簿記検定の合格率が発表された

２級は予想よりやや低めの２９．４％、
３級はほぼ予想の範囲３８．２％

３級の合格率は担当した職業訓練のクラスが７０％程度
あと３名は、合格させたかった。
６８点で不合格というのは、実力だけど悲しい。

それ以外は言葉もない、惨憺たるありさま。

後任は、簿記の講師経験が１０数年あるという。
３級はほぼ１００％、２級でも９０％合格させてきたそうだ。
本来、資格学校なのだから、そうでなければおかしいと思う。

競合校がいない状態だから、これでもやってきたが、
これでは、ジリ貧になるのも仕方ない。

講師としての能力不足を痛感させられている。

ただし、同じ私が教えて、あるクラスは７７％、
それ以外は惨憺たる状態となった理由には、
圧倒的な授業時間数の差がある。

時間をかけることさえできれば、
簿記の初歩は、体で覚えればいいのだから、
いくらでも、なんとかなる。

少し前、学校でゆとり教育といって、
授業の時間数を減らしていたが、
同じ内容を教えるのならば、
時間をかけてゆっくり教えたほうが、
理解できる人数は、増える。
ゆとりにつながるのに、と思った。

ただ、
本当に、一流の講師だったら、
授業の時間数などに関係なく、
必要な実績をあげることができるのだろうと、
今さらながら、恥ずかしく思ったりする。