MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

癌治療

2019-01-20 17:00:00 | komako

去年の夏ごろから顔を見ないなと思っていた人に、久しぶりに会いました。

「実は癌だったんです。」と聞き、「あー、そうだったんですか。」と一瞬はっとしましたが、

二人に一人が癌になると聞いているので、そうびっくりはしませんでした。

しかし、癌治療の話を聞いて驚きました。

数年前身近で癌治療の壮絶な半年間を見てきて、抗がん剤に対する強烈な拒否感を持ちました。

結局命を延ばすことは出来ずに、苦しみだけで亡くなっていったと感じたからです。

ところが昨日話を聞いた方は、ステージ4で手術は出来ないと言われ、

身の回りの物を処分した後、抗がん剤治療を始めたそうです。

その治療が副作用もほとんどなく、医師も驚くほど効果が出て、外科手術が出来ることになり、

8時間という大手術を11月に受けて、癌細胞は全てきれいに取り去れたのだそうです。

抗がん剤がマイナス方向にしか働かなかった人と、プラスに一直線だった人、

やっぱり少しの経験で、物事を決め付けてはいけないということです。

日本水仙の次に咲き始める黄色い水仙が、裏の道の百日紅の根元に咲いていました。

昨日会った方も、まだこれからリハビリの日々が続くようです。

頑張ってという気持ちを、この水仙に託します。

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風は冷たいけど

2019-01-18 22:27:41 | 富士山

太陽が隠れると、急に寒くなる一日でした。

夕方になると雲が消えていったので、富士山を眺めに行きました。

 16:16

夕陽が富士山の左半分を照らすような感じです。

風で富士山の雪も飛ばされ、寒々とした山頂が見えます。

今日はきれいな夕陽が見えるだろうなと思いましたが、寒い!

あちこちに植えた日本水仙が咲いているので、それを見ながら帰りました。

日の入りが5時になり、日々日が延びていくのを感じています。

空が次第に黄色オレンジ色っぽくなって、日が沈んでからも美しい空が続きました。

夕食の準備をしながら、キッチンにある窓を5時15分から5分おきに開けて空を見ました。

5時35分、かなり暗くなったので夕陽の残照と街の灯りが一層美しく見えました。

寒さはこれからもっと厳しくなる時期ですが、どんどん日も延びてゆくというのは、

うまく出来ているなあといつも思います。

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暴れる

2019-01-17 17:31:10 | 自然

駐車場の山に倒れ掛かっているクヌギの木が2本あります。

暴風でやられたのですが、いつだったか調べてみたら、2017年10月31日のブログで、

台風21号の影響だったことを思い出しました。

薪ストーブの販売をしている人が、このクヌギを切りたいということで、

木を伐る専門家に見てもらったそうです。

根こそぎ持ちあがっていますが、太いクヌギにぶつかって枯れ木にはなっていません。

この木を伐るのはそんなに難しい仕事では無いだろう、素人の浅知恵を知らされました。

プロの方の話ではこういう木が一番難しくて、枝が暴れるというのだそうです。

伐った枝がどこへ飛ぶかわからないということらしく、この手の仕事は引き受けないそうです。

この山の近くにも、木を伐っていて亡くなられた方がいらっしゃいます。

生きようとする木のエネルギーのすごさ・・・。

またまた自然の神秘と偉大さに、心が震えました。

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丸太の移動

2019-01-16 17:26:34 | MAMMA情報

去年の冬の仕事で、斜面にある長い丸太を下の広場に集めたのですが、

その時動かなかった物を、2本動かすことが出来ました。

先に動かした1本はとても長かったのですが、斜面を利用して工夫しながら、

押したり引いたり回したり、予定の場所に到着しました。

もう1本は太くて、切り株に引っかかっている状態。

切り株の出っ張りを切って、やっと乗り越えたと思ったら、次はフェイジョアの根元にガツン。

そこからがまた大変でした。

土手を削ったりしながら、少しずつ押して行き、やっとのことで回り切りました。

一年で一番思い切り力を出すのが、この作業かもしれませんが、

必死で考え悪戦苦闘する仕事は、時間のたつのを忘れて夢中になっている自分がいます。

丸太がなくなったので、フェイジョアの所を平らにしながら、土手を相当削りました。

歩きやすくなり、土手の草刈りが楽にできるようになったので、嬉しいです。

今日はバラの剪定をし、野生種のバラを植え替えました。

肥料も消毒も無しなので絶えていくバラもありますが、ここではそれも自然の事。

木は大きくなるとどんどん手間が増える、経験して分かったことです。

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不死身の花桃

2019-01-14 16:56:38 | MAMMA情報

富士見の花桃と名付けた花桃の木を見つけたのは、竹を切る前なので十数年前になります。

竹やぶの端にあったので、見つけた時は枯れる寸前のボロボロ状態でした。

竹を切って日が当たるようになったら、まさに不死身の花桃、復活していく姿に驚きました。

グラグラで中に空洞が出来ている幹が、今は動きません。

新しい枝を伸ばし、毎年たくさんの花を咲かせるようになりましたが、

今日よく見たら、このままではまずいかも?

折れた先から出てきた枝が太くなり、元の太い幹が支えられなくなって折れるのではと思いました。

枯れる寸前の折れた枝から次々と出てきた新しい枝に、花が咲いた時は感動しましたが、

いくらなんでもこれでは重すぎる、喜んでいる場合ではない気がしました。

以前動物の映像で、自分の角が大きくなり過ぎて自分の頭に突き刺さるというようなのを見たことがあります。

ふと昨日の新聞記事を思い出しました。

69歳の医師である父親を34歳の息子が殺してしまった、珍しくない現実が恐ろしい・・・。

花桃の新しい枝が悪いわけではありませんが、この木を生かし続けることが大事なので、

蕾がたくさんできている太い枝を切ろうと思います。

もっと早く気づいて剪定すればよかったのですが、なかなかそうはいきません。

強い木なのでこのまま放置していて折れたとしても、またそこから復活してくる気はしますが、

頑張って長生きしてという思いを込めて、軽くしてあげようと思います。

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