佐野美術館へ行って来ました。
今度の日曜日で終わる浮世絵版画展、かなりたくさんの人がいらしていました。
大阪の和泉市久保惣記念美術館所蔵の6000点を超える浮世絵版画から、
150点が厳選されて展示されています。
歌川広重(1797~1858)と葛飾北斎(1760~1849)、江戸後期に活躍した有名な二人。
広重の東海道五十三次之内と北斎の春興五十三駄之内という作品が並列して展示され、
東海道の同じ宿場町がそれぞれの目線で表現されていました。
当時の旅人は、江戸から京都までの500キロを約2週間で旅したそうです。
一日10里半、41キロちょっとを歩いたという説明を読んで、はあーっと思いました。
200年前の景色を想像しながら、200年でこんなに変わるものか・・・
昔の景色が頭に残り、不思議な気分でスーパーで買い物をして帰ってきました。