私の嫌いなもの、病院と美容院。両方とも歩きで7,8分もかからないくらいの近さなのに、行かなければと思ってからもぎりぎり引き伸ばします。
美容院は暮れに数か月ぶりのぞいたら、混んでいるので、即やめました。今年に入って20日も過ぎてしまったので、限界かなと昨日行ってきました。
帰りにごく近くにある市の図書館に寄ってみました。借りるつもりはなかったのですが、すぐ読めそうな児童文学書を2冊、ロシア現代文学1冊借りてきました。
今朝早起きしたので、読んだのが、これです。
フィリッパ・ピアスは大好きな作家です。『トムは真夜中の庭で』を読んだ方はきっといらっしゃるでしょう。
ピアスは、犬好きでよく出て来ます。きっとテリア好きだと思う。
借りてきたこの本ができたいきさつが面白いです。作者のピアスの娘と挿絵を描いてる画家のヘレン・グレイグの息子が結婚して、息子が二人生まれた―ーつまりピアスとグレイグには共通の孫二人がいるおばあちゃんというわけ。その孫のためにおばあちゃんのひとりはお話しをひとりは挿絵をかいて、出来上がった本がこれなんです。残念ながら、本が出来上がる前にピアスは亡くなってしまったそうなのですが。
そんな風に娘(息子)が結婚して、おばあちゃん同士で孫のために本をつくるなんて、すてき。
孫たちは知ってる(多分)犬やおばあさんや野原やら出て来て、わくわくしたでしょうね。私はね、しなかったですけど・・・(笑)
もう1冊「8つの物語」というのを借りてきたのだけど、前に読んだ本でした。叉読みました。よかったです。こちらくらいの年齢の子どものお話しが好きです。
幽霊の飼い主が猫たちと一年に一回もとの家に戻って来る「チェンバレン夫人の里帰り」は不思議で迫力がある。幽霊がよくでてきて、『幽霊を見た10の話』は大好き。なかでも「招かれて」は何度も何度も病気で寝ているときには必ず読んだお話しです。幽霊が幸せでない人や子供の思いを叶える・・・ ピアス、いいです。大好き。
『こわがっているのはだれ?』は読みました?犬の話、いいですね。
ピアスはやっぱり大好き。