まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

ももちゃん便り (4)脳腫瘍が判るまで その2

2006年03月14日 | ももちゃん便り
                   どこでもバランス上手なもも    

MRI検査の結果、専門医も驚愕するくらいももの症状と実際に体の中で起こっていることが、相関していませんでした。言葉を選び、選び、慎重に話す様子に今まで気がつかなかった私達に対しての思いやりを感じました。

腫瘍が3cm近くまで大きくなるには、数年を要しただろうに・・・
場所が小脳(橋)角だから、難聴か耳鳴りがあったのだろうか?と思いつつ、
思い当たるのは、「左耳をしきり掻く」「左目をしきりにこする」この2つでした。
2つのことは、2004年の夏くらいから、始まり、耳が先だったと思います。
とても気になったので、3箇所の獣医に行きましたが、3箇所とも「問題ない」と言われました。

2005年の始めころから、前足の震える回数が増えたので2箇所の獣医で診てもらいましたが、骨折痕があったため、脳の異常を見逃しました。
脳腫瘍は少しづつ脳を圧迫しながら、大きくなっていったため、ももも上手くバランスを保っているのだと思います。

耳や目のことにしても、足の震えにしても、もし、仮に脳の異常を疑ったとして
「CTやMRI検査をしましょう」と、飼い主に勧められるかどうか・・・全身麻酔ですし、検査できる施設が限られます。
もっと、明確な症状が出るまで、経過観察するという判断になっても不思議はないと思います。

私自身は、2005年の秋ころから、頭かもしれないと思い始めました。
この不安を獣医に伝えることを決心するまで、半年以上かかっています。
頭だとしたら、治療できないと思い込んでいたからです。
犬の脳腫瘍がどれくらいの頻度で見つかるのかは、判りませんから、簡単に勧められる検査ではありませんが、何か、気になることが続くようでしたら、検査をしてみるもの方法かと思いました。

検索していたら、日本獣医画像診断学会の講演に「麻酔なしでCT検査をする方法」が検討されていました。

http://jsvi.miyazaki-u.ac.jp/03-gakujyutu.htm)(一般講演7)

使う装置が、「マルチスライスCT」と言って、人間の病院でも新しいタイプのCTですので、動物病院にはまだ先かもしれませんが、麻酔なしで検査をしようという検討がなされていることは、大きな一歩だと思います。
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<わんこ紹介> アスキーくん (どんぐりさん)

2006年03月13日 | わんこ紹介

アスキーです。やさしいかわいい子でした・・・

生後2ヶ月ぐらいの時に後ろ足がひどい皮膚病になって、公園に捨てられていました。

2,3年は箸やお茶碗を置く音にもビクビクしながら反応していましたが、5年ぐらいかけて

やっと音にも慣れてきましたが・・5歳で白内障になり両目共見えてない状態でした。

時々、神様って本当にいるんだろうか、どうしてこんなに辛い思いばかりさせるんだろうか、

そう思う時もありました。

お散歩が大好きで、毎日、雨の日も雪の日もお散歩に行きました。家を建て、アスキーの

負担にならないように作った足洗い場、昼間気持ち良く日向ぼっこできるように作った

デッキ、どれも使わずいってしまいました・・・

引越して2日目の事、お誕生日がわからなかったので9/1をお誕生日にしたのですが

8回目のお誕生日の9/1亡くなってしまいました・・・あまりに急な事だったので

とても辛かったです。

火葬してもらいましたがどうしても納骨できず、今も家のリビングにいます。

そろそろお友達が沢山いる所へ帰してあげないといけないのですが、なかなか踏み切れ

なくて・・・

             **********************

今回はどんぐりさんのお家の子だったアスキーくんです。

いなくなってしまってもわんこは大事な思い出となって、それぞれのお家で

生きつづけているのですね。
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パンちゃんは

2006年03月12日 | パンジー
 
「おかあさん、パンちゃん、どうしてるだろう?」(マイ)

「パンちゃんね、ももちゃんが15日に脳腫瘍の手術だから、ももちゃんとももははさんの

そばにいって、応援してるんじゃないかって、おかあさん、思ってるの。」(母)

「うん、マイもそう思う。ももちゃん、ぶじに手術が終わるといいね。

あのさぁ、虹の橋をわたったとき、パンちゃん、ももちゃんとおかあさんにお別れの

ごあいさつにいったの?」(マイ)

「そうらしいよ。おかあさんね、パンちゃんはそのとき、もうももちゃんが

脳腫瘍だと知っていて、パンちゃんのがんばりパワーをももちゃんにバトンタッチしたんだと

思うんだ。」(母)

「パンちゃんのがんばりパワーをバトンタッチしてもらったんじゃ、ももちゃん、

だいじょうぶだね。」(マイ)

「うん、パンちゃんといっしょにマイちゃんもおかあさんも応援しようね!」(母)


       **************************


<わんこの健康・病気>についての記事は“わんこの健康・病気” にひっこしました~。

ムク父さんにご協力いただいてます。
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ももちゃん、手術がんばって!

2006年03月11日 | ももちゃん便り
                 ぼくも天国から応援してるよ!(だーとくん)

だーとさんから、ももちゃんへの激励メッセージが届きました。

「今日のももちゃん便りを読ませていただきました。 祈ることしかできませんが、

2003年10月、12歳5ヶ月で遠くにいってしまっただーとも、ももちゃんの応援を

していると思います。

ももちゃん、手術がんばって!」
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ももちゃん便り (3)MRI検査

2006年03月10日 | ももちゃん便り
                    蓋の上からでも食べたい もも

ももの脳腫瘍は、取り難い場所にあるのでMRIの検査をしました。
病院の都合で、MRIが使えないから、
「他の病院で検査でも構いません」と言われていたのですが、それでは、写真となった断面
の情報しか伝わらないし、検査するなら、検査データを機械で立体合成して、腫瘍の状態
を細かく把握して欲しいと思い、専門医のいる病院でMRIの検査をお願いしました。

検査の結果は、
3cm弱の小脳(橋)角の脳腫瘍、膜から発生するタイプ
脊椎への転移はなし
内耳に、同じタイプの腫瘍または、炎症あり

手術についての説明
今、うちの病院では、脳腫瘍の場合、目で見て腫瘍と判る部分を全部摘出しています。
ところが、ももちゃんの場合、MRIで細かく確認したところ、腫瘍が脳の膜に巻き込んでいるのと、腫瘍の場所が、延髄に非常に近いので、取りきれない可能性が高いです。
手術前に、全部摘出できないという説明で申し訳ないのですが、ご理解下さい。
また、内耳の病変に関しては、今回、外科的に取ることはできないので、
手術の時に使う抗生物質に反応すれば、炎症ですし、反応がなければ腫瘍です。
腫瘍の場合は、また、改めてどうするか検討したいと思います。

放射線治療についての説明
目で見て腫瘍が残る場合も、放射線治療である程度、腫瘍の発育速度が遅くなります。


説明を聞き、専門医に
「仮に腫瘍が全部取りきれなくても、手術をお願いします。腫瘍が残った場合でも、この子の寿命と腫瘍の発育速度とどちらが早いかだと思いますから」と話しました。

手術は3月15日です。
腫瘍が大きいのと、場所が延髄に近いことなどから、
普通の脳腫瘍よりも、手術の時間が長くなるだろうということ。
また、今の予定では、首からアプローチしようと思っているけれど、MRIを立体合成した画像をじっくり見て、アプローチの方法を決めたいと思うこと。

目や顔の麻痺など 今、はっきり判らないことの説明もありました。

専門医が、もものことを、「生きることに貪欲な子」と褒めてくれました。
腫瘍の大きさなどを考えると、食べたり、歩いたりが不思議だそうです。
きっと、パンちゃんがももを助けてくれているのだと思いました。

帰りの車の中では、ウツラウツラしているももに
「貪欲なんだって!当り前だよね~」と言いながら、
撫でようとすると、嫌がって、吼え、
手枕が外れると、「手枕しろ」と吼えまくりでした。
専門医が、「意思表示がはっきりしているのもすごいですよ」と言っていたのを思い出しました。
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ももちゃん便り 2 脳腫瘍がわかるまで

2006年03月08日 | ももちゃん便り
 
                  抱っこに慣れてきたもも

2005年11月 左側の足を引きずるように歩く
         左前足の甲が地面につくことが多い
         足の爪が、側面や上側など、四肢が地面にきちんとついていない
          様子で減っている
          階段の昇り降りが出来ない

        *骨折痕と膝蓋骨脱臼があったため、これらが原因と近所の獣医は診断

2005年12月 散歩の時、シッポが上がらない
         散歩時間が極端に短くなる
         両前足に力が入らない(前転することがある)
         左目が窪む
         首が左に傾く
         体全体のバランスが悪い(頭が肩より下がる、右前足が外に湾曲)
  
        *加齢のためと近所の獣医は診断

2006年2月 ホーナー(ホルネル)症候群(左目の瞬膜露出、まぶたの下垂、
         目があっかんべーのような状態)
        夕方になると 四肢に力が入らない
        左周りに歩くことが多くなる(腫瘍の場所によっては、右周りだそうです)
        壁つたいに歩く
        クシャミが多い
        熟睡できない様子 (睡眠時間がとても短い)
        姿勢を保つことが困難
        横になると、自分で起き上がれないことがある
        私以外の人が 頭を触ろうとすると 威嚇する

        *専門医にて 小脳(橋)角の脳腫瘍と診断(痙攣、旋回運動が起こったら、
          即、獣医に行くように指示される)
        *薬にて、症状緩和(天気が悪いと 辛そうにしている 熱っぽい様子もある)
        *薬が切れて、四肢硬直を起こす

治療方法として、手術と放射線治療を選択
(11歳は、今の時代 犬でも若いのだそうです。
 ももより、年の大きいワンコや症状の重いワンコも手術をしたら良くなったそうです。

 手術をしたら、いつまで生きられるかという質問はしていません。
 それは、今の病気を治すことが最優先だと思っているからと
 少しでも、生活の質を向上させたいと思っているからです。)


☆ももちゃん、明日は専門医の病院でMRIの検査だそうです。
 6時には出発とのこと。
 ももははさん、気をつけていってらしてください!
                            (まいぱんまま)
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マイちゃんのチャームポイント その2

2006年03月08日 | マイ

マイの首から背中にかけての毛はゆるやかに波うっています。

それで散歩のときによく「毛がウェーブしてて、すてきですね」って言われます。

お手入れがいいともっとすてきになるのでしょうね。
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マ・メールそのご

2006年03月07日 | 全体
さて、とつぜんですが、マ・メールはそのごどうなったの?って思ってらっしゃる方もいらっしゃることと思います。 えっ?いない? まあ、そういわずに、見てください。



<ありがとう>はとれちゃったんですが、こんなに葉がでてきました。

このほか、わが家の窓辺には野菜の使い残りの菜園が・・・。(左側は猫柳ですが。)

  

これは島ネギ。使ってしまったものをコップの水につけていたら、根がでてきたので植えました。
再収穫をしています。

  

これは大根のしっぺた。

  

大根の花って、とってもすてきですね。

  
    
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ももちゃん便り

2006年03月06日 | ももちゃん便り
明け方、ももが吠えて、呼んだので、あわてて、側に行ってみると四肢が硬直して
いました。(四肢硬直は、四肢がピーンと伸びている状態。足を手にのせてみると、
4本とも棒状に硬くなっています。)
硬直や痙攣は、動かすのが良くないので、そのままの状態で、目振、嘔吐がないのを確認。(嘔吐がある場合は、吐いた物が詰まっていないか確認が必要です。また、
首を伸ばした方が良いと思います)
右前足(一番調子の良い足)を、手にのせていたら、しばらくすると、足に柔軟性が
戻ってきました。この足を曲げたり、伸ばしたり出来るのを確認してから、順次他の3本も同じようにしました。(一番悪い、左前足は、最後に確認。この足は、柔軟性が戻るのに少し時間がかかりました。)

ももの様子は、落ち着いているのですが、息苦しい様子だったので、首の下にタオルを入れて、頭と肩(?)がまっすぐになるようにしたら、寝息が聞こえてきました。
脳腫瘍と判っているから、症状に予測がつく分、慌てずにいられます。
確かな診断は大事なことだとつくづく感じました。

専門医で処方された薬は1週間分でした。昨晩から切れているので、硬直が起こったのかもしれません。朝から、壁つたいでしか歩けないので、「手術に差し支えなければ、薬を飲ませたい」と思いました。
ももが通院している獣医は、診療時間外は連絡がつかないので、緊急時は、初めて
の獣医に行く必要もあり、このことも心配でした。
専門医に電話をして、これらのことを相談しました。

『薬』については、
「ももちゃんの体重から1日3錠まで大丈夫です。1日2錠で、様子は落ち着くと
思いますから、2錠にしましょう。
2錠で様子をみて、安定したら、1日1錠に減らして下さい。
手術まで日にちは短いですから、無理に減らさなくても大丈夫です」とのことでした。

『緊急時に行った先で伝えなければならない注意事項』については、
「緊急時、伝えなければいけないこと、処置したいことは山のようにあります。
 ただ、人の場合で、考えて頂くと判り易いのですが、脳腫瘍で 外科や内科に、
 緊急で行っても対応できないのと同じだと思って下さい。
 このことを理解して頂いた上で
 『小脳(橋)角に、脳腫瘍があります』と伝えて、通じていないようでしたら、
 『小脳の延髄に近い部分に 脳腫瘍があります』と話して下さい。
脳神経に詳しい獣医は少ないので、もしかしたら、それでも通じないかもしれませんから、『無難な処置をして欲しい』と話して下さい」
とのことでした。

薬を飲ませたら、落ち着きました。

天気によって、体調に波があるものの 自分で立ち上がれるので、このまま手術まで過ごせそうな感じでいます。

        写真は、足の飾り毛が光っているもも。
        (縮小したら、判り難いですね。)

        
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19歳のななちゃん

2006年03月06日 | わんこ紹介
以前同じ職場だったYちゃん(娘と同い年)の愛犬は、19歳(!!)の柴犬ななちゃん。

さすがにもう目は見えませんが、お散歩だってしているんですよ。

家族みんなに愛され、大事にされて、安心して毎日を過ごしてます。

ななちゃんの着ている服はお母さんが編みました。愛情いっぱいであったかそうですね。
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だって春だもん

2006年03月04日 | マイ
    

       風は冷たいけれど、日ざしは春。       
       
       ごろっ。
      
       地面あったかーい。  ↓




       ひゃっほぉ! ごろっ。  ↓    




       ふぅーっ、きもちいー。

       もういっちょいくかぁ!  ↓    




    
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ひな祭り

2006年03月03日 | パンジー
今日はひな祭りですね。

大きなおひなさまは飾るところもないし、飾りませんでした。

このおひなさまは去年マイとパンちゃんといっしょに病院へいったとき、一軒おい

た陶器屋さんで買いました。

これからずっと、これを飾るたびにパンちゃんを思い出すことでしょうね。
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飾り毛?

2006年03月02日 | マイ
                           

今日もすぐそばの花屋さんでおやつをもらうマイ。
                          
右耳のまわりのほわーっとしたものが見えるでしょうか。
                                                     

ちかくで見るとこんな感じ。
                           

今はちょっとすくなめですが、これって飾り毛っていえるでしょうか。
                           
散歩で朝日や夕日にあたると、金色でとってもきれいなんですよ~。

マイちゃんの数ある(笑)チャーミングポイントのひとつ、このほわほわ毛が
                           
母は大好き。
                           
チャーミングポイントのない母もほわほわ毛がほしいです!
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「パンジーとマイの日記」から「まいぱん日記」へ よたよたとスタートしました~

2006年03月01日 | 全体

3月1日に「パンジーとマイの日記」からこちらに移行!と決めていたのに、いつもながらの準備不足。

よたよたとスタートしつつあります。(先が危ぶまれますね~)

このブログはわが家のマイのこと、私の日常のちょっとしたことなどをつづっていくことになると思います。
またパンジーの病気でお世話になったももははさんにときどき記事を書いていただくようお願いしました。

ももははさんのおうちのももちゃん(野良ちゃん出身)はつい最近脳腫瘍と分かり、手術をすることになりました。旧日記にひきつづいて、ももちゃん便りでももちゃんの様子を書いていただきます。
またわんこの病気についての知識が豊富なももははさんにいろいろなアドバイスをいただこうと思います。どうぞ、みなさんも参加して、わんこの健康の情報交換の場にしてください!

雨があがったようなので、散歩にいってきまーす。

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