白ウサに踏まれた日

うさぎと人間のこと
うさぎブログ

うさぎが増えた。

2009-08-30 23:45:46 | うさぎのこと
箱うさぎさんから、飼育放棄のうさぎを頂いてきた。

WEB上の写真を見ていた限りでは、普通の家で、普通に暮らしている様子で、
牧草も食べているし、ただ、転居するので飼えなくなるだけなのかと。
5歳という年齢で、貰い手もなさそうだったし、何より、MOGUに似たロップだったため、
1匹増えてもなんとかなるかと気軽に引き受けた。

軽率だったなと、後悔している。

ソアホックだったということで、医師の指示で牧草を敷いて暮らしていたという。
それだけなら、問題ないのだが、どうも、あまり交換していなかった様子。

キャリーに入れたウサギを撫でていて、フケの多さが気になった。
ノンタンに伝染するのが心配なので、自宅に連れ帰る前に病院による。
案の定、ダニやら虱やら。
早速、駆除剤を投与され、隔離を指示される。

診察中に、裏返したところで、一瞬ぎょっとする。
後足の半分が赤く剥けているうえに、お尻から後脚の裏側まで殆ど禿げている。
以前、地リスを飼っていたときに、尻尾が尿やけで禿げてしまったが、同じだ。
目ヤニもひどいのでみてもらい、抗菌剤の目薬を処方される。
・・・・

普通の家で、普通に飼っていて、どうしてこんなに汚れているのだろう。

ノンタンは野良ウサギだった。
だけど、ノンタンが来たときだって、こんなに汚くなかった。
とてもじゃないけど、これでは、ノンタンと同居はさせられない。
使用していたケージ、トイレ等も一式頂いてきたが、絶対使いたくない。

慌てて、ノンタン避暑用のケージ(輸入ケージ)を清掃する。
ソアホック用のマットを敷き、柔らかいチモシーを敷く。
使用していた給水器も、水漏れがするので、水入れを用意する。
コロコロとミニ箒と、その他もろもろ、適当に用意して母屋に住まわせる。
家族からは、呆れた目を向けられる。

・・・安易な自分を、かなり反省する。

それでも、ぼろぼろの毛皮をしていても、フケだらけでも、
横顔の目はMOGUによく似て可愛い。
おちょぼ口で、ブルーベリーも食べ、ふやかしたペレットも完食する。
脚を伸ばして、ゆったりと寛ぐ。

反省するけど、連れて来てしまった以上は、仕方がない。
連れて来た以上は、もう家族だから、仕方がない。

・・・

翌日、

交換したペットシートに、血尿らしき染みを発見する。
半日で200ml以上の飲水量が、心配に輪をかける。
慢性腎不全か、子宮疾患か・・??

さすがに連れて来て早々、連続の病院通いには躊躇したので、
明日、通院することにする。(なんとなく今さら緊急も何もないかと)

・・・

安易に多頭飼育しようなどと思ってはいけない。
身の丈にあった飼い方をするべきなんだなと、あらためて反省する。

病院で医師に、さりげなく、「2頭飼うつもりがあったんですか?」
と聞かれて、「いえ、そういうつもりじゃなかったのですが、つい」と答えた。
その後の医師の様子も、かなり気になる。
軽い気持ちで飼育して大丈夫なんだろうか、と、思っているらしい。

・・・反省はしています。

だけど、我家のモットーは、絶対捨てない、なので、
明日は、定時で帰宅して、通院する予定。

なお、虱、ダニのことは、箱うさぎさんも、知らなかったという。
元飼い主さんも、里親探すのに一生懸命だから、都合悪いことは言わないんだよね。
「ショコラ」は、とりあえず、元気です。