が「ふっこし」だ。高校生の時、黒保根から通っていたのが「ふっこし」と言っていたのをいまだに覚えている。
話しは戻り、岩場の登りといったらハイトスさんだろう。少しは楽しみましょうよと言われ、あっさり巻けるのに敢えて直登したりする。
(前方、栗生山の頭)
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(5基目)
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岩場が途切れ、798mに到着。ちょっとした高台だ。栗生山もかなり近づいている。ようやく歩程の半分は過ぎたようだ。
40mほど下ると鞍部。やはりここも峠か。左右にうっすらとした荒れた感じの踏み跡が下り、石祠がある。本日5基目ということになる。石祠はもうないかとがっかりしていたところだっただけにほっとした。年代は確認できない。
(これは長い岩場だった)
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(攀じ登る)
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(桐生奥の山並み)
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登り返すと岩場。この岩場、かなりのロング。左右を見ると巻けそうだが、ハイトスさんの手前、直登する。一人ならあっさりと巻いた。尖がった岩もある。これを登るわけではない。岩場に上がると、展望が開け、桐生奥の山並みも見えてきた。目立つ鋭鋒は根本山だろうか。それとも鳴神山? ハイトスさんにお尋ね。不明のまま。
(ヤセ岩場もある。なかなか飽きない)
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(この辺から足の痛みが出てきたようだ)
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やせた岩場をそのまま行くと、下ることもなくそのままの尾根になる。ハイトスさんが遅れがちになる。聞けば、太腿が痛くて、ふくらはぎの痛みに転化しないように、ダマし歩きをされているとのこと。お気の毒に。まして一か月ぶりのお歩きだ。今日の自分は、先日の榊山の件もあって、しっかりとふくらはぎのサポーターを履いてきている。出だしも寒かったし、そろそろ痛みが出そうだと思うところも何ともなく、今日の足は至って快調だ。
(いい感じが続く)
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(また振り返る)
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(これは大きい)
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(上に登るとさらに)
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(岩の上から左手。900m標高点ピーク)
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(ここは右でしょう)
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雑木の尾根になり、ちょっとしたピークで休憩。ハイトスさんがフリースをまた着込む。とにかく、今日は休むと寒い。風が冷たい。陽があたっているところでも寒い。手持ちの温度計では4℃をさしている。体感は0℃といった感じなのだが。
ちょっと下って登ると、今度は張り出しの大岩。これを巻くのなら、左からだろう。そっちの方にテープもあった。だがここも直登する。この日一番の難所だったが、特別な危険は感じなかった。岩場の上からの眺めが良い。
(登りきるとカーブポイント)
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(6基目。本日のラスト)
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また、普通の尾根に戻った。地図をしっかり読んでいれば問題はないのだが、この先で、尾根は北東向きから北西に変わる。気づかずに直進すると、カーブポイントの奥に今日最後の6番目の石祠があった。これもまた字がつぶれているが、ここは鞍部でも峠の地形でもない。ただ、北や南を向いていたこれまでの石祠と違って、これは、東、栗生神社方面を向いている。ちょっと違った意味合いの石祠かもしれない。いや、3基目も東向きだったか。
そのまま危うく東に下るところだったが、振り返ると樹の間に先の尾根が見えていて、これに復帰。この辺はクマの生息地なのか、新し目のフンが転がっていた。しかし、転がっているといえば、この尾根は空き缶やビン、中には一升瓶の破片すらやたらとある。ハイカーの始末ではないだろう。山仕事の方々かと思うが、自分の仕事場をゴミだらけにして平気なのだろうか。ハンターという可能性もあるか。自分らはただの一見のハイカーに過ぎない。立場違いの推測で余計なことは言うまい。
(栗生山が近づき)
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(南側ピーク)
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(しつこく続く)
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(手前の尾根伝いに歩いて来た)
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(これを下るのは無理だった)
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雑木の尾根が続く。鞍部から登り返して、間もなく栗生山の手前、南側ピークだ。まさか山名は栗生山南峰ではあるまい。また岩場が出てくる。岩のコブを2つほど越える。2つ目はその先が切れ落ちていたため、左横に逃げるしかなかった。手前ピークは木立ちに囲まれ、展望は確かなものではないが、しっかりした踏み跡が通っている。きっと、栗生山からの下りで誤って入り込むか、キジ用の人もいるのではないだろうか。
(ここから明瞭な踏み跡)
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(ハイキング道に合流)
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(栗生山の山頂が見えてくる)
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(栗生山山頂。お手軽コース+2時間20分)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/49/acc6e4937e199ecab4eff1e040bdc899.jpg)
下ると、ハイキングコースが右の林から続いていた。オジサンが何やら手帳のようなものに書き込みをしている。栗生山も初めてではないようだが、ハイキングコースは薄暗い林の中の歩きだとおっしゃっていたが、今日あたりは日陰歩きで寒かったろう。
今日一番とも思えそうな急登で栗尾山山頂に到着。足痛めのハイトスさんはきつそうに登って来られた。オジサンはさっさと石宮の方に向かった。
ここでランチ。ありがたいことに、ハイトスさんから味噌汁をいただいた。かさばりもするし、もう、面倒くさくもなっているコンロを持ってくることはなくなっているが、ポットのお湯はありがたい。暖まった。せめて、これからは忘れかけたポット持参ということにしよう。
最後に白湯をいただいて出発。くず葉峠に向かう。その間に、オジサンは展望岩に向かい、そのまま下ったようだ。山頂に戻らずともに栗生神社に下れるようになっているのだろう。
(展望岩から)
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(富士山遠望)
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展望岩に着くと、これまでの風花はとうとう本降りの雪になってしまった。風は冷たく、やたらと寒い。赤城山は半分消え、周囲の山の上空が白くなっている。それでいて、南側を見ると、白い富士山が青空に浮かんでいたりする。
ここからの下りも尾根伝いで、途中、破線路に合流してくず葉峠に至るということになる。ハイトスさんが見つけた桃源郷が西の沢沿いにあるようだ。秩父でいえばウノタワといった感じだろう。ちょっと興味をひいたが、足を痛めているハイトスさんに連れて行ってよとせがむのもなんだから、いずれ、ハイトスさん記事を確認してから改めて行くことにしよう。指先案内だけはしていただいた。
(下る。景色が白くなっている)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/82/d60aef9b18f3f394e861352a367508d9.jpg)
(ここの雰囲気もいい)
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(破線路合流点。右に下るのが破線路ルート)
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雪はまもなくやんだ。下りの尾根の様相は、これまでの南西尾根の延長といった感じだ。下って登るの繰り返し。岩混じりのところもある。こちらはよく歩かれているようで、しっかりした踏み跡とテープがある。地図を見る限りは、尾根の分岐を間違えても、車道には出られるようになっている。とはいっても、一度歩かれたことのあるハイトスさんまかせに後ろをくっついて歩いているから、一人なら、途切れがちな踏み跡で迷うかもしれない。
北から北東に向きを変えて登り返すと破線路との合流。破線路南側には枯れ木でバリケードしていたが、入り込んでみると、踏み跡らしきものは見あたらず、むしろヤブめいてもいた。以前、<オッサンの山旅>で、破線路歩きを目論んだオッサンさんが、踏み跡もないので尾根に回った記事を拝見したことがある。ハイトスさんも体験されたのか、踏み跡もないことをおっしゃっていた。踏み跡がないのはさして気にはならないが、このルートが沢沿いであること、周囲が針葉樹っぽいところがどうも気になる。薄暗い沢筋を黙々と登り続けるのはつらい。
(この先で急になる)
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(ここから車道に下った)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/bc/f0a289df3c769b1fa9f203259f2b2fe7.jpg)
(くず葉峠)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b2/cdb8df9b458b8145fe26fbfe6d03519f.jpg)
くず葉峠が近づくと急になった。落葉も滑る。樹につかまりながら下る。このまま尾根の末端まで行くのはつらいなと思っていたら、右下に建造物が見え、その先には車道も見えたので、さっさと尾根から逃げて車道に出た。この辺は別荘地とのこと。数軒の家屋がある。おかしなところに出てしまい、玄関前を通過してくず葉峠に出た。
ハイトスさんがなかなか来ない。尾根の途中で小用とおっしゃるので置き去りにした。その間、震えながらタバコを吸って、峠から北に続く尾根を眺めていた。ハイトスさんがその気なら、こちらの体力に問題はないが、あの足では無理でしょう。いずれ歩くこともあるだろう。
10分ほどしてハイトスさんが車道をテクテクと上って来た。様子を見に行こうかと思っていた矢先だった。尾根末端まで下られたそうだ。やはり、今日はこれで終わりということになった。改めて、またいずれだ。
時間にして4時間40分程度の歩きだった。この仮面林道ライダーさんの後追い歩き、なかなかおもしろかった。古道あり、石祠あり、岩場あり…。これに沢歩きも加わっていたらかなりのバリエーションコースだろう。今年、最後の歩きになりそうだが、面白くもなんともなかったで終わらずに済み、むしろヒットの歩きだったとも言えようか。
(本日の軌跡)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/38/6820b2a6f0ce7813cbbfeb931bb117b6.jpg)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」
(付録)
冒頭部分で栗生山のことを「あの山の姿は遠くからでも識別ができる」と記しているが、その特徴的な姿を確認したのはどこの山からだったっけと、その時に歩いた山の名前をずっと失念していた。ぶなじろうさんのコメントを拝見し、歩いた山が東側対岸の中野山だったことを思い出した。せいぜい3年前の歩きである。失念したのは何とも情けないが、その際に眺めた栗生山の写真を参考までに掲載。真ん中のボコボコの山である。
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南西尾根末端近くの駐車地(7:58)……605m(8:25)……707.4m三角点(8:57)……798m(9:47)……ハイキング道合流(11:12)……栗生山(11:18~11:43)……くず葉峠駐車地(12:39)
今回の栗生山の南西尾根歩き、これは<山旅DIARY>の仮面林道ライダーさんの後追いである。違うところは、車を2台使えたため、くず葉峠からの帰路を車道テクテク歩き1時間45分が車利用に置き換えられただけの話で、後は創意も工夫もまったくない。
ライダーさんが昨年の6月にその記事をアップされて以来、ずっと歩いてみたいと思っていた。栗生山は25年前の1月に雪をこいで一般ハイキングコースを歩いたことがあるだけで、以降は、ツツジが満開になっても、くず葉峠の存在を知ろうが、たいした興味もない山だった。それだけに、ライダーさんのお歩きにはいたく感心した。
そして、何よりも興味をひいたのは、ところどころで古道と重なっているようで、石祠を目にするルートのようだということ。年代物の石祠や石仏大好きな自分には、これは見逃せない。
だが、車道歩き1時間45分だけは勘弁願いたい。致し方なく、破線ルートを途中から栗生山に登り、くず葉峠に至る。その先は北上して1017mから、これまた破線ルートを下るといったコースを、貧弱な発想で自分なりにあみ出してみたりした。石祠は期待できないかもしれないが、歴史のある黒保根村だ。なければ、戻る途中の道端の石祠や石碑を眺めるだけでも救われる。つい先日、これを実行するつもりでいたが、寒くて布団から抜け出せずに断念。そのままになっていた。
ところが、奇特な方もいるようで、快く応じてくれたのがハイトスさんだ。ハイトスさんもライダーさんのルートには興味があったらしい。では、せっかくですから、車道テクテクなしで歩いてみましょうかということになった。
7時に黒保根の道の駅で待ち合わせとなったが、コンビニのコーヒーを飲んだりしたため、改めての便意でいつもの岩宿遺跡のトイレに立ち寄ることになる。これで7時到着が危うくなり、ハイトスさんにメールを入れたが、7時ちょうどに道の駅に到着。ハイトスさんは震えながら外でタバコをふかしておられた。気温は0℃。これで風が出てこなけりゃいいのだが。
ここで余計なことを記す。その筋の方には大好きなお話。トイレの件。個室に入ってから、トイレットペーパーがかなりやせ、凹凸エリアに入っているのに気づいた。いつもならある予備置きもない。これで済ませられるのかなと心配した。自信もない。何とか折り返したりして、茶色の芯だけ残したが、今回は危うかった。その分、手は丹念に洗った。
そんなことはどうでもいいが、実は、自分予定では6時に自宅を出て、6時45分に道の駅に到着。ハイトスさんを待ちながらカップうどんを食べるといったつもりでいたが、ずっと40キロ走行のトラックやら便意の理由による遅れでは、ちょい待ちとも言えまい。腹を空かせたままで、道の駅を出発する。
まずはくず葉峠に向かい、ハイトスさんのお車をデポ。ちなみに、ハイトスさんはこちらから栗生山に歩かれたことがあるようだ。気温は時たま-1℃になったりしている。引き続き、たそがれオヤジの車で本日の出発地に下る。わかりづらかった。ライダーさん記事の掲載写真を思い出しながら向かったが、あちこちで工事をしていて、写真に載っていたのを見たのは電波塔のような鉄塔だけで、車を置かれたゴミ捨て場は工事で片側通行になっていた。致し方なく通り過ぎて先に行き、この付近が尾根の取り付きだろうと、適当な路肩に車を置いた。
(取り付き尾根が見えている。右斜面は何やら工事をしている。小汚い景色だが、手前はビニールハウスではなく発電関係の施設のようだ)
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(太陽光パネル)
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(登りづらいことこの上なし。右に工事斜面)
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お互い、タバコを吸いながらの準備。喫煙に関して、ハイトスさんはすっかりと元の木阿弥になっている。足を聞かれ、今日は登山靴と答えたが、どうも、自分が地下タビで歩くのを期待されているようだ。この時期は、布の地下タビは冷たくて厳しいのではないでしょうか。強くプッシュされれば、地下タビにしたろうが、考えてみれば、今日は地下タビ歩きがよかったかもしれない。
大がかりな太陽光発電の施設があった。目標尾根の右も削られていた。怪しげなコンクリートの建造物もあった。水利施設ではなさそう。その脇を登ったが、えらく歩きづらい。斜面は不安定。たまに工事用のロープを使ったりして登り、工事現場から離れたが、今度は落葉の堆積で滑る。すぐに息が上がった。落ち着いたところで息を整えると、尾根越し右手に栗生山が見えた。あの山の姿は遠くからでも識別ができる。
(栗生山が見え)
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(最初の石祠残骸)
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(そして2つ目。これは神社扱いのようだ)
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すでにここで、ライダーさんが初っ端に確認された石祠(神社)は見逃している。そこではないところから入り込んだようだ。だが、すぐに屋根だけのつぶれた石祠を確認した(1基目)。周囲に胴体部は見あたらない。ここはうっすらと踏み跡が上に続き、古いピンクテープも垂れている。工事用、山仕事用のものかはわからないが、この先も、山林関係者は出入りしている尾根ルートのようだ。
続いて間もなく小高いところに出ると、2つ目の石祠があった。これは神社らしく、注連縄の残骸が下に垂れ、現金110円の賽銭が置かれている。年代を見ると宝暦三年九月と明瞭にあった。下の祠といい、ここはきっと古道ルートだろう。この先が楽しみでもある。足尾の危うい古道は苦手だが、こういった古の香りのする古道は大好きだ。
(ヤブが出てくる)
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(605mからの眺め。赤城山の上空は荒れている)
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(伐採地のヘリを下る)
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ヤブめいたところになった。よく見ると、ヤブの間に道筋が見えている。おそらくシカなりの通り道だろうが、それに沿うと、少しはましだが、ヤブはそんなに長くは続かない。小高い丘に着く。ここが605m標高点かと思う。周囲はヤブだが、ちょっと離れると、赤城山が顔を出した。赤城の上には雲がかかっている。周囲は青空。今日は日本海側の天気が荒れているようだが、その影響だろう。
50m(標高差。以下同)ほど伐採地に沿って下る。遠く先にガードレールや人家も見えていて、このまま里に下るのではといった錯覚に陥る。その間にハイトスさんはヤブ防御用のメガネを装備。実はすでに遅しで、以降、障害になりそうなヤブは出てこなかった。ちなみに、ライダーさんが歩かれた6月は、当然、ヤブも熾烈なものだったろう。
(放置された運搬機)
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(次は三角点。歩きやすく明るい尾根だ)
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鞍部に着くと、ライダーさんの記事で見た、台車のような、キャタピラとモーターが付いた運搬機のようなものが放置されていた。軽油でも入れてモーターを回すのだろうが、どう見ても、ちょっと手直しすればそのまま使えそうな感じがした。
植林の尾根を707.4m三角点を目指す。それなりにきついが、あちこちに踏み跡のようなものがある。ジグザグに登ると楽だ。ヒノキの植林とはいっても薄暗くもなく、見上げると空が覗いているのでうっとうしさはない。
なだらかな尾根になった。カラマツの間をしっかりした道型が通っている。これも作業道だろうか。古道ベースだとしても、結構、歩かれているようで、捨てられた空き缶が目立つところで、樹には赤ペンキが出てくる。
(707.4m三角点)
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(傍らに3基目)
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ちょっと一登りで三角点到着。小スペースの広場風のところに三角点石標と石祠があった。石祠には享保八年と刻まれている。ここはピークで、それなりの山名があるのではと思ったが、山名板はなく、それを吊るしたらしき針金が垂れていた。何と記された山名板だったのだろうか。後で調べると三等三角点の点名は「奥山」となっている。ここは黒保根の上田沢に位置する。あるいは「田沢奥山」かもしれないが、いわゆる田沢奥山は別口にあるから、山名を奥山、もしくは田沢奥山としたのをだれかが撤去したのかもしれない。勝手な想像だ。ここに、今年の9月に訪れた「フジオカT.K」さんのマークがあった。三角点アタッカーの方だろうか(気になってネットで調べると、あちこちにTK氏のマークは残されているようだが、共通して、平のアンテナ線のようなものにマジックで書き込みといったパターンのようだ。ハイトスさんはすでにご存じのような感じだったが)。
一休みしたいが、じっとしていると寒い。ハイトスさんは、汗をかいたと上のフリースを一旦脱いでいたが、また着込んでいる。さらに休むと、お互いタバコを吸いたくなるというもの。ここは我慢するとしましょう。何せ、後になってから思い出すと、自分がゆっくり1本ふかしている間に、ハイトスさんはせっせと2本吸っていらした。これでは年内禁煙はまず無理でしょう。
(左から道型が入り込む。これを利用)
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(斜面に4基目。おそらく、この前を古道が通っていたのだろう)
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鞍部に下る。行き先に見える栗生山の山頂は手前のピークに隠れて頭だけになっている。それだけ近づいたということだろうが、まだ全ルートの1/3にも達していない。
斜面の左側から作業道のような、巻き道のような道型が現れ、これを利用する。途中、斜面に4基目の石祠を見つける。左に奉納者の刻字は確認できるものの、右の年代側はすり減って不明だ。鞍部に着く。
これも余談。先日、地元の山を探索していたら石祠に出会った。左右の胴体部分には石灰のような粉が振りかけられて白くなっていた。年代やら文字を読みとろうとしたのだろうか。判読できなきゃそのままにしておけばいいものの、それでは済まない方々もいるようだ。せめて、水で流すなりして後始末だけはして欲しい。石祠も、せっかく自然になじんでいるのに、目を覚ますこともないだろう。
(現役っぽい作業林道。崩れの左から難なく登れる)
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(赤ペンキが出てくる)
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(振りかえって三角点峰)
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さて、この鞍部、車が通れそうな幅の道が東西を横切っている。現役ではないようで、部分的に落葉が積もって、入り込むと膝まで没した。再び尾根に上がって登る。ここは取り付き斜面が崩れている。ここから、しばらく断続的に赤ペンキが続くようになった。傾斜はゆるやか。左カラマツ、右雑木に仕切られた道型を進む。ハイトスさん、再びフリースを脱ぐ。この辺、いい感じの歩きを楽しめる。
防火線に似た中の歩きが続く。アップダウンは続くもさして苦労がかかるものでもない。樹間に次のピークが見えている。798mだろうか。右手先には栗生山。石祠はさっきの4基目で終わりだろうか。しばらく目につかない。ちょっと残念だが、尾根の間はしかたもないか。きっと鞍部の峠を越える部分が古道になっているのだろう。
(岩場が顔を出してくる)
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(岩も次第に大きくなる)
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少しばかり急になって、岩混じりになる。正面の岩には赤ペンキ矢印が記されている。直登せずとも脇から簡単に巻ける。この先、岩稜帯が続き、まさにバリエーションルートの雰囲気になる。半分退屈気味の感じがしていたところだけに、この変化はおもしろい。左手の展望が開け、赤城山が見えたり隠れたりする。やはり吹雪いているのだろう。周囲に風花が舞っている。地元の言葉では風花が「ふっこし」だ。高校生の時、黒保根から通っていたのが「ふっこし」と言っていたのをいまだに覚えている。
話しは戻り、岩場の登りといったらハイトスさんだろう。少しは楽しみましょうよと言われ、あっさり巻けるのに敢えて直登したりする。
(前方、栗生山の頭)
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(5基目)
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岩場が途切れ、798mに到着。ちょっとした高台だ。栗生山もかなり近づいている。ようやく歩程の半分は過ぎたようだ。
40mほど下ると鞍部。やはりここも峠か。左右にうっすらとした荒れた感じの踏み跡が下り、石祠がある。本日5基目ということになる。石祠はもうないかとがっかりしていたところだっただけにほっとした。年代は確認できない。
(これは長い岩場だった)
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(攀じ登る)
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(桐生奥の山並み)
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登り返すと岩場。この岩場、かなりのロング。左右を見ると巻けそうだが、ハイトスさんの手前、直登する。一人ならあっさりと巻いた。尖がった岩もある。これを登るわけではない。岩場に上がると、展望が開け、桐生奥の山並みも見えてきた。目立つ鋭鋒は根本山だろうか。それとも鳴神山? ハイトスさんにお尋ね。不明のまま。
(ヤセ岩場もある。なかなか飽きない)
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(この辺から足の痛みが出てきたようだ)
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やせた岩場をそのまま行くと、下ることもなくそのままの尾根になる。ハイトスさんが遅れがちになる。聞けば、太腿が痛くて、ふくらはぎの痛みに転化しないように、ダマし歩きをされているとのこと。お気の毒に。まして一か月ぶりのお歩きだ。今日の自分は、先日の榊山の件もあって、しっかりとふくらはぎのサポーターを履いてきている。出だしも寒かったし、そろそろ痛みが出そうだと思うところも何ともなく、今日の足は至って快調だ。
(いい感じが続く)
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(また振り返る)
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(これは大きい)
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(上に登るとさらに)
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(岩の上から左手。900m標高点ピーク)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/50/8f83db9c575d4d18cb35567018e6202c.jpg)
(ここは右でしょう)
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雑木の尾根になり、ちょっとしたピークで休憩。ハイトスさんがフリースをまた着込む。とにかく、今日は休むと寒い。風が冷たい。陽があたっているところでも寒い。手持ちの温度計では4℃をさしている。体感は0℃といった感じなのだが。
ちょっと下って登ると、今度は張り出しの大岩。これを巻くのなら、左からだろう。そっちの方にテープもあった。だがここも直登する。この日一番の難所だったが、特別な危険は感じなかった。岩場の上からの眺めが良い。
(登りきるとカーブポイント)
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(6基目。本日のラスト)
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また、普通の尾根に戻った。地図をしっかり読んでいれば問題はないのだが、この先で、尾根は北東向きから北西に変わる。気づかずに直進すると、カーブポイントの奥に今日最後の6番目の石祠があった。これもまた字がつぶれているが、ここは鞍部でも峠の地形でもない。ただ、北や南を向いていたこれまでの石祠と違って、これは、東、栗生神社方面を向いている。ちょっと違った意味合いの石祠かもしれない。いや、3基目も東向きだったか。
そのまま危うく東に下るところだったが、振り返ると樹の間に先の尾根が見えていて、これに復帰。この辺はクマの生息地なのか、新し目のフンが転がっていた。しかし、転がっているといえば、この尾根は空き缶やビン、中には一升瓶の破片すらやたらとある。ハイカーの始末ではないだろう。山仕事の方々かと思うが、自分の仕事場をゴミだらけにして平気なのだろうか。ハンターという可能性もあるか。自分らはただの一見のハイカーに過ぎない。立場違いの推測で余計なことは言うまい。
(栗生山が近づき)
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(南側ピーク)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/94/002e294306e88c62d0576ad6b97e1af6.jpg)
(しつこく続く)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/d2/9686080cbbe0da9cd19eccd884538ff2.jpg)
(手前の尾根伝いに歩いて来た)
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(これを下るのは無理だった)
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雑木の尾根が続く。鞍部から登り返して、間もなく栗生山の手前、南側ピークだ。まさか山名は栗生山南峰ではあるまい。また岩場が出てくる。岩のコブを2つほど越える。2つ目はその先が切れ落ちていたため、左横に逃げるしかなかった。手前ピークは木立ちに囲まれ、展望は確かなものではないが、しっかりした踏み跡が通っている。きっと、栗生山からの下りで誤って入り込むか、キジ用の人もいるのではないだろうか。
(ここから明瞭な踏み跡)
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(ハイキング道に合流)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/08/574cce5a65a306d3606ff87df48a11ba.jpg)
(栗生山の山頂が見えてくる)
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(栗生山山頂。お手軽コース+2時間20分)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/49/acc6e4937e199ecab4eff1e040bdc899.jpg)
下ると、ハイキングコースが右の林から続いていた。オジサンが何やら手帳のようなものに書き込みをしている。栗生山も初めてではないようだが、ハイキングコースは薄暗い林の中の歩きだとおっしゃっていたが、今日あたりは日陰歩きで寒かったろう。
今日一番とも思えそうな急登で栗尾山山頂に到着。足痛めのハイトスさんはきつそうに登って来られた。オジサンはさっさと石宮の方に向かった。
ここでランチ。ありがたいことに、ハイトスさんから味噌汁をいただいた。かさばりもするし、もう、面倒くさくもなっているコンロを持ってくることはなくなっているが、ポットのお湯はありがたい。暖まった。せめて、これからは忘れかけたポット持参ということにしよう。
最後に白湯をいただいて出発。くず葉峠に向かう。その間に、オジサンは展望岩に向かい、そのまま下ったようだ。山頂に戻らずともに栗生神社に下れるようになっているのだろう。
(展望岩から)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/76/ad4b1f9fbd74375ae4f3b7c1332e9d91.jpg)
(富士山遠望)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/1f/c85cd450ab74632761904e4f9604b477.jpg)
展望岩に着くと、これまでの風花はとうとう本降りの雪になってしまった。風は冷たく、やたらと寒い。赤城山は半分消え、周囲の山の上空が白くなっている。それでいて、南側を見ると、白い富士山が青空に浮かんでいたりする。
ここからの下りも尾根伝いで、途中、破線路に合流してくず葉峠に至るということになる。ハイトスさんが見つけた桃源郷が西の沢沿いにあるようだ。秩父でいえばウノタワといった感じだろう。ちょっと興味をひいたが、足を痛めているハイトスさんに連れて行ってよとせがむのもなんだから、いずれ、ハイトスさん記事を確認してから改めて行くことにしよう。指先案内だけはしていただいた。
(下る。景色が白くなっている)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/82/d60aef9b18f3f394e861352a367508d9.jpg)
(ここの雰囲気もいい)
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(破線路合流点。右に下るのが破線路ルート)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/34/f0d13c586b5abc8d7e75d2aa6125e151.jpg)
雪はまもなくやんだ。下りの尾根の様相は、これまでの南西尾根の延長といった感じだ。下って登るの繰り返し。岩混じりのところもある。こちらはよく歩かれているようで、しっかりした踏み跡とテープがある。地図を見る限りは、尾根の分岐を間違えても、車道には出られるようになっている。とはいっても、一度歩かれたことのあるハイトスさんまかせに後ろをくっついて歩いているから、一人なら、途切れがちな踏み跡で迷うかもしれない。
北から北東に向きを変えて登り返すと破線路との合流。破線路南側には枯れ木でバリケードしていたが、入り込んでみると、踏み跡らしきものは見あたらず、むしろヤブめいてもいた。以前、<オッサンの山旅>で、破線路歩きを目論んだオッサンさんが、踏み跡もないので尾根に回った記事を拝見したことがある。ハイトスさんも体験されたのか、踏み跡もないことをおっしゃっていた。踏み跡がないのはさして気にはならないが、このルートが沢沿いであること、周囲が針葉樹っぽいところがどうも気になる。薄暗い沢筋を黙々と登り続けるのはつらい。
(この先で急になる)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/bb/e87943e33b268e35cc39e4422b4b20c4.jpg)
(ここから車道に下った)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/bc/f0a289df3c769b1fa9f203259f2b2fe7.jpg)
(くず葉峠)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b2/cdb8df9b458b8145fe26fbfe6d03519f.jpg)
くず葉峠が近づくと急になった。落葉も滑る。樹につかまりながら下る。このまま尾根の末端まで行くのはつらいなと思っていたら、右下に建造物が見え、その先には車道も見えたので、さっさと尾根から逃げて車道に出た。この辺は別荘地とのこと。数軒の家屋がある。おかしなところに出てしまい、玄関前を通過してくず葉峠に出た。
ハイトスさんがなかなか来ない。尾根の途中で小用とおっしゃるので置き去りにした。その間、震えながらタバコを吸って、峠から北に続く尾根を眺めていた。ハイトスさんがその気なら、こちらの体力に問題はないが、あの足では無理でしょう。いずれ歩くこともあるだろう。
10分ほどしてハイトスさんが車道をテクテクと上って来た。様子を見に行こうかと思っていた矢先だった。尾根末端まで下られたそうだ。やはり、今日はこれで終わりということになった。改めて、またいずれだ。
時間にして4時間40分程度の歩きだった。この仮面林道ライダーさんの後追い歩き、なかなかおもしろかった。古道あり、石祠あり、岩場あり…。これに沢歩きも加わっていたらかなりのバリエーションコースだろう。今年、最後の歩きになりそうだが、面白くもなんともなかったで終わらずに済み、むしろヒットの歩きだったとも言えようか。
(本日の軌跡)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/38/6820b2a6f0ce7813cbbfeb931bb117b6.jpg)
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平24情使、 第921号)」
(付録)
冒頭部分で栗生山のことを「あの山の姿は遠くからでも識別ができる」と記しているが、その特徴的な姿を確認したのはどこの山からだったっけと、その時に歩いた山の名前をずっと失念していた。ぶなじろうさんのコメントを拝見し、歩いた山が東側対岸の中野山だったことを思い出した。せいぜい3年前の歩きである。失念したのは何とも情けないが、その際に眺めた栗生山の写真を参考までに掲載。真ん中のボコボコの山である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/8c/0dd5a8703b9504f97f18a99aa0c46809.jpg)
栗生山は、中野山付近から一度だけ眺めて、なんと怪異な山容なのだろうと思いました。険しそうで近づき難い感じを受けました。皆様、色々なルート取りをしていて感心してしまいます。
ハイトスさんも足痛ですか!しかも、一回休憩で2本とは!まるで、自分の事のようです。ただ、違うのは、自分だったら、全て巻きですよ。
その筋の話し、よくありますねぇ~。私の場合、緩いので、必ずチリ紙を忍ばせております。
今年も、たそがれさんの記事で大いに楽しみました。ありがとうございました。
仮面林道ライダーさんの記事を見て栗生山に行ってみようかと思いつつ、たそがれさんが登られるならその記事を見ればいいかと今年の締めは秩父にしました。
サポーターはふくらはぎ用もあるのですね。私は下山時膝に巻いています。
中野山でしたか…。実は、その怪異な姿を正面に見ているのに、どこの山からだっけなぁと悩んでおりましたが、解決いたしましたよ。そういったマイナーの山名がストレートに出てこないのですわ。困ったものです。
ぶなじろうさんも2本休憩ですか。2本もふかしたら心臓バクバクになりませんか?
ハイトスさんの今年の目標は年内で禁煙ということのようでしたが、まずは無理でしょう。1日30本吸う方が、明日から禁煙というのは、元旦からまずは起き抜けの一服で、そろそろ禁煙しようかと言っているようなものですよ。
トイレの件、チリ紙の件はあたり前のことですが、実は、ふききれなかったら、車積み込みのロールを持ってきて、ふきなおすつもりでもいたのですよ。まぁ、その手間もなく済みましたが。
来年もまた、ぶなじろうさんの記事を楽しみにしております。そろそろ、リハビリの度数を上げてください。
ふみふみぃさんはバラ尾根を登られたようですね。
後でじっくりと拝見いたします。
栗生山、ハイキングルートを歩いているのでは植林の中の歩きで、まったく面白味もないと思います。
今回のルートどりはまったくのライダーさんの後追いでしたが、地図を眺めながら、一人で歩いた場合を想定して、他に2本ほどの尾根経由を考慮しておりました。616m経由なんかはその口ですが、地形図ではなだらかそうで、おもしろいかもしれません。
それよりも、くず葉峠の北側を歩いてみてくださいな。部分的にあにねこさんが歩かれているようです。
サポーター、今のところ膝に支障はないので、ふくらはぎ用を購入しましたが、この時期はつい身体も冷えてしまいますので、かなり快適ではありましたよ。
膝用もついでに買ったのですが、両方使ったら、ガチガチ歩きになるような感じもいたします。
ふみふみぃさんの来年もまたのお歩きを楽しみにしております。
お疲れ様でした。
幸い足の筋肉痛は一時だけのようで、お風呂でマッサージしたら大丈夫でした。
太股から脹ら脛に伝染したら歩けなくなってしまいますよね。
自分も今後はサポーターを常備することにしますよ。
今回は結構楽しめた歩きとなりました。
ご引率頂き有り難うございました。
ただでさえ足でまといなのに足痛では面目無いことこの上ない。
来年もこれに懲りずによろしくお願いいたします。
何とも謙虚なコメントをいただき恐縮いたみいります。
体調不良はお互い様とも申せましょう。まして、ハイトスさんに至りましては、桐生でのちょい山歩きをはさみながらも実質一か月のブランクですから、足の痛みが出たとしても仕方がないでしょう。
しかし、その太ももからふくらはぎへの伝染ですが、私の場合、あっけないものですよ。その点、ハイトスさんの筋肉構造は、太ももで食い止めて、すごいなと思っていましたよ。
個人の体質にもよりましょうが、私の場合は、少なくともふくらはぎはサポーターでカバーできましたよ。意外に効くものですね。
今回の歩き、ハイトスさんとの同行で楽しいものでした。歩きもバリエーションでしたしね。感謝いたしております。ありがとうございました。
引き続き、来年もまたよろしくお願いいたします。
くず葉峠の北側とは記事冒頭の1017地点、997.6三角点塔を経由していくルートでしょうか。あにねこさんの記事もその他の方が歩いた記事も無名峰がためか探せませんでした。
年明け数日もそこまで寒くなさそうなので登り始めに行ってみるのは面白そうですね。ルートを考えてみます。
ふみふみぃさんの荒っぽい尾根歩きを、今年もまた着目させていただきますよ(笑)。
ということで、まさにそのご指摘ルートですよ。
あにねこさんはさらに北を歩かれているようです。ただ、ピストンです。一人では仕方ないでしょうね。
たいして急激な尾根歩きではないようですが、おもしろいかもしれません。あくまでも憶測ですよ。
もし、初っ端歩きでしたら、記事をお待ちしております。
改めましてあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。桃源郷コースを花の時期に後追いで歩いた際に割りと岩が多いなぁと思ってましたので、それに続く尾根もしかりで、楽しめたようですね♪もし単独なら自転車で戻ればだいぶ車道歩きは緩和出切るかなと思います。↑北の1017mあたりの話が出てくるあたり、同じこと考えてるなあと新年になったら何か新しくなるわけでもないですよね(笑)
今回のコース、地図で眺めている限りは長大に見えますが、実際に歩いてみると、意外に短く感じます。
それゆえに、引き続きの北側も気になるというものです。
チャリの導入は、足尾の歩きで、庚申山ゲートデポ+親水公園P戻り以来、懲りてからやっておりませんが、くず葉峠からでしたら、登りもなく下り一辺倒でいいかもしれませんね。
地図を眺めていると、本当に課題が山積していくものですね。実際に歩けるものやら、苦痛を感じないかものなのかは別にして。