製菓衛生師(4)学校選び 通学昼間 通学夜間 通信
私たちのような、製菓業務に従事していない人は学校で学ばないといけないことがわかりました。
学校はどこでもいいわけではありません。製菓衛生師法第5条第1項によると、都道府県知事の指定する養成施設である必要があります。
都道府県知事が指定しているので、各都道府県のウェブサイトを見ればわかると思いますが、47都道府県全てのウェブサイトを開くのは効率が悪いです。厚生労働省のウェブサイトに全国の養成施設が一覧になっていますので、こちらを見るのがおすすめです。厚生労働省のトップページにある検索窓から「製菓衛生師_養成施設」などをキーワードに探せます。修業年限、通学通信の別、昼間夜間の別、所在地などが書いてありますので、時間帯や通学所要時間などをイメージしながら自分に合うものを絞り込んでいきます。
ここで気付いたのですが、通信課程の指定を受けているにもかかわらず生徒募集をしていない学校もあります。おそらく内部の調理師科の学生のダブルライセンスを対象としているものでしょう。ある程度絞り込んだら学校のウェブサイトで募集要項を確認し、一般募集していない学校については諦めてほかを探すしかありません。
●通学昼間か通学夜間か通信か
通学は原則的に毎日学校に行き、出席を取って日直があって、語学や就職指導もあって定期試験もある。いわゆる学校です。
専門学校の昼間の2年課程だと1700時間以上の授業が必須ですので(学校教育法)、かなりの知識と技術を教えてもらうことができます。資格取得後に製菓業界に就職してその道でやっていく人や、仕事を辞めて学校に行くような場合は通学がよいでしょう。なお、学費は200万近くかかります。専門課程ですと卒業時に専門士の称号を得ることができ、大学への編入も可能です。
同様に昼間の学校としては短期大学があります。製菓衛生師コースを設けている短期大学に入学し、卒業します。卒業時に準学士の称号を得ることができ、大学への編入も可能です。
夜間課程では夕方から夜にかけて授業があります。学校にもよりますが17時から18時くらいが最初の授業のスタートですので、大学生や、仕事を定時に上がれる人なら通えるでしょう。100万くらいかかります。専門学校の授業を受けられるのでこれも本格的です。
通信制は自宅学習の通信講座を基本とし、168時間のスクーリングが必須(製菓衛生師法施行規則第7条)です。資格取得に必要な最低限のカリキュラムですので時間も費用も負担が小さくて済みます。費用はおよそ30万。就職指導や試験対策などは規定の時間数に含まれないので、自分でやることになります。趣味が高じて資格が欲しくなった人、仕事があるので学校に通えない人などが向いています。
私の場合は仕事があったこと、どの学校も自宅から遠いこと、家庭があるのでお小遣いといえどもあまり高額な学費は払えないこと、資格を取った後に製菓業界に転職するわけではないことなどから迷わず通信制に決めました。
私たちのような、製菓業務に従事していない人は学校で学ばないといけないことがわかりました。
学校はどこでもいいわけではありません。製菓衛生師法第5条第1項によると、都道府県知事の指定する養成施設である必要があります。
都道府県知事が指定しているので、各都道府県のウェブサイトを見ればわかると思いますが、47都道府県全てのウェブサイトを開くのは効率が悪いです。厚生労働省のウェブサイトに全国の養成施設が一覧になっていますので、こちらを見るのがおすすめです。厚生労働省のトップページにある検索窓から「製菓衛生師_養成施設」などをキーワードに探せます。修業年限、通学通信の別、昼間夜間の別、所在地などが書いてありますので、時間帯や通学所要時間などをイメージしながら自分に合うものを絞り込んでいきます。
ここで気付いたのですが、通信課程の指定を受けているにもかかわらず生徒募集をしていない学校もあります。おそらく内部の調理師科の学生のダブルライセンスを対象としているものでしょう。ある程度絞り込んだら学校のウェブサイトで募集要項を確認し、一般募集していない学校については諦めてほかを探すしかありません。
●通学昼間か通学夜間か通信か
通学は原則的に毎日学校に行き、出席を取って日直があって、語学や就職指導もあって定期試験もある。いわゆる学校です。
専門学校の昼間の2年課程だと1700時間以上の授業が必須ですので(学校教育法)、かなりの知識と技術を教えてもらうことができます。資格取得後に製菓業界に就職してその道でやっていく人や、仕事を辞めて学校に行くような場合は通学がよいでしょう。なお、学費は200万近くかかります。専門課程ですと卒業時に専門士の称号を得ることができ、大学への編入も可能です。
同様に昼間の学校としては短期大学があります。製菓衛生師コースを設けている短期大学に入学し、卒業します。卒業時に準学士の称号を得ることができ、大学への編入も可能です。
夜間課程では夕方から夜にかけて授業があります。学校にもよりますが17時から18時くらいが最初の授業のスタートですので、大学生や、仕事を定時に上がれる人なら通えるでしょう。100万くらいかかります。専門学校の授業を受けられるのでこれも本格的です。
通信制は自宅学習の通信講座を基本とし、168時間のスクーリングが必須(製菓衛生師法施行規則第7条)です。資格取得に必要な最低限のカリキュラムですので時間も費用も負担が小さくて済みます。費用はおよそ30万。就職指導や試験対策などは規定の時間数に含まれないので、自分でやることになります。趣味が高じて資格が欲しくなった人、仕事があるので学校に通えない人などが向いています。
私の場合は仕事があったこと、どの学校も自宅から遠いこと、家庭があるのでお小遣いといえどもあまり高額な学費は払えないこと、資格を取った後に製菓業界に転職するわけではないことなどから迷わず通信制に決めました。