まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

Dog is God//開拓者(ヤナギラン)オメリュシク

2014年07月19日 | らら(幸)
   ららはかみさま by ももははさん

ユキ(ミルコ)くんの命日は7月9日だったそうです。
ミルコ捜索過程で保護されたららちゃん。


"銅版画家の山本容子さんが言ってる「Dog is God 犬はかみさま」そのもの。
今 我が家も 「ららはかみさま」。ミルコがくれた幸せです。
写真はもものお供えを勝手に食べ オヤツ抜きとなり ふて寝中のらら。"




ついでにわが家のかみさまもUP。

ほとんど家ではこうして横になっています。水を飲むときと食べることがらみのときだけ
起き上がります。また散歩ではときに随分歩きますし、まだまだ元気です。


                           

     開拓者   オメリュシク

 ヤナギランはおどろくべき植物だ。森のこの区域にヤナギランは、まるで影も形もない
ように見える。だがここで森の保全のために伐採が行われ、木くずが燃やされた。
野焼きの黒いしみの上になにかの草が芽を出すまでにはまだ何年もかかりそうだ。
ところがつぎの春にはもうその場所に数本の背の高い草の茎が育ち、六月ちかくなると花
が見えてくる。これこそがヤナギラン、またの名「イワンのお茶」である。
いったいどこから現れたのだろう? まるで大火事の跡を開拓しにやって来たようだ。

 ヤナギランはすばらしい蜜源植物だ。この赤紫の花は茎の頂に円錐形についている。
花はいっせいに咲かないで、下の花が咲き終わるにつれ、上の花が開いてくる。
この「波状の咲き方」のおかげでミツバチはおよそ一ヶ月ヤナギランで生計をたて、
一ヘクタールあたり五〇〇キロまで蜜を集めることができる。 

 イワンのお茶は美しさでもひけをとらない。この草がはえている焼け跡や伐採地はバラ色
の雲がたちこめているようだ。これほど高くうっそうとした茂みをつくる草はそうざらには
ない。
 草はお茶にする(それがきっと呼び名の由来である)、根と若葉からはサラダができる。
民間療法でも名高い。
 まったく大した開拓者だ!


以下の画像は北杜市の家の庭のヤナギラン。6、7年前のものです。
はじめ1株だったものが殖えました。








  花のあとの綿毛をつけたヤナギランもすてきです。


ロシアのヤナギラン(イワン・チャイ=イワンのお茶)の画像は → こちら
イワン・チャイの動画は → こちら
コメント (7)
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