メルボルンの週末

なんだか街がにぎやかだと思ったら、先々週末はムンバーのカーニバル、先週はF１グランプリ、今週はトライアスロンで、世界中から人が集まっているのでした。
カジノのホテルもいっぱいいっぱいで、チェックアウトの時間を１時間伸ばすのも無理でした。
お義母さん、がんばってくれたのだけど、残念！

昨日は、チェックインしてから、カジノのVIPルームのレストランでお昼ご飯を食べて、自由時間。
武士は、近くのお友達の家へ。私と美鞠はトラムに乗って漫画喫茶へ。

漫画喫茶から帰り、トラムを待っていたら、街の真ん中でイエスキリストの教えをマイクで語っている若者が。
若いのに感心だのぅ～　って思っていたけど、あまりにもうるさいし、そもそも、毎週教会へ行くような熱心な信者じゃないと、宗教の教義ってのは、選挙カーの演説並みに意味を持たない。

持たないけど、若者が、批判を覚悟で一生懸命訴えている姿は、大したもので、がんばれ！と思うのでありました。

すると、そこへ。。。

なんだか、若い男の子２人が、わーわー叫んでる？？？

どうやら、「神なんていねーよー！」「神が居るなら、オレに金をくれー」なんて言って、彼らの怒りを青年にぶつけてた。

それでも、キリスト教の青年は、神の教えを語り続けていた。

若者達は、怒りゲージが上がって来たらしく、叫び声はさらに大きくなり、ダンボールで作ってた立て看板や、紙コップに入っていた飲み物を青年にぶつけて、怒りを表していたけど青年は「悲しいねぇ。とても悲しい行動です」と、取り合わない。

とうとう、若者達は、青年に殴り掛かって来た。

青年も、一段高いところに居たのだけど、バランスを崩してコンクリートに落ちそうになったので、若者達と向かい合い「そういう迷惑行為は止めてくれ」と静かに話したのに、若者達は、さらに殴り掛かって来たので、受けて立った！！！

稚恵子（右のほほを打たれたら左のほほを差し出せという教えを鵜呑みにしちゃいかん）←心の声

あ、あぶないっ！！！！！！

殴り掛かった若者が、あっさりと首を押さえ込まれて、地面にねじ伏せられた（笑）

キリスト教の青年、強し！！！

ふむ！神は、正しい者に味方したのか！！！

こうなったら、通りすがりの人もほって置けないし、仲裁に入り、これでお終いかと思ったとき！！

若者の１人が、何を考えたのか、ジーンズのチャックを下げて、自分のモノを取り出し「ばーかばーかばーか」とやり出した。

稚恵子（あぁ。。。ばかは、お前だよ。ここに居る人達、みんな、バカはお前だって思ったよ）←心の声

その後、静かになったところにトラムが来て、私と美鞠はカジノへ向かったのでありました。




晩ご飯は、お義母さんとお義父さんと義弟が一緒に来て、シーフードバイキングのレストランへ行きました。
お義母さんの支払いなんだけど、最初は、１人＄１５０くらいもするレストランへ行こうって言っていて、いやいや、そこは、一品は安いけど、お腹いっぱいにならないから、結局高くなるよっ！！！　ってことで、バイキングへ。

そこは、バイキングでもホテルのレストランだから美味しいのだ。
お義母さんもお義父さんも、海産物が大好きで、山盛り持って来ては、おかわり取りに行くんだけど、息子が教えても居ないのに、同じ事をしていたのが、すごく可笑しかった。

やっぱり、DNAには勝てませんなぁ。

来月から彼らはシンガポールに行くんだけど、この間、日本に行った時にシンガポール経由だった武士は、シンガポールで朝、昼、と、友人と楽しくすごし、食べ物がおいしくて気に入ったご様子。

武士「シンガポール大好き！食べ物美味しいし！！！」

なんて、言っちゃったもんだから、じーちゃん、ばーちゃん、メロメロ（笑）
今年と来年は、大学があるから、オーストラリアから出れないらしいけど、再来年卒業したら動けるから、その時にシンガポールに連れて行ってもらえるらしい。

仏教徒だから、年に一度のお参りがあるらしい。
自分のご先祖様なんだから、ちゃんとお参りしてご挨拶するのが礼儀です！行って来い！って何年も前から言ってるんだけど、やっと実現しそうで、ほっとした。