87歳になる元旦那のおばあちゃんは、昔、お隣に住んでいたのと、武士が初ひ孫だったのとで、すんごい世話になっていました。
彼女は、私の苦労を全て見て来た人で、その上で、いろいろアドバイスしてくれていましたが、私も若かったから聞く耳持たなかったし、喧嘩したりして、結構、やりあっていたんですよねぇ。
今日は、お正月だったのでおばあちゃんに会いに行って、あれこれ、話しをしていて、Mihoちゃんとカジノに行って、今の生活を続けていたら出会いなんて無いから変えなくちゃ~なんて話してたんだとか、言っていたら、ばあちゃん教えてくれました。
「私たちは、女だから、時々寂しくなることもある。そんな時に、ちょっと相手になってくれて、ちょっと楽しめる相手がいるのは幸せなことだけど、男を丸ごと信用したら不幸になる。男ってのは、どんなに誠実でも、誠実になろうとすればするほど嘘をつく生き物だから。女はそれを理解しなくちゃいけない。一緒に楽しんで、大事にしてあげてもいいけど、望みは持っちゃいけないよ。自分を明け渡しちゃいけないよ。そうしたら、幸せに付き合えるから」
やっぱ、苦労した人の言う言葉は違うなぁ。
重さが違う。
感動して、涙が出て来た。
なんで泣いてるのかわからないけど、涙がぽろぽろ出て来る。
なんか、やっと、解放されたって感じかなぁ。
一族の悲願だった、メルボルン大学に息子を入れる義務も果たしたし(直系長男4代目だもんねぇ、武士。インドネシアにシンガポールにアメリカにって、大物がいる一族だからプレッシャーすごかったねぇ)、「あんた、やる事やったから、もう自由になっても良いんだよ」って言われたような気がして、ホント、頑張ったよ稚恵子!って思った。
お義父さんも「中国人は、勉強を一生懸命頑張ったら、そのあとの長い人生が楽になるから辛抱するんだ。長い長い人生を素晴らしく楽しく生きれるんだから、それまでの、ほんの4、5年、耐えて、辛抱して、しっかり勉強するんだよ。卒業したら、スペシャルプレゼントをあげるから」なんて、武士に言っていた。
「楽しい日々」は、男社会の話しだろうから、こんこん(じいちゃん)に教えてもらえ~
お義父さんに「武士は大学院でマスターやるんだよ」って言ったら、すごく嬉しそうだった。
期待できる孫って、そんなに可愛いのかぁ。
日本に帰らないで、ここで頑張って良かったと、毎度のことながら思った。
離婚して15年。。。かな?
長男産んだご生母さまですんで、なぜか華僑の嫁やっていますが、だんだん、あたしの新年は旧正月になってきています。
今年は、正月早々、おばあちゃんに自由宣言されて、幸先が良い年明けになりました。
はっぴー